ギスドル監督「我々は敗戦から学び、非常に良い準備が出来ている」 1.FCケルン 公式サイト和訳
ギスドル監督「選手たちは敗戦から学び、非常にいい準備が出来ている」
2020年1月31日
1.FCケルンは日曜、ホーム・ラインエネギーシュタディオンにSCフライブルクを迎える。この試合を前にマルクス・ギスドル監督は、前節ドルトムント戦の敗戦について触れた後、ホーム3連勝中の状況で迎えるフライブルク戦についてコメントした。ホルスト・ヘルドSDはフローリアン・ヴィルツの移籍と今冬の移籍市場についてコメントした。
マルクス・ギスドル監督
・新加入トニー・ライストナーについて
「トニーは昨日チームに初めて合流し、初トレーニングをこなした。我々はまず、彼を今週末の試合に帯同させるべきかどうかの判断が必要である。そして彼はまず我々の環境に慣れる必要がある。彼とはすでに話したが、彼が今週末の試合に出場する準備がすでに出来ていることも確認できており、彼から良い印象は与えてもらっている。いずれにせよ、我々はフライブルクとの試合に向けて、何がチームとして必要なのかを考えていくが、彼が我々の選択肢にあることは非常に嬉しく思っている。」
・SCフライブルクについて
「フライブルクはチームとしてしっかりした統一感があると思っている。そういった組織の中で長年に渡り良い成果がもたらされてきたのである。彼らは常に最適な状況を選び戦っている。今シーズンについても、アウェイでも安定した戦い方が出来ているということを彼らは証明している。彼らの試合はいくつか見ているが、チャンスがなかった試合が一度もなかったが、それは戦術的な安定感からきているものであると思う。非常に難しい試合になると予想している。我々はチーム総動員で戦い、フライブルクに対する戦略をしっかり練って臨みたい。」
・前節ドルトムント戦の敗戦から学んだこと
「私ははそこまで多くのことをチームに責めることはしなかった。なぜなら、あれほど良い相手との試合であったからである。しかしながら、もちろん自分たちのことについて分析し考えなければならないこともあった。あの試合でのパフォーマンスは、我々のベストではなかったと言える。我々は今節の試合では、前節の敗戦から学んだことと、それに関して今週のトレーニングで取り組んできたことを示さなければならない。我々は今週チーム全体でドルトムント戦について振り返ってきた。選手たちはこの敗戦から学び、非常に良い準備ができている。彼らは我々のチームのやり方に真摯に取り組んでいる。これは非常に良い相互作用であり、これがチームの成長に繋がっていくと感じる。」
・ディフェンス陣について
「現在我々には非常にバランスのとれたセンターバックがいる。球際に非常に激しく競りに行け、相手にとって嫌な守備を形成できるゼバスティアン・ボーナウとトニー・ライストナーである。また、ラファエル・ツィチョスとジョージ・メーアは、DFとしてのスキルに長け、相手のマークやスペースのカバーといった部分で非常に強みを出せる。我々にはこの非常にバランスが取れた守備陣がいる。私は彼らに対し序列は作っていない。この4人が常に戦えることが望ましい状況である。我々はこの選択肢をシーズン後半戦もフルに活用していきたいと思っている。」
・レヴァークーゼン戦・ブレーメン戦そしてヴォルフスブルク戦とホーム3連勝のこの状況について
我々のやりたいサッカーを貫きそして望んでいる結果を得た時は、いつもそこにはファンの情熱がある。ファン・サポーターには選手たちが勝利に執着してプレーしているかどうかの感覚が備わっている。このままみんなで良いムードを保っていきたい。」
ホルスト・ヘルドSD
・フローリアン・ヴィルツのレヴァークーゼンへの移籍について
「フローリアンは長期的なスパンでの修行を彼自身の決断で下した。これは全選手が持つ権利である。彼の成功を心から祈っている。彼は遅くても夏にはチームを去る予定であった。それに向けた準備は進んでいた。そういった中で今冬に移籍を成立させるという早期決断に至った。フローリアンが確保していたポジションは、すでに他の選手により埋め合わせされた。もちろん我々としてもフローリアンをチームに残しておきたかった。しかし多くのチームがフローリアン獲得を検討していた。今回の決断が一つの選択肢であったように、今後フローリアンを監督とともに調査し続けることも一つのアイデアとして持っている。」
・今冬の移籍市場について
我々は本日をもって、今冬の移籍市場での活動を終了した。この後の午後のトレーニングからまたチームとして集中していくのみである。しかし我々は後1名の選手の発表を控えている。それは、メディカルチェック中のヴィンセント・コツィエロである。数日後には公式に発表できると見込んでいる。」
・1.FCケルンの新加入選手について
「我々は今冬の移籍市場にて、補強ポイントを絞りチームに新たな風をもたらしたかった。そして3名の新加入選手を迎えることに成功した。その全員について納得している。我々はチームの補強ポイントに特化し取り組み、選手獲得に至った。移籍を目指す選手たちは移籍期間終了まで多くの場所に自分を売り込んでいく必要があるが、それが終わった今、我々は獲得した選手に非常に満足している。そうした過程で獲得した選手たちにはしっかりとチャンスは与えるつもりでいるし、先入観ももっていない。私は今冬の移籍市場での成果に非常に満足している。移籍市場の終了となった今、我々は残りの試合で出来るだけ多くの勝ち点を積み上げることに集中してトレーニングしていく。」