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ミミズのお引越し・・落ち着いた頃かな

今回コンポスト&養殖試験スタートするミミズの種類は「シマミミズ」。

生ゴミを一番効率的に“コンポスト”してくれる種類のミミズたちだ。

コンポストとは、有機物を微生物の働きで分解させて堆肥にする処理方法、またはその堆肥のことをいい、コンポストとは英語で「堆肥」を意味するCompostからの言葉。

ミミズコンポストは、生ゴミをミミズに食べてもらって有機ゴミを栄養たっぷりの腐植土に変えてもらう仕組みで、出来あがったミミズコンポストにはミミズの糞と分解された有機物が含まれており、快適な環境が整えば、ミミズたちは一日に自分の体重の半分から同じ量(もしくはそれ以上)の生ゴミを食べる。

ミミズは土と一緒に有機ゴミを飲み込んで、その中にいる微生物たちから栄養を吸収するが、ミミズが「食べた」後の糞には微生物が食べる前より8倍超にも増えるそうだ。

しかもミミズの糞に含まれる微生物は作物の成長を助けたり、土の中の栄養分を作物の根が吸収しやすいように調整したりするもので、病原菌はミミズがお腹の中で消化してくれるのでミミズ糞には病原菌が含まれておらず、言い換えるならばミミズは《自然界の「土壌」のお医者さん》と言っても過言ではないだろう。


加えてミミズは雌雄同体で2匹のミミズが交尾後、卵(卵胞)を生み孵化して60日で成体になり、半年で5~10倍にも増え、絶倫極まりない繁殖能力の旺盛な生物。

文献では、シマミミズの繁殖許容は、1㎡当たり約5,000匹~10,000匹、一匹平均0.4gですから総体重にして約2,000g~4,000gとなり、「生ゴミ」処理能力は、ミミズ総体重の半分の1kg~2㎏程度処理し糞土となるらしい!

2月10日に移動させたミミズは環境に馴染むまで1週間ほどそっとしておくのが良いとのことだったが、5日目の今日、堪らず様子を見に行ったら・・・それはそれはミミズはお元気な様子で一安心♬
今週あたり有機ゴミを投入してみようかな。

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