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どのあたりの界隈の作曲家の仕事が無くなるか、予想をまとめてみました。(いろいろなパターンを考察)
こんにちは、スキャット後藤です。フリーランスの作曲家です。
最初に言っておきます。今日の記事は僕の予想です。当たるか当たらないかはわかりません。ただの予想です。
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「こだわらないVP」などの案件は、利用さえ進めば2,3年待たずにAI選曲になるだろうと、制作会社のディレクターが言ってたというツイートを見かけました。僕も実際そうなると思っているのですが、作曲家にとってどのあたりにどういう影響があるかを考えてみました。
先日のMAでドラマ系なら誰もが知ってる制作会社のディレクターとAI選曲の「BGMNOW」他類似サービスの感想聞いたところ、こだわらないVP程度なら全然イケるって言ってたから、利用さえ進めば2、3年待たずにその手合いのこだわらない選曲仕事はなくなる方に舵切れるだろうなと思ってる。 https://t.co/6V1N9RgZ3Z
— みずもと🍣録音技師,MAミキサー (@miDumo) December 16, 2022
まず、「こだわらないVP」がどういうものかというと、情報をただ伝えるだけの映像で、音楽も雰囲気があってれば特にこだわりないみたいなやつです。すでにこのあたりは作曲仕事なんてなくて完全にフリー音源かストック系の安いサービスを使ってると思います。そういう風になってもう10年以上経ってると思います。いや、僕がCMやりはじめた20年前でもそんな感じでした。たまーにVPのBGM依頼きてましたけど。
「こだわらないVP」は、優しいピアノ曲とか、明るくポップで軽快なリズムの曲とか、聞いたことあるクラシック曲とか。ナレーションの裏にうっすらなってるシリアスな四つ打ちキックの曲とか。逆に「いい音楽」だとぶちこわしになるので、これくらいどうでもいい音楽が良いのです。
で、ここまで書くともうお分かりだと思うのですが、音楽で収益化できなくなる作曲家は、、、
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