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Code of Ethics(倫理綱要)レジュメ



2021.07.28 音声ラジオ配信レジュメ


Code of Ethics(倫理綱要)
倫理的に人がどうふるまうべきかの「ガイドライン」


各職種でそれぞれに定められている(医師など医療従事者)

職種に共通したガイダンスで必ず触れられる項目→法的拘束力はないが、専門職を専門職たらしめている基準の一つ

守る守らないは基本的に個人の選択
良心・常識の範疇でそれぞれの状況に応じて判断していく


法や政治的な影響も受けるので、時代と共に定期的な見直しも必要となる可能性

ニュルンベルグ綱要→いわゆる治験に関するガイドラインであるが、元はWWⅡ後のニュルンベルグ裁判を経て確立したもの

インフォームドコンセントの基幹となる考え方である


綱要に従わなかったからといって、すぐさま何らかの法的アクションが取られるわけではない


ただし、民事や刑事での訴訟が起きたとき、綱要に違反していたことが明確であれば、それは有罪か無罪かの判断の決定的な基準の一部となる


「人道的か否か」が問われるような裁判であれば、大きな力を持ってくるであろう綱要


参考文献として RecNet Fukuokaのサイト https://www.med.kyushu-u.ac.jp/recnet_fukuoka/houki-rinri/nuremberg.html

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