フライブルク相手にホームで4-0の快勝! 1.FCケルン 公式サイト和訳
フライブルク相手にホームで4-0の快勝!
2020年2月2日
1.FCケルンは日曜、SCフライブルクとのホームゲームに4-0の快勝を収めた。ゼバスティアン・ボルナウ、ジョン・コルドバ、キングスレイ・エヒジブエ、そしてイスマイル・ヤコブがそれぞれ得点を挙げた。
4ゴールを奪っての勝ち点3:1.FCケルンはSCフライブルクとの試合に快勝し、これでホーム4連勝となった。終始集中を切らさなかったチームは重要な局面で得点を重ね、残留争い脱出に向けて貴重な勝ち点3を獲得した。
マルクス・ギスドル監督は、前節ドルトムント戦からスターティングメンバーを変えてこの試合に臨んだ。ドミニク・ドレクスラーがヤーン・ティールマンに変わり右ウィングで先発出場。新加入のトニー・ライストナーはベンチスタートとなった。
ボルナウの先生ゴール
“もう二度と起こらないように”:ちょうど75年前にアウシュビッツ強制収容所の生存者が解放されたことに合わせ、メモリアルゲームとなった今日の一戦。キックオフ前には、ファン・サポーター、両チーム選手らが犠牲者への追悼の念を祈念し、満員のラインエナギーシュタディオンは拍手に包まれた。
立ち上がりが不安定であった相手に対し、非常に良い入り方が出来た。前半5分にグルデはコーナーキックからのボールを高い打点で頭で合わせた。ヘディングシュートはクロスバーに直撃。FCケルンは気を取り直し、ゲームプランに沿った試合展開に持ち込もうとした。前半27分にFCケルンに先制のチャンスが訪れる。エヒジブエからのセンタリングをジョン・コルドバが頭で合わせるも、ボールは枠を捉えきれなかった。しかしその後コーナーキックから得点が生まれた。マーク・ウトのコーナーキックからラファエル・ツィチョスがシュートを放つもキーパーに一度は防がれる。しかしこぼれ球がゼバスティアン・ボルナウの足元に転がり、それをそのままゴールに打ち込んだ。ベルギー国籍の彼が決めた今シーズン4ゴール目は、チームに価値ある先制点となった。一方で守備では前半42分、ティモ・ホルンが賞賛されるべきセービングでチームのピンチを救った。フライブルクの前線へのロングボールに反応したクォンがボレーシュートを試みたが、素早く反応したティモ・ホルンがスーパーセーブ。前半終了間際にはFCケルンに追加点のチャンスが生まれた。ヘクターのプレッシングによりフライブルクのポゼッションを乱し、ボールをカットしたジョン・コルドバがキーパーとの一対一の局面を迎える。しかしこのシーンでは撃ったシュートは惜しくも枠を捉えきれず、前半は1-0で折り返す。
後半は3ゴールが生まれた
後半開始頭から、マルクス・ギスドル監督はノア・カッターバッハに代えベンノ・シュミッツを投入。後半最初にビッグチャンスを迎えたのはFCケルンであった。イスマイル・ヤコブからのセンタリングを中で合わせたのはマーク・ウト。しかし頭で合わせたボールに力は無く枠を捉えることも出来なかった。試合が動いたのは直後。ウトからキャプテンのヨナス・ヘクターがボールを受け、ペナルティエリア外からシュートを放つ。一度はキーパーに防がれるも、こぼれ球をコルドバが押し込み試合を2-0にする。さらにウトは59分、ゴールまでの距離19メートルの好位置でのフリーキックを得る。綺麗な子を描き枠を捉えたボールだが、キーパーの好セーブに阻まれた。
FCケルンはその後もチャンスを多く作り出し、73分にはドミニク・ドレクスラーが放ったシュートが相手にあたりコースが変わり、ゴール数センチのところで外れた。それで得たコーナーキックから、最後はボルナウが頭で合わせるもボールはゴールの上を通過し得点には至らない。試合が終盤に差し掛かったところで、コルドバに代わりにズィモン・テロッデ、ドレクスラーに変わりフローリアン・カインツと、攻撃的な選手を投入。テロッデは3点目に絡んだ。キングスレイ・エヒジブエにパスを出し、そのままドリブルでエリア内に侵入。狙い澄ましたシュートでゴール隅に流し込み3-0。試合はもうすでに決着が付いている状況ではあったが、イスマイル・ヤコブは後半アディショナルタイムにウトから受けたボールを思い切りよくシュート。これが決まり4-0となったところで試合終了。後半特に強さを見せたFCケルンが勝利を収めた。
次節は2月9日日曜日、FCケルンはボルシア・メンヘングラッドバッハとのアウェイゲームに臨む。キックオフは15:30。
得点
1-0(ボルナウ・30分)
2-0(コルドバ・55分)
3-0(エヒジブエ・90分)
4-0(ヤコブ・90分)
警告
ヤコブ(14分)
コルドバ(20分)
ウト(50分)
ヘルファー(62分)
主審
ロバート・カンプカ(マインツ)
観衆
50,000人(満員)