「関係人口を活用した観光まちづくりの可能性ー北海道夕張市を事例としてー」
鈴木里奈/地域社会学会第49回大会
◆概要
北海道夕張市における「清水沢まちあるき」のデータから、「関係人口(=定住人口でも観光客でもない第三の人口)」参加の重要性を指摘する。
◆用いたデータ
「清水沢まちあるきの参加者(2023年5月27日、第92回)」
◆RQ
まち歩きには、どのような人々が集い、どのような関係性を築き上げているのか
◆結論
交流人口、関係人口、定住人口が集う「観光の場」で関係人口が自らの経験を語る
・臨場感のある 「生の声」 を聴ける機会
・関係人口自身は自らと地域との繋がりを実感
・街への愛着の醸成、知識や理解の深化
・参加者同士の交流の促進
・ほかの地域活動への参加の動機、継続的な繋がり
◆所見
ケーススタディの域ではあるけれど、やなや盆踊りなどの地域施設や地域行事にも通底する、第3のアクターへの鋭い指摘と感じた
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