大学院受験するまで
こんにちは、grittoです。
現在国際関係学部4年生で、来春もしくは来夏から大学院へ進学予定です。
一校は東京大学公共政策大学院、イギリスの大学院4校を受験し現在半分以上が審査を終え今のところ3校全て合格をいただきました。メモ代わりに受験に至った動機やスケジュールなどをまとめていこうと思います。
大学入学までのバックグラウンド
私が大学院進学を視野に入れたのは高校2年生ごろだと思います。私が通っていた高校が少し特殊だったということもあって、平和学をすでに勉強していた私は、学校の合間に一人で講演会・勉強会に通い、カンボジアへの1ヶ月のボランティアと翌年単身でフィールドワークを行って、公衆衛生に関わる国際支援について研究を行っていました。
そういった恵まれた学習環境もあってか、その頃には国際機関や平和構築政策に携わる仕事をするという夢が確立して行きました。
しかしその頃から今まで様々な紆余曲折がありましたし、たくさん悩み自信を無くした事もたくさんありました。
入学後すぐに日本の大学に意気消沈…
日本の大学を選んだ私はそれまで頭で考える前に足で行動タイプ!(気になったらフィールドワークへ出て行ってしまう…)だった経験から、もうボランティアや草の根アプローチに限界を感じていた私はもっと社会や国の構造を知りたいと思うようになり、アカデミックの基礎が身につけれそうな国際関係学を学べる大学へ進学しました。
(国際関係学は日本ではあまりメジャーではありませんが、国際政治や国際政策に関する学問である国際関係学は主にアメリカ・ヨーロッパでとてもメジャーな学問です)
しかし日本の大学の授業は想像以上に簡単で満足いくものではなく(特に1年生の授業は英語やパソコンなど基礎的な授業が多かったからだと思います…)、平和学を担当している教授のところへ高校生の時に作成したレポートなどを見せると、海外の大学に進学したほうがいいと言われてしまいました。
1年生の春頃から2年時の留学を見据え、IELTSの講座や奨学金のアプライ準備をすすめていた私は、どうしても大学を辞める勇気が出ませんでした。当時は無駄な時間を過ごしてしまうのではと過剰に焦っていたのだと思います。
妥協と新しい発見
そして同じ学部の中でも授業ALL 英語のコースに転専攻することで、自分の中にあった焦りと現実の間で妥協することにしました。妥協から始まった大学生活でしたが、国際関係学の授業を受けていく中でどんどん興味の範囲が広がり社会学をはじめ、国際関係学のアプローチ(批判的国際関係学も含めて)に魅了されるようになっていきました。
それまでの研究発表やボランティア・フィールドワークに明け暮れていたアウトプット重視だった私から、インプットの時期に突入していくことになります。