みんなでソロさんぽ vol.3開催レポート(前編:オリエンテーション)
(1)みんなでソロさんぽ vol.3 オリエンテーションを開催しました!
こんにちは!世田谷コミュニティ財団・学生ボランティアの馬路です。
2021年1月24日、世田谷コミュニティ財団では、みんなでソロさんぽvol.3を開催しました!
ご参加頂いた方は14人です。世田谷区内に住んでいる方、働いている方、隣接する市区にお住まいの方や、ご実家が世田谷にあるという方など、さまざまな背景をお持ちの皆さんにご参加頂きました。中には前回・前々回のソロさんぽにもご参加頂いたリピーターの方も。
日曜夜・オンライン形式の開催にもかかわらず、たくさんの方にご参加頂き、とても楽しい会になりました!
(イベントリンクはこちら!)
この記事では、当日のオンラインセミナーの様子をレポートします!
(2)みんなでソロさんぽとは?
「みんなでソロさんぽ」とは、ソーシャルディスタンスを保ちながら、街を楽しみ、人と繋がりたい!という思いから始まった企画です。オンラインとオフラインを組み合わせ、街と人、人と人とが出会うことを目的として開催しています。
みんなでソロさんぽは、3つのステップに分かれています。
Step1:オリエンテーション(ミニレクチャー)
Step2:ソロさんぽ
Step3:シェアリング
の3つです。
Step1:では、街を見る視点や、世田谷の地形の成り立ち、歴史、活動団体について、レクチャーを受けます。
Step2:では、自分の家の周りを、それぞれのペースで自由に散策します。散策の結果は写真とともに、Facebookグループに投稿し、みんなでコメントをし合います。
Step3:では、ソロさんぽの結果をオンラインを通じて、みんなで共有します。
3つのステップが用意されているので、誰でも簡単に街を知り、楽しめる仕組みとなっています!
(3)この日の位置づけと話題提供者
このレポートで紹介しているのは、3つのステップのうち、Step1:オリエンテーションにあたります。オリエンテーションでは参加者の顔合わせ、そしてソロさんぽでまちを”発見”するコツを学べるミニレクチャーを受けました。
オリエンテーションの話題提供者を担当したのは、世田谷コミュニティ財団理事の千葉晋也さんです。千葉さんは、普段は株式会社石塚計画デザイン事務所の共同代表として、まちづくりの現場のサポートを続けられています。
(4)オリエンテーションの内容
オリエンテーションは、主に4つの内容で構成されていました。
1.世田谷コミュニティ財団の紹介
2.参加者の自己紹介
3. 千葉さんからの講義
4. Step2と3の解説
の4つで構成されていました。
千葉さんからの講義では
◆世田谷の地形についての解説
(丘陵や河川の成り立ち)
◆街の構造
(道路・鉄道・公園)
◆実際の世田谷に特徴的な風景
◆ソロさんぽに向けたおすすめの資料やマップの紹介
などについてお話しいただきました。
この中で、私が印象に残ったのは、▲1,地形の構造に関する解説と、△2,地域風景資産の保全に関する活動です。
▲1,地形の構造に関する解説では、実際の世田谷区の地図に河川や緑道、高低差を表示して台地の成り立ちを視覚的に理解することができました。また、幹線道路や鉄道を地形に重ねてことで、普段は感じない街の成り立ちを実感しました。
△2,地域風景資産についての解説では、世田谷区において、長く区民が主体的に地域の風景作りに参加していることがわかりました。風景はもちろん、区民がどのように参加しているのか、気になりますよね!
(5)イベントに参加してみて
今回のイベントでは、地形と世田谷を意識した歩き方は新しい風景に出会える可能性があるという発見がありました。
どうしてここに急な坂があるのか、この交差点はどことどこを繋いでいるのか、など当たり前の景色にも「?」はたくさん。その理由はわからなくても、仲間達と共有すれば一緒に考えるきっかけとなるかもしれません。また、世田谷には地域風景遺産をはじめとした注目スポットもたくさんありますよね。ただ歩くだけではなく、目的を持って散歩することで世田谷という街の知らなかった姿に出会えるのが楽しみです!
(6)いよいよ「まち歩き」へ!
今日のオリエンテーションでは、Step1として、世田谷の地形や歴史、まちの特徴について教えて頂きました。
参加した皆さんは、今日のオリエンテーションを踏まえて、Step2:ソロさんぽ(各自でのまち歩き)へと進みます。
後編の記事も、ぜひお読みください!リンクはこちらです!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?