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【メジャーリーグドラフト2020】全体2位ヘストン・キャースタットってどんな選手?
こんにちは、scherzです。トップ画像の出典は、こちら。
昨日、MLBドラフト2020全体1位指名を受けた、スペンサー・トーケルソン選手を簡単にご紹介いたしました。こちらの記事でっす↓
本日は、続いて全体2位指名です。
全体2位指名はヘストン・キャースタット選手
ボルティモア・オリオールズに指名された外野手です。
キャースタット選手の全体2位指名はちょっとサプライズでした!もちろん、強打者ですから上位指名という予想はされていました。
しかし。
私としては「おい、オリオールズ…ピッチャーじゃなくていいんかい笑」という感じでした。
一応説明しておくと、近年オリオールズは投手陣も打撃陣も崩壊気味なのですが、特に投手陣をどうにかしないと上位を狙うことは難しい状況にあると思います。
そんな中で、1巡目に外野手指名!いやいいんだけど、いいピッチャーいるやん笑
まあ、いいでしょう。笑
パーソナルデータ
生年月日:1999年2月12日(21歳)
出身地:テキサス州アマリロ
身長:6フィート3インチ(≒190.5センチ)
体重:205ポンド(≒93キロ)
ポジション:外野
打つ方/投げる方:左投げ右打ち
出身大学:アーカンソー大学
実は、2017年のメジャーリーグドラフト会議においてシアトル・マリナーズより、36巡目で指名されていましたが、カレッジ野球でプレイすることを選択し、アーカンソー大学に進んだという経歴をもっています(特段珍しいとかではないです)。
カレッジ時代150試合の出場で、打率.343, 出塁率.421, 長打率.590, OPS1.011, 本塁打37を記録しており、強打者として高い評価を得ています。ちなみに短期開催になっていた今シーズン、16試合の出場で、打率.448, 本塁打6, 打点20を記録しました。
左右に打ち分けられるバットコントロールが魅力!
1位指名を受けたトーケルソン選手同様、バッティングを評価されての全体2位指名を受けたキャースタット選手。
まあ、映像でご確認ください。
この映像を見る限りでは、ローボールヒッターという印象を受けます(まあ甘く来れば高めでも放り込んでますが笑)。
左右どちらでも飛ばせますし、何より軽打と強振の使い分けがうまいな~と見てて思いました。難しいコースや球種に対しては、無理して逆らわず、センターから逆方向に軽打しているイメージ。甘いボールや得意なコース(おそらく低め)に来たボールは迷わず強くたたく!この見極めが非常に優れているなーという感じです。
イメージで言うと、日本球界なら高橋由伸(元読売ジャイアンツ)、メジャーリーグならマイケル・ブラントリー(現ヒューストン・アストロズ)に近い選手だと思いました。
オリオールズはいい選手を獲得したなーと思う反面、ピッチャーじゃなくて本当にいいのか?という疑問の残る指名でした。まあ、キャースタット選手自体がよい選手ということに変わりはありませんが。ここからメジャーリーグに登り詰めて活躍できるでしょうか?今後も目が離せない選手の1人でしょう。