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腸のように脳をそして世界も

よく見聞きする脳腸相関という言葉
脳と腸の情報交換であり腸と脳のネットワーク
ここでよくでてくる幸せホルモンと呼ばれているセロトニン
脳よりもはるかに多い割合で腸でセロトニンのもとがつくられるというお話
免疫細胞もしかり
そこで腸内環境って大切だよねっ
食って大切だよねっとなるわけだけど
ここではちょっと違った角度で書きたいと思う

腸内フローラ
お花畑のように存在する何百兆個もの腸内細菌
わたしたちの細胞の数より多い
その壮大な様と無意識の中で動いているからだに宇宙だなーと感じる

そのお花畑なる腸内細菌は善玉菌/悪玉菌そしてどっちつかずの日和見菌
の3つに分類されている
この時点でピンとくる方もいるだろう

このどっちつかずの日和見菌さんは
多いほうに寄るという性質をもっている
そういうわけで腸内が悪玉菌より善玉菌が多いほうがより良い腸内環境となる

ここでひとつ思うのは
善も悪も一緒に共存しているということ
悪がなければ善もない/善がなければ悪もない
両方の存在なくしては語れず
ぜんぶまるっとひとつの世界にいる

腸こそ動物がいちばん初めにもった臓器だといわれている
えさをとり込むための手ができ 動かすための神経
そしてより良く動くための脳ができていった

脳内も腸の視点でみてみると
腸内フローラそのものだなと

ウキウキわくわく/チクチクぐちぐち
ごきげん/イライラ
よろこびや安心感/悲しみや不安感
慈しみ/憎しみ

いろんな感情がわくのは自然なこと
だって人間なんだもの
悲しみや不安がわかるから
よろこびや安心をありがたく感じれる
イラ子な自分の状態を知っているから
ごきげんな自分はウキウキする

どちらもまるっと同じ世界にある
せっかくならいい気分〜でいられる時間をたくさん味わいたい
より良い脳内フローラにするには
腸内細菌でいうところの善玉さんをちょっとでも優位にさせる
すると日和見さんが一緒になってくれる
悪玉さんも消えたりはしないけど共にいる

わっ書きながらもののけ姫のアシタカの腕に残った呪いの跡が脳裏に浮かんだ

戻します

どんなじぶんもまるごと受けとめる
丁寧に大切に
陰と陽 すべてをまるっと包みこむ
その中にある “いい気分〜” や “善玉さん〜” に意識をむけて育んでいく
心地よくない気分や悪玉さんにずーっとフォーカスしてたらそちらと日和見さんが一緒になっちゃうからね
どんな出来事でも光はある
しっかり感じたそのあとは光のほうへと意識を向けて
響かせていく

社会のこともそう
声をあげていく
否定的なエネルギーではなく慈愛のエネルギーにのせて

その先はきっとあたたかくて美しい協奏の世界

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