【自己紹介】バルスコマンドでシステムエンジニア人生がバルスした元ニートブロガー
このnoteは、かつてインターネットの片隅でブロガーとして活動していた男「平田シャル」が、WordPressに上げていた「ある記事」を残すために始めたものである。
平田シャルとは?
だらしなく伸ばした髪と青いロングジャケット、白シャツに黒スキニー。キャラクター作成サイト「CHARAT」で作られたこの男こそ、平田シャルである。
彼がブログに出会ったのは2017年。就活が始まった21歳の3月であった。
アフィリエイトという仕組みを知った彼は、当時ハマっていたマイクラのプレイ内容をブログで公開することから始めた。
だんだんマイクラに飽き、様々なレビューをするブログへとシフトチェンジするも、本当に様々な内容をレビューしたせいで一貫性のない雑記ブログへと変貌していった。
そして時は流れ、東京のあるIT企業に就職。
彼はSEとなり、Javaで約3年、Linuxで約4か月開発を経験した。
そして、徐々にブログから離れていったのである。
失敗~そしてニートへ~
事件というのは前触れもなく起こるものである。
Linuxで開発を始めて2ヵ月ほど経った頃、通称「バルスコマンド」と呼ばれる死のコマンドでうっかりテスト環境を破壊してしまったのである。
SEとしての自信を完全に失った彼は2ヵ月後に退職、職業カードを返しニートへとジョブチェンジしたのであった。
収入がない事の苦しみ、将来への不安、働いていないことへの負い目、推しのグッズが買えない…
ニート期間の苦悩を思い出すと枚挙に暇がない。
半狂乱になりながら安い飯を喰らい、彼はすがる思いでもう一度ブログを始めた。
今度は「人生」をコンテンツに書き始めたのである。
その中で最も伸びた記事が、バルスコマンドによる失敗談であった。
そこで彼は気づく。
後を行く者に何かを残せるブログこそが本当に価値のあるブログ
彼はその後所持金が尽き、泣く泣く実家に帰り家業に入った。
8か月にも及ぶニート生活に終止符が打たれるのと同時に、ブログもまた更新しなくなったのであった。
しかしバルスコマンドの記事だけは伸び続け、検索でも上位、たまにTwitterで話題にしてくれる人がいるなど、社会にわずかながら影響を与えたのである。
先に得た気づき「後を行く者に何かを残せるブログこそが本当に価値のあるブログである」の元、バルスコマンドで若きエンジニア人生を終わらせてほしくないという思いから、ブログを閉鎖せずに残していたのである。
実は・・・
ただ単にサーバーとドメインの自動更新切り忘れてズルズル金払ってただけです。
今回サーバーの更新通知が届いたのをきっかけに、ブログを閉鎖することにしました。
とはいえ、バルスコマンドに警鐘を鳴らし続けることは意味のあることだとは思っているので、無料で使えてドメインパワーもあり、WordPressの記事もある程度移行しやすいnoteに残すことにしました。
今の所バルスコマンドの記事のみ上げる予定ですが、今までの記事も下書き状態でnote上に残してあるので、気が向いたら上げるかもしれません。
「『rm -rf』は絶対やるな」の精神の元、バルスコマンドで失敗する方が一人でも減ることを祈ってこの記事を残します。是非お読みください。
https://note.com/preview/n5317f15599e3?prev_access_key=d1f4c28c213edfe91ae5b24600c5f05c