
プロになりたいって若者から作品集送られてきたので、こんなアドバイスしました。
こんにちは、スキャット後藤です。フリーランスの作曲家です。
最近、音大卒の若い人からTwitterにDMが届きました。プロで音楽の仕事がしたいので作品集を聞いてアドバイス欲しいってことでした。近しい人だったようなので珍しくちゃんと聞いて、珍しくちゃんと返事しました。
その人に、二点アドバイスしました。
---
一点目です。作品集の作り方について。
音楽ファイルがある階層が深いので、もっと気軽に聞けるようにしておく方がいいのでは?と。フォルダーの中にフォルダーがあって、その中のファイルを聞く感じだったのです。まぁ、ちゃんと聞こうという姿勢の人は聞いてくれるかもしれないですけど、僕のようにめんどくさいって思う人は「あ、もういいや」ってなるかもしれません。あと中身を見ると、誰に渡すのもこのファイルそのまんま送ってるのかな?と思う感じでした。そこも気になりました。
二点目、これは結構重要な話です。「これ機会損失じゃない?」っていう点。曲を聴くと、さすが音大卒ってだけあってちゃんと曲作れてるのです。いろんな曲調作れるし、僕がつくるヘナチョコではなく基礎もしっかりあって安心できる感じ。でも、これじゃダメだって思いました。どういうことかと言うと、、、
ここから先は
1,244字
¥ 500
この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?