これからの算段
はじめに
こんばんは、羽毛しゅらふです
ウォーズ3切れ三段になりました
ちょうど良い機会なので、ざっくりと現状と課題点を洗い出して整理したいと思い、記事を書いています
なので、三段になる方法!みたいな記事ではないです(そもそもそういう記事はもっと強い人が書くもの。私は自分がなんで三段になれたのかもいまいちわかっていないのです)
自分用の日記ですね
それでもよろしければ
ただ、もしここまでそういうのを期待して読んでくれた方がいらっしゃったら申し訳ないので、自分にとってためになった、先生からの助言を書いておきます
①含みを持たせる順を意識
何も考えずにとりあえずの精算をしない
②手拍子で指さない
一手一手一呼吸置いて考える
③少しでも良いから毎日何かしら将棋に触れる
詰将棋必至問題観戦対局etc?
私はこれを心に置くようにしてから変わったのでオススメです
先生この記事読むのかなぁ
私の記事とかどうせ誰も読んでないと思って書いてるんですが、意外と読んでもらってたりするんですよね
ありがとうございますm(_ _)m
現状と課題(全体)
まずはおおまかな現状と課題から
全体的に色々足りていない私の将棋ですが、特に中終盤の弱さが課題として挙げられます
中盤は仕掛け近辺に粗さがあるのでそこを改善していきたいところ
具体的には棋譜並べをしようと思っています
終盤はやはり詰みと速度計算がいまいち
これは詰将棋と実戦で改善をしていきたいです
後は、強い人は視野が広く、常に狙いを持って指しているイメージがあるので自分もそうなれたらと
遊んでいる駒をじっと使ったり、終盤に自陣に手を入れたりするバランス感覚も持ちたいです
悪いところばかり書いてもあれなので良くなったところも
以前より序盤の知識は増えました
中終盤は悪い将棋を前より粘れるようになったり、必至問題のおかげで逃さずに包囲できたりということが増えています
現状と課題(相居飛車)
私は居飛車党なので、相居飛車と対抗形しか基本指しません
戦型別に現状と課題を書いていきます
矢倉戦型
先番を持ったときは矢倉を好んで指します
実際、現状、知識勝率ともにおそらく矢倉戦型が1番良いと思われます
おおまかには相手が急戦なら受けの形をしっかり作り、相矢倉なら急戦矢倉、37銀戦法、棒銀の中から条件の良いものを選択する感じでしょうか
土居矢倉を採用することも増えてきました
課題は、相手が急戦模様から右玉や雁木に変化して待機してきたときにどうするかで、現在勉強を進めています
横歩取り
先番で互いに角道を開ける展開のときは横歩になることも多いです
また、後手番のエース33桂戦法を抱えているため、自分のもう1つの得意戦型だと思います
羽生の頭脳の知識が元のため、ゆったりした昔ながらの一歩得を主張する指し方をしていますが、一度、青野流等の勉強をしておいた方が良いかなと思っています
後手番のときは積極的に横歩に誘導します
33桂戦法はかなり掘り下げており(当社比)、それなりの勝率
かつては45角戦法44角戦法を苦手としていた時期もありましたが、最近はあまり不覚を取りません
しかし、出現率が低い相横歩は苦手としているのでいずれは対策をすべきだと考えています
相掛かり
自分から積極的に採用することは少ないですが、相手が角道を開けてこないときはほぼ必然的にこうなります
好んで指すのはひねり飛車で、現在、石田流の勉強も進めています
採用が少なく、状況次第では角換わり横歩矢倉に合流することもあり、現在ほぼ手将棋で指している戦型なのでもっと研究が必要だと感じています
角換わり
現在の主流戦法だと思われますが、あまり好んでは指しません
最新の研究のぶつけ合いに自信を持っていないからです
今後の課題ですね
自分からは採用しないので相手が無理矢理角を換えてきた場合のみ角換わりになるのですが、その場合はこちらが手得しているので棒銀で突っ込むことが多いです
勝率は微妙ですが、思ったよりはやれているといった感じでしょうか
現状と課題(対抗形)
ここからは対振り飛車の振り返りをしていきます
対四間飛車向かい飛車
ミレニアムを主に採用しています
向かい飛車に有効かは正直わからないのですが向かい飛車にもミレニアムで戦うことが多いです
四間美濃、穴熊、どちらに対してもミレニアムに組みますが、力戦模様で来た場合は昔ながらの5筋位取りのような形で中央で戦うことがあります
勝率はまあまあ
膠着状態からの打開を苦手としているので、右桂の使い方の感覚を掴むことが鍵になると思っています
対三間飛車
ミレニアムに組めるときはミレニアムに組みますが、微妙に相性が悪いので様子を見つつ左美濃や急戦を採用することもあります
後手番になったときの対石田流を苦手にしているので、今後64歩63銀型の銀冠を勉強しようと思っています
対中飛車
ゴキゲン中飛車には一直線穴熊を採用しています
最近動きに慣れてきて勝率が上がってきているのでこの調子で突き詰めていければ
意外に原始中飛車でゴリ押されるのが強敵だったりしますが、ゴキゲン中飛車との変化に合流することも多く、数も少ないので対策は切り気味です
ツノ銀中飛車等も同じくです
対角交換振り飛車
現在対策が追いついていない相手であり、1番の苦手であるかもしれません
バランスを取りながら何とかしようとしますがこちらだけ手将棋かつ受け身になりがちであまり自信はありません
しかし、遭遇率は日に日に上がっており、一貫性のある対策の重要性を痛感しています
地下鉄飛車も銀冠も腰掛け銀もいまいちまだ感覚が掴めていないので悩ましいところ
角換わりと並ぶ現在の最優先課題であると考えています
現状と課題(その他)
上に挙げた戦型がほとんどな気がしますが、嬉野流、村田システム、袖飛車、アヒル、その他謎の力戦などなど、たまに当たります
その中で嬉野流とアヒルはご自慢の対策を持っており、そこそこ得意
それ以外はだいたい手将棋での対応になります
これに関してはまあ現状のままで良いのかなと
何か有力な戦法が出てきて増えたらその都度考えようと思います
おわりに
だいたいこんな感じです
結構適当だけど昔よりは様になってきたほうなんですよこれでも
これは将棋の話じゃないんですけど、段位は器だと教えていただいたことがあります
段位をもらうということは空の器をもらうということ
その段位にふさわしい格を持ち、さらに上を目指すためにはその器を満たしていかなければならない
積み重ねですね
というわけでこれからも焦らずまったりと精進していきたいと思います
それでは