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schooから繋がる夢

「私は穏やかで温かい会社で働いています。私の勤める会社を知って欲しいのです。」

私の夢ができたキッカケ

私は、自分の勤めている会社が大好きです。
だから、たくさんの人に知ってもらいたいです。

B to B で、ニッチな物を作っています。
普段の生活上では、目にすることはありません。

私は8年前に、この会社に契約社員として入社しました。その面接の際に、
「あなたはこの会社を知っていましたか?」
と質問されました。
私はたまたま知っていたんですが、
「うちの会社は、応募してくるほとんどの人が知らないんですよ」
と言われました。

それから5年後、
私は社員登用試験を受けました。
その際の面接で、
「あなたはこの会社を知っていましたか?」
と質問されました。
「うちの会社は、知っている人が少ないんですよ」

あれれ?
この会社は、無名なことをウリにしているのかな?
いやいや、そんなことはないでしょう。
これは「知って欲しい」という気持ちの裏返し。
言葉に出さないだけ。

だったら、その願望を私の夢にして、
私が叶えてみよう!
と思いました。


私は50歳で、正社員となりました。
この歳で、まさか登用試験に合格できるとは思ってもみませんでした。

部長との面談のときに、
「定年まであと10年しか無いのに、正社員にしてもらい有難うございます」と言いました。
すると、
「10年もありますよ、頑張って下さい」
という言葉が返ってきました。

え、私、もう張り切っちゃいますよ🥹


それから、毎日の業務を頑張りました。
でも、同じ業務にはベテランが多く、
日々「敵わない」という気持ちが大きくなるばかりでした😅


ある時、社長から本社に呼び出されまして
「schooトップ視聴者賞」をいただきました🏆

schooというオンライン学習を会社が契約しています。社員全員が無料で、授業が見放題です。

大学生の子供を持つ親として、
無料で見放題とは、お財布に優しく有難い👛

私は読書が趣味なんですが、筆者ご本人が本の解説をしてくださるという贅沢な授業もあり、面白く毎日見るのが習慣になっていました。

表彰式の日、周りがざわつきました。
役職もないし、活躍もしてないし、歳は取っているのに社歴が浅いという私に、
「だれ?」という反応だったかと思います。

その日から、私は
「schooの人」と呼ばれるようになりました。


その表彰式で、初めて社長とお話ししました。
私は前職が全社員40名の会社で、毎日のように社長とは話をしていました。
今はグループ合わせると2000名くらいの社員数です。

社長と話すの、怖い😱

そもそも私の存在をご存知なかったはず。
私ごときとお話しいただけるとは、もったいないもったいない。

社長の第一声は、
「昨日の夜は飲み会があり、飲み過ぎて今日は二日酔いなんですよね。休みの日はYouTubeを10時間くらい見てるんですよ。」
でした。

緊張をほぐそうとしてくださっています。
私の目線に合わせてくださっています。

会社には「田植え」と「稲刈り」という行事がありますが、休みの日のイベントなので、私は面倒で行っていません。参加者も少ないです。

そこで、社長は先頭に立って作業されているようです。
写真を見ましたが、あまりにも馴染み過ぎて、農家のかたと間違いました😓

私、この社長、好きかも。
この会社って、穏やかで温かい人が多いな。
私はこの会社が好きだな❤️

そんなことを考えながら、
私は緊張し過ぎて、興奮し過ぎて、
頭が混乱していました。

そして、気付いたら言っていました。
「私に、この会社のために何かをさせて下さい。
何をするかは今から考えます。
とにかく皆さんのために何かしたいんです!」

社長は驚いて、少し考えて、おっしゃいました。

「やって下さい、お金は出しますので」

ギャー🤯

夢を叶えるための2つの目標

「私に何かやらせて下さい」
その「何か」とは?

自分なりに考え続けて、出した答えです。

[答え]
「穏やかで温かい会社だと、私が皆に知らせる」

[私の2つの目標]
①世の中の人に、会社を知ってもらう
②社員に、自分は「穏やかで温かい会社」で働いていることに気づいてもらう

私はschooと読書が大好きです。
この「好きという気持ち」を心を込めて伝えれば、何かが変わるのではないかと考えました。

私らしく夢を叶えるために、
お金は使わず、知恵と行動力を使おうと決めました。

社長とお話しした時に、自分の中で
「覚悟」は決まっています。
私の中の「意識」は、大きく変わっています。

不思議な本屋との出会い

ある日、YouTubeで「不思議な本屋」がおすすめに出てきました。
個人経営の小さな本屋なのに、全国から本を買いにたくさんの人がやって来ます。
本のソムリエだそうです。

「選んでもらった本を社長にプレゼントしたい🎁」

社長は本が好きだとおっしゃっていたので、感謝を伝える良い機会だと思いました。
社長は、とても喜んでくださいました。

本屋には、店長こだわりの本が並べられていました。今の流行や〇〇大賞の本などはありません。
ずっと読み継がれている本のようです。
自分の子供にも勧めたくなるような「良質」な本が多い印象です。

「店長が主人公」の小説もあると知り、購入し読んでみました。

とても面白く、この作家さんの別の本も読みたくなりました。
また次、また次。
作家さんは20冊くらい本を出されていましたが、
結局全部を購入しました。

私は子供の頃から本が好きでしたが、こんなに心を動かされたのは久しぶりでした。

息をするように自然に読んでしまいました。

夢を叶える方法


私はこの歳になって、分かったことがあります。

人生には良い時と悪い時があり、人には良いところと悪いところがあること。
平たんな道はどこにも無くて、全ての人に事情があること。

何かが起こった時の受け止め方で、その後が大きく変わること。
答えを外に探しに行くと、迷子になる。
人と比べると、深刻になる。
いつも答えは自分の中にあるということ。
「軽やかに生きる」ことが大切。

すでに世の中は全部の準備が出来ている。
特に日本はキラキラしている。
私たちは怖がらずに、思いっきり楽しむだけで大丈夫。
『幸せはすでにある』ということ。 


私が今まで生きてきて学んだことが、そのまま文章になっていました。

私は経験を積み重ねて、やっと分かってきたというのに、この作家さんはそれを文字にして、いとも簡単に世の中に知らせていました。

作家さんは、私と同じ歳でした。
作家デビューが20年前で、その時点でこの感覚があり、本にして伝えていたことに驚きました‼️

尊敬のような、親しみのような、不思議な感覚に襲われて、どの本を読んでも涙が止まりませんでした。

私の夢を、この作家さんと一緒に叶えたいと思いました。

目標に向けて、実行すること

①大好きなschooを視聴して、社内snsとnoteに投稿を続ける
②会社に図書館を作り、大好きな作家さんのコーナーを作る

私の想いを作家さんの言葉に乗せて、社内に広めます。

いつか、作家さんに会社のことを本に書いてもらいたいんです。
私の勤める「会社が主人公」の小説を作りたい😊

その結果

「穏やかで温かい会社だと、私が皆に知らせる」
ことが現実になります。

本を読んで、私の会社を知る人が増えて、
私の夢が叶えられます。


『幸せはすでにある』

今は見えていないだけで、それを見えるようにするため、私、もう張り切っちゃいますよ✨

schooの筆者ご本人が本の解説をしてくださるという授業に、
大好きな作家さんが登壇してくれたら素敵だな。

いつか、その夢も叶うといいなぁ💗

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