日本で唯一のテーマパークコンサルタントから学ぶ「一流とは」
schoo講師名:清水 群
清水 群(ぐん)先生は、2大テーマパーク(ディズニー・USJ)を経験した日本で唯一のテーマパークコンサルタントです。
聞いたことない、強そうな名前の仕事ですね🧐
接客はもちろん、アトラクションのメンテナンス・設計、ビッグデータ分析による収益性改善など多種の業務をこなして、表と裏から感動体験を支える術を知り尽くしている先生なんです。
急流すべりとメリーゴーランドから学ぶ
急流すべりは、濡れたらクレームがくるでしょうか?
濡れることが分かっているから、ほとんどクレームはきません。
先に言えば説明
後から言えば言い訳
ここから事前説明の重要性が分かります。
清水先生は、経験から「8回言う」ことを徹底されています。
「待ち時間の表示」も、事前説明になります。
メリーゴーランドは、時計回りと反時計回りと、どちらが多いと思いますか?
反時計回りが多いです。
反時計回りのほうが安心して乗ってもらえるそうです。
理由は、回転軸の中心に心臓が近くなるからです。人の心臓は左側にあります。
回転の中心に心臓が近くなると、揺れ幅が少なく感じられ、気持ちが安定するようです。
人の左側に座って話しかけると、分かってもらいやすくなります。
メリーゴーランドの回りかたは、心理学の観点から工夫されていました。
ウォルトディズニーに学ぶ「一流」とは
仕事で、自分は「一流」だと思いますか?
私は全くダメで、三流、四流・・・
でも、一流になりたくて、一流についての本を何冊か読んでみました。
結局「才能があって、雲の上の人」というイメージでした。
この授業では、「一流」の働き方について、1つの答えが出ています。
私はこの授業を見て、「涙」がでました。
仕事の昼休み中にパソコン見ながら泣いてる、変な人ですみません💦
私は救われたような気がして
「一流を目指してみよう」という気持ちになりました。
私の働いている職場には、一流の人、結構たくさんいるなぁと思いました!!
ディズニーシーのプロメテウス火山には、
数ヶ所、水が出ているところがあります。
その一カ所だけ、水を触れるところがあります。
ほとんどの人がアトラクションに夢中で、その水に気づきません。
たまたま子供が気づいて触ろうとしても、大人は、キャストに怒られるんじゃないかと注意したりします。
その水は、実は「お湯」なんです。
火山から出る水なので、温かいのが自然です。
これに気づく人は、全体の2パーセントしかいません。
ディズニーは なぜ、そこまでするんでしょう?
「簡単に気づかれない」
それが一流
ディズニーは、たくさんの人に選ばれています。
しかし、ビジネスでは一度選ばれるだけではなく、選ばれ続ける必要があります。
気づかれたい
と思ってしまうと二流になってしまいます。
気づかれなくても、自分がやっていることがお客様のためになっていると思うだけで満足する。
本当の一流とは
自分を信じることができる人なのかなと思いました。
清水先生から見て、
クルーの声掛けのクオリティや回数、
エンジニアの技術力は、USJの方が優れていると思うそうです。
しかし、「簡単に気づかれない」という視点では
ディズニーが圧倒的だそうです。
98%の人に気づかれない仕事をしよう!
がコンセプトになります。
でもやっぱり、気づく人が出てきます。
もし気づいたら、誰かに言いたくなります。
それが、口コミです。
わざわざディズニーが宣伝しなくても、感動したお客様が話してくれます。
そこで、ファンがどんどん増えます。
ディズニーって、ビジネスの観点からも
素敵なところでした💓