年末年始に積読を解消する割算とマッピング
休み前は「よし!本読むぞ!!」と思うのに、休み明けに「結局、読めなかったなぁ~」とならないために、積読解消法をあみ出しました!
やり方は簡単。
積読本の総ページ数 ÷ 休日数
これだけ。
①読みたい本の総ページ数を出す
まず、読みたいと思っていたけど手をつけられてなかった本をひっぱりだします。
ぼくの場合であれば、たとえばこんな感じです。
『シナリオの基礎技術』(新井一)335ページ
『シナリオの技術』(新井一)256ページ
『BRAIN DRIVEN』(青砥 瑞人)395ページ
『シナリオ錬金術2』(浅田直亮)173ページ
『世界は贈与でできてる』(近内悠太)250ページ
『21Lesson』(ユヴァル・ノア・ハラリ)412ページ
6冊の総ページ数は、1821ページ。
②休みの日数で、総ページ数を割る
読みたい本、読まなきゃと思っていた本をひっぱりだしてきて、総ページ数を出したら、休みの日数で割ってみます。
ぼくの場合、シナリオ・センターの休みは長いので、12月25日から1月7までの14日間。
1821ページ÷14日=130ページ
だいたい1日に130ページ読めば、積読解消だとわかります。
これで、とりあえず1日の読むべきページ数は分かります。
でも、年末年始はなんだかんだ忙しい。
積読が解消されないのは、気合と取れる時間のアンバランスさにもあると思います。
そこで!
③本の内容に合わせて読む速度を変える
一口に書籍といっても、その内容によってかかる時間は異なります。
あまりなじみがない内容の場合、ある程度の時間をかけないと理解できません。
一方で、なじみのある内容の場合、ある程度のスピードで読んでも理解できます。
そこで積読本を、自分の理解度に応じてマッピングします。
内容への理解度が高いか、低いか
じっくり読みたいか、スピーディに読みたいか
という基準で、積読本の位置づけ。
④書籍に合わせて、読むページ数を設定する
積読本をマッピングしたら、書籍ごとにページ数を振っていきます。
ぼくの場合であれば、
『シナリオの基礎技術』(新井一)335ページ
『シナリオの技術』(新井一)256ページ
については、すでに何回も読んでいるのでほとんど重要なところは覚えています。でも、新たな気づきもあります。
なので、時間をかけずにざっと読んでいきます。
理解度高い × 時間かけない
ということで、1日100ページに設定。
『BRAIN DRIVEN』(青砥 瑞人)395ページ
は、すでに2回読んでいますが、脳神経科学というなじみが薄いジャンル。でもちゃんと理解したい!なので、
理解度中くらい × 時間かけない
ということで、1日100ページくらい。
『シナリオ錬金術2』(浅田直亮)173ページ
は、はじめて読む本だけれど、シナリオという意味では理解度は高め。でも、ある程度時間をかけたい1冊なので、
理解度高い × 時間ある程度かけたい
ということで、1日60ページくらい。
『世界は贈与でできてる』(近内悠太)250ページ
『21Lesson』(ユヴァル・ノア・ハラリ)412ページ
は、2冊とも初めて読む本で、あまりなじみのないジャンルなので、
理解度低い × 時間をかけたい
ということで、1日40~60ページくらい。
こんな感じで、ページを振り分けていきます。
⑤休みの日数に振り分けていく
1日のページ数がみえてきたら、休日に振り分けていけばできあがり!
『シナリオの基礎技術』(新井一)335ページ
⇒3日~4日
『シナリオの技術』(新井一)256ページ
⇒2日~3日
『BRAIN DRIVEN』(青砥 瑞人)395ページ
⇒4日~5日
『シナリオ錬金術2』(浅田直亮)173ページ
⇒3日~4日
『世界は贈与でできてる』(近内悠太)250ページ
⇒6日~8日
『21Lesson』(ユヴァル・ノア・ハラリ)412ページ
⇒7日~10日
トータルで、25日~34日。
休みの日数を大幅に超えていてもご愛敬。積読よりも読むことに取り掛かることが大切なはずです。
それに、調子がいい日は2冊を読み進めたりもできます。
ちなみにぼくは、自分で試してみたら、時間配分が見えたので、休み前から積読の解消が進んでいます。
取り上げた本
おススメのシナリオ本
ついでに、ぼくらの本も。
充実したお休みのお手伝いになれたらうれしいです!
KeepWriting!!
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シナリオ・センターは『日本中の人にシナリオをかいてもらいたい』と1970年にシナリオ講座を開始。子ども向けキッズシナリオも展開中。アシスト、お願いします!!
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