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電話恐怖症を克服するコツ

schoo講師名:大野 萌子

授業名:電話恐怖症を克服する5つのコツ

以前は、自宅に電話があり
家族に取りつぐということが日常にありました。
現在は、自宅に電話がない家庭が多く、
取りつぐことに難しさを感じる人が増えています。

コロナ以降は在宅になったので人と話さない、
会社でも個食に慣れて話さないということがあり、「話す」こと自体が怖くなっている人もいます。

電話をとることが怖くて、会社を辞めてしまう人もいるそうです。

私の同僚は家を購入することになり、
不動産屋や市役所、子供の新しい幼稚園など
電話をかけなければならない場面が増えたそうです。
昼間の決められた時間内でしか電話を受け付けてもらえないので、専業主婦の奥さんに手続きを頼んでいるんですが、その奥さんが電話恐怖症です。

書類作成やメールでの連絡は素早く進めてくれるんですが、電話連絡だけは出来ないそうです。
何回もやろうと頑張ったらしいのですが、
どうしても出来なかったようです。

子供が急な発熱で、病院に電話をしなければならない時は、なんとか力を振り絞ってかけてくれたと言っていました。

高所恐怖症と同じで、本人がもともと持っている性質も関係します。
攻撃的な相手との電話体験など
過去のトラウマもあります。
完全に克服するのは難しいようです。


自分は電話恐怖症なのかチェックしてみましょう👉
4つ以上当てはまると予備軍です。

・電話の着信音が鳴ると緊張する
・お店の予約はWEBに限る
・留守番電話にメッセージが入れられない
・電話での「間」が耐えられない
・自宅の固定電話が鳴った時は、居留守を使う
・非通知の電話には出ない
・友達に電話する前には、必ずLINEなどで確認する
・電話の前には、話始めのセリフを考える


電話は顔が見えませんが「笑顔で話す」と声に表れて、相手に伝わります。
大切なペット・好きな食べ物・推しの芸能人などの写真を横に置いて
楽しい気持ちで電話をすると、スムーズに話せることがあるようです。

相手の声が怖い場合は、可愛い声に変えられる電話も出ているそうです😆


仕事上で本当に電話が怖い人は、代替案を出しましょう。

前もって上司に相談し、急ぎでない場合は、心を落ち着けてから自分からかけ直したいと伝えます。
「後でかけ直します」

かけるのも難しい場合は、
「私はメールなら素早く回答できます」
などです。

電話恐怖症の人は、前もっての準備を丁寧にする傾向があります。
電話がかかってきてから慌てることを避けるので、業務上ではプラスになります。
短時間で伝えるので、プレゼン能力を養うことにもなります。


電話は、オワコン(終わったコンテンツ)と呼ばれることもあるそうです。
微妙なニュアンスを伝えたり、急ぎの時には電話が頼りになります。

様々な伝達方法を使えることが一番良いので、電話はいらないと言い切ってしまわず、
慣れておく、少しでも触れておくことは必要です。


電話が怖くない人は、それ自体がスキルとなります。
「私は電話が得意です!」と胸を張って言うことで、面接で合格したり、仕事で評価されたりする時代になっています。

電話が怖くない人は、電話スキルを意識して、磨いていきましょう✨

それぞれの得意、不得意を理解し合えて、
お互いに補い合える職場を目指したいですね👊

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