蠍座木星期と忘れられない出会い
貴重な休日も終わりごろになると、またまた明日の事を考えてどんよりとした気分になりそうなので、気を取り直すためにちょっと気になった話題について書いてみようと思い立った。
蠍座滞在中の木星は今週末から逆行を開始するが、その直前の今の時期は蠍座に象徴される事柄が話題に登りやすいし、それに関連した出来事にも出会いやすい。
木星は1年ごとにサインを移動し、その年のトレンドや人々が社会的な関心を寄せやすいものを表す。蠍座なのでやはり人間関係の中でも深い付き合いや血縁のような特別な関係に関心が向きやすいし、支配星である冥王星絡みでの、いわゆるソウルメイトと出会いやすい年という予想も確かにあり得る話のように思う。
ソウルメイトの定義が幅広いので、人による捉え方の違いも大きいのかもしれないが、広義のソウルメイトの定義を採用するならパートナーだけではなく、友人でも親子でも職場の同僚でも、魂が目指す所に向かう旅路で前もって決めたタイミングで出会う人物が人生には複数いて、今年はそういう強い縁を感じる人との関わりが増えたり繋がりが強くなったりという形で現れるかもしれない。
さて、蠍座木星期はおよそ12年ごとにやってくるので、前回蠍座に木星が滞在した2005年11月〜2006年11月の1年間を振り返って見て、その頃どんなイベントがあったのかを見直してみると何かヒントが得られるだろうと思う。ざっくりとした言い方だと、この時期は“忘れられない出会い”を経験する事が多い気がするのである。
木星が個人のチャートのどのハウスに収まるかによっては、その出会いはリアルな人とは限らず、場合によっては芸術作品やキャラクターだったりするかもしれないが、魂を揺さぶられたり心をグッと掴みとられるような、あるいは秘めた情熱に火をつけ燃え上がらせるような何かとの出会いが、今年のうちにやってくるかもしれないと考えるとちょっとはワクワクする気持ちになれそうな気がする。