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ダービー中止発表後、チームはトレーニングに。 1.FCケルン公式サイト和訳

ダービー中止発表後、チームはトレーニングに。
2020年2月9日
日曜の早朝、悪天候への懸念が正式に認められた。大きな期待に包まれた1.FCケルンとボルシア・メンヘングラッドバッハのダービーは、ファン・サポーターへの安全を考慮し中止となった。FCケルンのトップチームのメンバーは、ガイスボックハイムでのトレーニングをこなすために、志半ばで帰路につくことになった。ホルスト・ヘルドとマルクス・ギスドルは悪天候予報による試合中止に関して、コメントを残した。

マルクス・ギスドル監督は、ダービーに向けて自信をつけ高いモチベーションを保っていたチームに対し、11対11の紅白戦を課した。非常に強い暴風雨をもたらす低気圧(ザビーネ)は、15:30にキックオフ予定されていたダービーへの期待感を一気に払いのける形となった。ホルスト・ヘルドSDは試合の中止に関して非常に残念に思うと同時に、理解を示した。「気象台によるとこの嵐は試合中に大きな影響が出ないとされている。しかし、試合後の帰路の時間帯が危険であると。だから我々はこの決定を受け入れなければならない。安全を考慮し、ファン・サポーターを危険に晒さないという意味で非常に重要な決断である。両チームにとって非常に残念なことではあるが。」続いてマルクス・ギスドル監督は、「この決定は残念なことではあるが、安全面の観点から考えれば理にかなっている。今朝のバスの運行状況を見れば、普段より風が強く吹いていることは明らかであった。嵐が深刻な事態にならないことを祈っている」とコメントを残した。

多くのファン・サポーターが恐らくまだ試合会場に向かっていない土曜日に、すでにFCケルンの帯同メンバーはメンヘングラッドバッハに到着していた。「ケルンからそれほど遠くなく、昨晩はホテルでブンデスリーガの試合を見ながら快適な夜を過ごしていた。それほど悲観的になることはない。今週末の試合に向けて計画を練っていたファン・サポーターにとっては非常に不愉快なことではあったかもしれない。これはケルンやメンヘングラッドバッハに住んでいる方々だけの問題ではなく、遠くから電車や飛行機で試合観戦に来ることを考えていた人たちも大勢いるだろう。この試合は非常に見るべき価値のある重要な試合だからね。試合のチケットは有効のままだが、旅費はもう支払われて戻ってこない。こういったことは非常に残念である」と、ホルスト・ヘルドは表明し、試合の中止発表がされる前にすでにスタジアムへ向かっていたファンの方々に同情の意を示した。

代替日程は未定
シーズンのリズムを維持し、試合と同じ運動量を確保するために、FCケルンの選手たちは紅白戦の後室内競技場でフィジカルトレーニングを行なった。「選手たちは集中して負荷の高いトレーニングに取り組んでくれた。非常に良いことだ」とマルクス・ギスドル監督。月曜日と火曜日はチームのトレーニングが予定されていない。選手は各々リカバリーやランニングを行う予定である。次の水曜の公開練習には、今日扁桃腺の腫れで離脱していたイスマイル・ヤコブも参加するだろうとしたギスドル監督。「彼が水曜に戻って来ることを願っているよ。」

また、中止となったダービーの代替日程は未定である。カーニバルが迫っていることもあり、日程調整は難しくなりそうだ。「我々はドイツサッカーリーグ機構(DFL)ときちんと日程調整に努める。全ての関係者にとって良い日程を探したい。来週末にも試合は組まれているため、週末ではなく平日開催が濃厚であることは明らかだ。我々は2月中にこの試合の開催をすることを約束する」と、ホルスト・ヘルドはコメントした。

追伸:今節ヘルタ・ベルリンが敗れたため、1.FCケルンは順位を落とすことはなかった。