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例えばこんな台本
登場人物A.B
B:おはよう。
A:おはよう。
B:ねぇ、昨日のみた。アニメ。テレビ。
A:え?ああ、見た。見た。
B:めっちゃよかったよねぇ。
A:うん。
B:あのさぁ、あそこ、ラストでさぁ
あのなんだっけ。敵の。
男爵いもみたいなやつ。
A:バロンね。
B:バロンそうバロン。トドメささずにさ、
変身やめるのさ、良すぎるよね。
泣けたわ。
A:わかる。泣ける。
B:いくつまでアニメ見て泣けるんだって
話しなんだけどさ。
A:まぁね。
B:でさぁ、あんた大丈夫?
A:え?え?何が?
B:だって、変じゃない?
A:そう?え?変かな?
B:いや別に気のせいならいいけど。
いつもとなんか?
わかんないけど、なんとなく変かなって。
A:ありがとう。でも大丈夫だから。
B:そう?
A:うん。ありがと。
B:いつでも言ってねー。
いつでも好きな事言える位置にいたいからさ。
私も。
A:わかりましたってば。
と、適当に書きましたこちら。
文頭に設定をト書きをつけて見ましょう。
登場人物A.B
背景
AとBは友人
Aは明日両親の都合で引っ越すが
誰にも言えていない。
通学路の信号待ち
Bが後ろからやってきて話しかける。
B:おはよう。
A:おはよう。
B:ねぇ、昨日のみた。アニメ。テレビ。
A:え?ああ、見た。見た。
B:めっちゃよかったよねぇ。
A:うん。
B:あのさぁ、あそこ、ラストでさぁ
あのなんだっけ。敵の。
男爵いもみたいなやつ。
A:バロンね。
B:バロンそうバロン。トドメささずにさ、
変身とくのさ、良すぎるよね。
泣けたわ。
A:わかる。泣ける。
B:いくつまでアニメ見て泣けるんだって
話しなんだけどさ。
A:まぁね。
B:でさぁ、あんた大丈夫?
A:え?え?何が?
B:だって、変じゃない?
A:そう?え?変かな?
B:いや別に気のせいならいいけど。
いつもとなんか?
わかんないけど、なんとなく変かなって。
A:ありがとう。でも大丈夫だから。
B:そう?
A:うん。ありがと。
B:いつでも言ってねー。
いつでも好きな事言える位置にいたいからさ。
私も。
A:わかりましたってば。
信号が変わる。
2人は歩き出す。
なんか、見え方クリアになりますよね。
じゃあ次です。
登場人物A.B
背景
AとBは友人だが、昨日喧嘩をした。
Bは仲直りを決意して
信号待ちで立っているAに話しかける。
B:おはよう。
A:おはよう。
B:ねぇ、昨日のみた。アニメ。テレビ。
A:え?ああ、見た。見た。
B:めっちゃよかったよねぇ。
A:うん。
B:あのさぁ、あそこ、ラストでさぁ
あのなんだっけ。敵の。
男爵いもみたいなやつ。
A:バロンね。
B:バロンそうバロン。トドメささずにさ、
変身とくのさ、良すぎるよね。
泣けたわ。
A:わかる。泣ける。
B:いくつまでアニメ見て泣けるんだって
話しなんだけどさ。
A:まぁね。
B:でさぁ、あんた大丈夫?
A:え?え?何が?
B:だって、変じゃない?
A:そう?え?変かな?
B:いや別に気のせいならいいけど。
いつもとなんか?
わかんないけど、なんとなく変かなって。
A:ありがとう。でも大丈夫だから。
B:そう?
A:うん。ありがと。
B:いつでも言ってねー。
いつでも好きな事言える位置にいたいからさ。
私も。
A:わかりましたってば。
信号が変わる。
2人は歩き出す。
ぎこちなく、なんとか日常会話をしようと
がんばる2人が見えそうです。
じゃ次
登場人物A.B
背景 更衣室
AとBは友人だが、
Bは身体が男性で内面が女性である。
Aが着替えている所にBが登場
Aは着替えの手を止めるが
Bは当たり前のように
女子更衣室で着替えを始める。
B:おはよう。
A:おはよう。
B:ねぇ、昨日のみた。アニメ。テレビ。
A:え?ああ、見た。見た。
B:めっちゃよかったよねぇ。
A:うん。
B:あのさぁ、あそこ、ラストでさぁ
あのなんだっけ。敵の。
男爵いもみたいなやつ。
A:バロンね。
B:バロンそうバロン。トドメささずにさ、
変身とくのさ、良すぎるよね。
泣けたわ。
A:わかる。泣ける。
B:いくつまでアニメ見て泣けるんだって
話しなんだけどさ。
A:まぁね。
B:でさぁ、あんた大丈夫?
A:え?え?何が?
B:だって、変じゃない?
A:そう?え?変かな?
B:いや別に気のせいならいいけど。
いつもとなんか?
わかんないけど、なんとなく変かなって。
A:ありがとう。でも大丈夫だから。
B:そう?
A:うん。ありがと。
B:いつでも言ってねー。
いつでも好きな事言える位置にいたいからさ。
私も。
A:わかりましたってば。
着替えを終えたBはAを見つめている。
なんか、こう、
一気に雰囲気変わったと思います。
でも会話の内容は一緒なんですよね。
でも見えてくる情景や人間関係は
全く変わると思います。
なんかこういうの考えるのが好きってだけです。
で、僕が台本書く時には
できたらこういうの実年齢に近い人に読んでもらいます。
そうすると、
「こんな言い方はしない」とか
「こんな言い回しはしない」などと言われます。
だったら、あなたの場合何て話す?
どんなこと言うの?
などと聞きます。
場合によってはその通りの台本に直します。
これの何が面白いってつまり
ここで語られてる内容には
大した情報がないって事です。
にも関わらず、
観ている方には全然違うように
あるいは何かの関係性が映る。
ここに演劇の面白さがあるなと
感じたりします。
と、少しだけ演劇したくなったので
僕の好きなお芝居について書いてみました。
個人的には着替える人物Bは、
チェリストの荒木匠登さんなどに
やっていただきたいですね。
Aは、候補者沢山いますね笑笑
ちなみに私はA.Bともに高校生の女子のつもりで書きましたが、年齢と性別にはあえてほとんど触れませんでした。
(3つめだけ、性別に触れてますが)
その上で、
そう見えた方はいらっしゃいますでしょうか。
いたら嬉しいですねぇ。
しんろくでした。
今日のnoteは
MEI
西村正英
横山亜美
ピザ回し嵐太郎
???
さまの応援で書かれています。
いつもありがとうございます!
最後まで読んでくださり
ありがとうございました。
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どうでもいいことが書かれています。
今日の有料noteには
体臭を消しやすい食べ物を紹介しておきます。
それは
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