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Audiostockの新たな可能性について。
こんにちは、スキャット後藤です。フリーランスの作曲家です。今回の記事は全文無料で読めます。
Audiostockの西尾社長がこんなツイートしてました。
先月はJASRAC・NexToneの分配月でしたね。弊社が音楽出版社として管理している楽曲が某キー局の番組で使われておりました!
— 西尾周一郎@動画BGMのAudiostock (@nishiocf) July 14, 2021
その関係で、一部のAudiostockクリエイターにちょっとびっくりするくらいの印税が発生していて、今後も伸ばしていきたいなーと思っております。
僕が2年前に記事書いたことが、いよいよ始まったなと感じました。大逆転しそうな人がすでに出てきてるようです。なんのことだか具体的に興味ある方は下の記事を読んでみてください!ただ値段高いですけど。(定期購読してくださってる方のための記事なので簡単に読めないようにしてます)
仕事していく上でビジネスモデルをちゃんと把握しておくってのは大事です。処分したいものを売るときでも、どこで売ると一番お金になるか考えるじゃないですか。音楽も同じで、何をどこで売るといいのか、どんな風に売るのがいいのか考える必要があります。(考えなくていい人もいるけど...)
特に安い仕事ばかりで困ってる人はまわりをしっかり見て、誰がどんな仕事をしてるか、どういう風に稼いでるかを把握した方がいいと思います。「作曲」って仕事でも活動する場所でまるで価値が変わります。どこにどんな曲を書くかで収入が大きく変わってきます。
例えば買い取りの場合、クライアントのために一点ものを作る感じですね。絵画と同じような感じかもしれません。複製したものを売る権利も渡してしまうので、曲の場合は一度売ってしまったらおしまいです。サントラ出して売れた時の収益は欲しい!って交渉すると、少しは収入増えるかもしれませんけども。
僕の最初の7年間のゲーム業界時代に、ゲームはほとんどの楽曲が買い取りなので歳を取った時に大変だなーと感じていて、フリーになってから印税がもらえる仕事を作りました。そんなにたくさんの印税もらってるわけではないですけども年間の家賃以上はもらってるので非常に助かってます。
買い取りの場合、ずっと曲を書き続けないと収入がなくなってしまいます。権利が残ってると働かなくても、どこかで楽曲が使われてるとお金が入ってきます。僕はこの夏、3本のテレビドラマの音楽を担当してますが、一年後に放送で流れた分の印税が入ってきます。これはほんとに助かります。ほとんどの職業の人が印税なんてないですから作曲家の特権です。
で、最初に戻って....。Audiostockの西尾社長のツイートに戻ります。Audiostockで楽曲を売るのは、作曲家にとってどういうビジネスモデルになるでしょうか?参加してる人が多いと思うので、一度考えてみてはいかがですか?何か戦略が見つかるかもしれません。
というわけで、今日は全文公開してみました!プロで仕事してないと見えてこないような視点を有料noteで公開してます。月額で読むとたった300円、あとで気になる記事を読んだら高くついてしまいます、、、気になったらぜひ購読してみてください!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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スキャット後藤 (作曲家)
フリーランス22年目、業界28年目。ゲーム業界からキャリアスタート、2000年にフリーになってからTVドラマやバラエティ番組、CM音楽など幅広い業界で活動する。
<代表作>
さよなら、ハイスクール・イタイケに恋して・来世ではちゃんとします・きらきらアフロ・グータンヌーボ2・青春高校3年C組・元祖みんなでスペランカーなど色々。www.cutecool.jp
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