【メジャーリーグドラフト2020】全体1位指名のトーケルソンってどんな選手?
こんにちは、scherzです。トップ画像の出典はこちら。
先日、2020年シーズンのメジャーリーグドラフト会議がおこなわれました。
サイン盗み問題で1巡目指名権を失った、ヒューストン・アストロズを除く29球団が、調整枠を含めた37選手を1巡目で指名しました。
全体1位指名を受けたのはスペンサー・トーケルソン!
指名したのはデトロイト・タイガース。下馬評通りの全体1位指名だったのですが、サードとしての指名で、これはちょっとサプライズ。ファーストで指名されるはずだと誰もが思っていたことでしょう。
ちなみに右投げ右打ちのファーストとして全体1位指名を受けていれば、史上初のことだっただけに少し残念な気も。
それでも実力派折り紙付き。簡単にご紹介しましょう。
パーソナルデータ
生年月日:1999年8月26日(20歳)。
出身:カリフォルニア州ペタル―マ出身。
身長:6フィート1インチ(≒185センチ)
体重:220ポンド(≒99.7キロ)
ポジション:ファースト/サード。
打つ方/投げる方:右投げ右打ち
出身大学:アリゾナ州立大学(Arizona State)
1年生のとき、55試合に出場。打率.320, 出塁率.440, 長打率.743, OPS.1183, 本塁打25, 打点53の成績を残す。バケモン過ぎて笑えてきますねー。
ちなみに、本塁打25は、あのバリー・ボンズが有していたアリゾナ州立大学の1年生記録を破ったそうです。笑
アベレージ力と長打力を併せ持つ万能タイプ!
ざっとこんな感じの選手で、特に打撃がとんでもない!ということを評価されての全体1位指名です。
まあ、数字で見るより実際見た方がどんな選手かわかるので、こちらの映像を貼っておきます。
打ち方の特徴としては次のような印象です。
まず、立ち位置はバッターボックスの真ん中かやや後ろ寄りです。そこから、クローズド気味に踏み込んで打ってきます。トップの位置は低めで、バットを担ぐように構えています。
左右どちらにも打ち分けることができる器用さを持ち、右方向にも強く遠くに打球を運ぶことができます(右方向へのホームランが特にやばいですね~。飛距離が笑)。
インローでもアウトハイでも捌けるので、ピッチャーは苦手なコースを見つけるのに苦労しそうです。バッターボックスの真ん中に立つこと、加えて長い手足がそれを可能にしているのかもしれません。
これだけホームランを量産しながら、ハイアベレージを残していることからも、バットコントロールと左右への打ち分け能力の高さをうかがうことができるでしょう。
低迷が続くタイガースですが、このトーケルソンがチームを上昇させられるか、期待がかかります!(というか、はやく開幕して~)
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