Hyggestund 物語 No1
今日のわたしは曇りです. はい.
みたいな日ありませんか.
このモヤモヤを晴らしたいけれど,いきなりシャッキーン! ではなく,
穏やかに雲が動いて霞がとれていくような..
ゆっくりした中で晴れていくような..
そんなわたしを優しくいたわりたい日.
こういう日はきまって甘いものなど欲したりもするのだけれど,
この香りに手をのばした.
SOLのHyggestund-No1 .
レモンの香りがはじめにふわっとやってくる.
ほんのりスパイシーなメイチャンとブラックペッパー,グリーンな甘みのクラリセージ,ビタースウィートなカカオが落ち着いたあたたかみのあるレモンをつくりだしている.
そしてすーっと深くはいっていくようなクリアなフランキンセンスが霞を晴らしてくれるような..そんな気もした.
しばらくそこにいてくれるカカオの甘さに,心とからだがゆるみ,ほっとする感覚.
まさにチョコレートを食べたときのあの,至福の時ー.のような.
となると,甘いものに恋してやまないときに香ってみるのも良き.かもです.
1箱食べてしまうところを何粒かで満足となれるかもしれないですね.
そしてこの香りをつくりながらもずーっと,何かの香りと似たような,近い香りがあるんだけどなー..と思いながら結びつかずにいたのだけど,つながりました!
昔,好きでよく食べていたあのお菓子!
サクマのキャンディいちごみるく,のレモン味!
レモンだけど酸っぱくなくて甘い,中がシャリシャリなのが美味しくて,だから何個でも手が伸びてしまうという.
このキャンディをビターにした『大人の〜』みたいな,そんな風な香りに今日は感じながら,子供時代の楽しい想い出が呼び起こされたのでした.
ひさしぶりに食べたくなってきちゃいました.今もあるのかなー.
とそんな具合に晴れ間がひろがっていく私なのでした.
ついつい食べものに連想しがちなワタクシですが,同じ香りでも何をイメージするか,感じ方は十人十色.
この香りを手にとってくださった方々といつかそんな話をしてみたいです.