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駅にある売店かと思っていたら、奥が深かったKIOSK端末のQAの小話

こんにちは。Showcase GigでQAエンジニアをしているほんだです。
突然ですが、みなさんが「Kiosk(キオスク)」って聞いて思い浮かべるものって何でしょうか?

・・・・・。
そうですよね。駅にある売店を連想しますよね。
私自身も、Showcase Gigに入社するまでは、Kiosk=売店という認識でした。
そこで今日は、Kiosk端末のQAについて紹介します。

Kiosk端末とは?

端末のみ_背景透過

日本ではまだあまり馴染みがないのですが、海外ではファストフード店を中心に導入が進んでいるセルフ注文・決済端末のこと。
日本では「券売機」セルフ会計端末が主流ですが、Kioskの場合、インターネットとの相互接続が可能で注文や会計といった情報をクラウド上で一元管理できるというのが券売機との大きな違いです。

Showcase Gigが運営する店舗デジタル化の"今"を伝えるWebマガジン「DIG-IN」で詳しくまとめているので良かったらのぞいてみてください!

O:der Kioskの体制

他のプロジェクトではある程度QAのフローができていたのですが、KioskではQAがまだ入っていなかったので、まずはルールとフローの策定から始めました。
QAの入る以前はPMがテストを行っており、QA観点でのテストはできておらず、フローもなかったので手順がバラバラでした。

策定することで、運用がスムーズになり対応漏れなどをなくすことができました。
また、テストレベルの統一化なども行ったので、一定のレベルで品質を担保できるようになりました。

改善できた一例

・QA観点でのテストとテストレベルを統一することで、それまで見落としていた軽微な不具合なども未然に防ぐことができるようになった。
・テストレベルがバラバラな為、リリース毎で担保できているレベルがバラバラだったが『改修機能のテスト+リグレッションテスト』を毎回行うことで、品質を一定に保つことができた。

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Kiosk端末のQA

Kioskのテストは主にハードウェア観点とソフトウェア観点があります。

弊社ではソフトウェアの開発するので、ソフトウェアの部分を担保する必要があるのですが、確認するにはある程度のハードウェアの知見も必要になってきます。
また、どうしても弊社では確認できない部分はメーカー側に依頼し、そのテスト結果をもって担保としていたりします。
ハードウェアの観点ではメーカー側が行ったテスト内容と結果を確認し、気になる部分の記載がない場合には、追加でテストの依頼をしています。

バグが出た際には、そのバグがソフトウェア側かハードウェア側かの切り分けも行っています。
メーカー側からいただいた仕様書やテスト仕様書と照らし合わせながらの作業になるので、見落としや認識齟齬がないかどうかを、気を付けながら作業しています。
この辺の工程は、他社ではなかなか体験できないQAだと思っており、KioskのQAの楽しい部分だと感じています!

まとめ

KioskのQA活動は普段体験できない経験です。
また習得することで今後のQAキャリアアップにもつながるよい経験になります。
不具合がどっちの影響によるものなのかや、操作性や利便性をもっとよくするにはどうしたほうが良いかなどを日々考えながらQAを行うことが醍醐味だと感じています。

最後に

QAをしていると、もう少しこうしたほうがよいかな?でも言っても変わらないしな…。言いづらいしな…。みたいな体験があるはずですが、Showcase Gigでは、むしろどんどん言ってくれ!というような雰囲気ですので、働いていてすごく楽しいです。
今後も初心を忘れず、使う人の立場に立ったQAでいられるように心がけていきます。
読んでくれた方が、そんな初心を思い出していただけると幸いです。

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