持続化補助金(一般型)とは。

お世話になります。

本日(12/10)で持続化補助金(コロナ型)の締切になります。
今年度の持続化補助金は令和3年2月5日の一般型のみになりましたね。

最後の駆け込みで補助金申請する方にむけて、持続化補助金の概要について紹介したいと思います。

◯本補助金の主旨

まず、持続化補助金(一般型)の主旨についてお話します。表向きは中小企業の販促を支援するものになりますが、正確に言えば中小企業のIT活用を支援するものになります。そのため、公募要領に記載されているように下記経費の活用は問題ありませんが、IT活用を組み込むと加点ポイントになります。

(公募要領記載の資金使途)

<補助対象となり得る販路開拓等(生産性向上)の取組事例>
・新たな販促用PR(マスコミ媒体での広告、ウェブサイトでの広告)
・新たな販促品の調達、配布
・ネット販売システムの構築
・国内外の展示会、見本市への出展、商談会への参加
・新商品の開発 ・新商品の開発にあたって必要な図書の購入
・新たな販促用チラシのポスティング
・国内外での商品PRイベントの実施
・ブランディングの専門家から新商品開発に向けた指導、助言
・新商品開発にともなう成分分析の依頼
・店舗改装(小売店の陳列レイアウト改良、飲食店の店舗改修を含む。)
【「サービス提供等プロセスの改善」の取組事例イメージ】
・業務改善の専門家からの指導、助言による長時間労働の削減
・従業員の作業導線の確保や整理スペースの導入のための店舗改装
【「IT利活用」の取組事例イメージ】
・新たに倉庫管理システムのソフトウェアを購入し、配送業務を効率化する
・新たに労務管理システムのソフトウェアを購入し、人事・給与管理業務を効率化する
・新たに POS レジソフトウェアを購入し、売上管理業務を効率化する
・新たに経理・会計ソフトウェアを購入し、決算業務を効率化する

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実際に次ページにある採択一覧抜粋をみても、「IT活用してるんだな」って思うものがほとんどです。なので、全てIT活用に結びつける必要はありませんが、そういった加点につながる項目を組み込むことは、傾向と対策の観点から重要ではあります。

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審査項目(公募要領抜粋)

◇補助事業計画には、ITを有効に活用する取り組みが見られるか。

◯本補助金の構成と対象経費
本補助金の構成を「公募要領」より抜粋します。
一般枠(上限50万円)と事業再開枠(上限50万円)に大別され、創業特例の対象業者は一般枠が50万円増額になります。一般枠の補助割合は2/3、事業再開枠は満額であることも注意が必要です。

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