オーバートラウンから眺めるハルシュタット湖
2018年、オクトーバーフェストがメインでドイツのミュンヘンとオーストリアのザルツブルクとその周辺を旅した。
その中でも特に素晴らしかったオーストリアの湖水地方であるザルツカンマーグートにあるオーバートラウンのホテルからの景色を紹介。
2017年の夏に初めてオーストリアのハルシュタットを訪れた際、近くのファイブフィンガーズにも行きたかったが、時間的制約から断念。
ハルシュタットとファイブフィンガーズに行くためには泊った方がよさそうということで、翌年はハルシュタットのホテルを探し始めたものの、どこも予算オーバー。
色々探してみるとハルシュタット湖を挟んで対岸にあるオーバートラウンに泊った方が料金も安く、またファイブフィンガーズにも行きやすいということでオーバートラウンで宿を探し始めた。
そこで見つけたのがHaus am Seeという、その名も「湖畔の家」
ハルシュタットからハルシュタット湖を渡る遊覧船に乗り、オーバートラウンで降りるとホテル前の桟橋に到着します。
部屋はレイクビューがおススメ、ということだったのでもちろんレイクビューを予約。
チェックイン時に2つの鍵がついたキーホルダーを渡された。
1つは部屋のもの。もう1つはホテルの玄関のもの。
ドライヤーもその時に必要か聞かれ友達と面食らったが、今まで苦い経験があってのことなのでしょう。
部屋のテラスにはテーブルと椅子が設置されており、ハルシュタット湖の雄大な眺め。
そのうち夕焼けになり、自然の一大スペクタクルショーを友達と言葉もなく堪能した。
朝、6時過ぎに何となく目が覚め、窓の外を見ると湖面を照らすお月様。
友達もたまたま起きたので「お月様が綺麗!」と声をかけ、ジャケットを着てテラスの椅子に座って無言で眺めた。
友達から「連れてきてくれて、ありがとう」と言われ、ハルシュタットじゃなくてこっちに泊まってよかったね、と。
静まり返った湖畔は神秘的でいつまでも、いつまでも眺めていたい美しさ。
もうひと眠りした後は、だんだん夜が明けて。
ホテルで朝食を取りダッハシュタインへ、ファイブフィンガーズを見に向かったのでした。
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