卒制終わってみた今を基礎デ生にインタビュー!その5(菱川ゼミ編)2020
基礎デ生インタービュー第5弾!!今回は菱川ゼミの皆さんに自分の卒業制作を振り返ってもらいました!
この記事の見方
①卒制どんなの作った?
②どういったスケジュールだった?
③卒制でいくらかかった?
④卒制のここが大変だった!
⑤卒制のここがやっててよかった!
⑥卒制を終えて来年の4年生に一言
菱川ゼミ Tさん
①sleepiness / 睡眠不足をテーマにアニメーション絵コンテでその視覚や体感を提示した作品です。
自分の大事な考えや物事は何か探り、それらを大事にして、記して生きたいという思いから制作しました。
負な印象である睡眠不足でも、視点を変えると自由な想像力によってユーモアさや喜劇らしさのある視覚や感覚がある事に気づき、その感性を題材にストーリーを作り上げました。
②本当はずっと実写ver.とアニメーションver.で企画書があったので、それを含めると’19年12月から企画がありました。それからは
〜7月 企画書完成①(理想形態含めて)
〜9月 企画書,絵コンテ完成②(実現性含めて)
※この時点では映像化しようとしてた笑
〜11月 絵コンテをパネルに描き出す
〜2月 作品完成、展示設営
〜3月 展示設営完了
③20万は切りたいと思って、節約して切りました✌️
④お金を稼ぎながら作って、就活して、とスケジュール管理とかタスクをこなすのがしんどかったです。年明けてから家で描いていたので、家の人が寝たタイミングでリビングいっぱいにパネルを広げて描いてました。睡眠不足のテーマはタイムリーでしたね。ただただ眠かったです。
⑤テーマや内容、コンセプト、表現媒体は適切かどうか、どういう表現で描くか、モチーフはどんなのにするか、などずっと緻密に考え書き出してた作業は最後の最後まで妥協せず突き詰めて本当に良かったと思っています。ずっと作業しながらこれでいいのか?これであってる?と問いかけてました。全てに意味があって、裏設定とかも込めて作っていたので、教授や観覧者の方々に問いかけられたとしても答えられるくらい密な作品が作れたんじゃないかなと思います。完成した作品を目の前にした時は頑張ったな〜って感動しました。
⑥メンタルケアを一番に優先して、楽しみながらものを作ることが一番だよ〜って言いたいです。集大成とか思わなくて結構!でも、少しでも妥協するとやっぱり悔しくなるので、妥協はせずに◎
菱川ゼミ Kさん
①CG作品(都合により画像非公開)
②案出し2020/2〜2020/8
本腰入れたリサーチ2020/6〜2020/10
案が定まるのが2020/8〜2020/9
スキル習得やリサーチ2020/8〜2021/2
作品制作期間2020/12〜2021/3
展示2021/2/25〜2021/3/6
③卒制用にパソコン買いなおした 43万
ソフトウェア追加購入 10万
教材等 3万
印刷・展示 5万
交通費 1.8万
計約60万(パソコンを除くと27万)
④制作期間が長い割にマイルストーンがないのでめちゃくちゃ中だるみした。3ヶ月に一回くらい作品の締め切りがあっていいと思う。
⑤自分の好きなことを表現しつつ、キャリアにつながるスキルを伸ばした。
⑥6月半ばに一回作品を完成させた方がいいと思います。クオリティとしては6〜7割でも、一旦完成させてからブラッシュアップした方が全体のバランスや作品意図が整理されていい感じになる気がします。
菱川ゼミ Oさん
①解放をテーマにした映像作品
②あんま参考にならないので割愛
③実験とか機材の用意してたら、なんだかんだ25万くらいかかった気がする。
④卒業制作という集大成感に悩まされた。あと思ってる通りのスケジュールに全然進まない笑
⑤最後の最後で楽しみながらつくれたこと。自分なりに納得できたし、新たな始まりになったと思う。
⑥考えすぎず、教授に傾倒しすぎず、評価とか気にせず、どうせ作るんだから楽しく作ろう!あと、友人や家族、ゼミの先生、助教など周りの人を大切にしよう!互いに助け合ったり話し合ったりするの大事。健康第一
菱川ゼミ Dさん
①秘密基地作った。
②
《〜20年7月頃》路頭に迷う。
《20年9月末》しっくりくるコンセプトと出会う。
《20年10月上旬》展示計画書にて「私はこれをやる!」という確固たる意思表示をする。
《20年10月中旬》現地調査と材料集めのために実家に帰る(弾丸)。
《20年11月中旬〜》学校に材料を持っていっては組み立てる日々を送る。
《21年1月中旬》大型作品保管の申請を忘れていたため組み立てたものをもう一回バラす羽目になる。
《21年2月中旬〜》入構禁止期間明け、ようやく本始動。
《21年3月6日》ほぼ完成
《21年3月8日》完成、最終プレゼン
③:6〜7万円までには収まってるはず。なんやかんや材料と我が身を運ぶのに一番掛かってる気がする。
④:そこそこ完徹もしたけど楽しむ!が大前提だったのであんまりしんどくはなかった…
しいて言うならバスでしぬほど往復したこと。大荷物で乗車するから毎度白い目で見られた(笑)
⑤:想像よりも遥かに見てくださった方々が作品の世界に入ろうとしてくださったのが嬉しかったです!正直、空回りするんやろなぁと思ってたので!(笑)
⑥とにかく楽しんでください。
しんどい思いをした先の美しさ・格好良さという美学も勿論ありますが、逆に自分本位で楽しんで面白がって作ったものは自ずと自分とイコールな作品になると思うので!
大丈夫です。カッコつかなくても、等身大でも、皆んな意外と褒めてくれます。
菱川ゼミ Sさん
①伝統工芸の素材を使って雑貨を作りました
②10月までリサーチ→1月まで雑貨に使用する素材集め→制作
③7万
④各々の素材の扱い方が全くわからず苦戦した
⑤自分の好きなことを突き詰めて制作出来た事!
⑥自由に思うままに制作してみて下さい!
菱川ゼミのご協力くださった方々ありがとうございました!次回は田中ゼミの卒業制作を紹介していきます。