ターンオーバー 2020.03.01
今日から3月。卒業式シーズンであり、季節の変わり目である。占星術的にも春分という新たな年の節目が近づいている。某ウイルスの動向は3月が勝負と言われ続けているが、ウイルスそのものは流行期が過ぎたらさっといなくなるようなものではないのである。例えばインフルエンザウイルスに真夏の沖縄で感染したことがあって、高温多湿の環境でも条件が整えば年中繁殖はするものだとそのときの主治医に教えてもらった。
一つの細胞が新しいものと入れ替わるのに、人間の場合はおよそ28日〜35日程度の時間が必要である。言い換えると1ヶ月から1ヶ月半で一個の細胞は生まれ変わる。いわゆる”ターンオーバー”と呼ばれる現象である。そして体全体の細胞がリニューアルするのにおよそ3ヶ月かかるのだそうだ。細胞から見れば、人は3ヶ月ごとに生まれ変わっているのである。
これらはもちろん生命維持のためであり、また刻々と変化する環境に身体が適応するための機能である。ターンオーバーという現象から見れば、感染症についても同じように3ヶ月を一区切りとして考えてみてもよいのではと思う。それくらいの時間が経過すれば、体の免疫機能がウイルスに対応できる体勢が整ってくるのである。ただしウイルスも同じくらいのサイクルで変異していたらいたちごっこにならないとも限らないが、その可能性はかなり低いと予想している。
人の運勢の流れも身体と同じように3ヶ月おきのサイクルがある。春分、夏至、秋分、冬至という、4半期ごとの天体の動向を調べるのも十分な理由と価値があると思う。3と言えば、1ヶ月で12サインを一周する月の動きは概ね3日おきの運勢の流れを示しているし、12年で12サインを一周する木星の動きは3年ごとの区切りとして、社会の動向を読むのに役立つのである。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?