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「良い音」の意味がわかって以降、自分の作るものが格段によくなった。
こんにちは、スキャット後藤です。フリーランスの作曲家です。
ソフトシンセ、プラグインなど色々とセールが始まっていて、どんどんとお金が減っていく時期ですね。僕はそこまで購入熱がないのですけど、、、それより今年は税金やら国民健康保険を分割で支払ってるので、そっちにお金を残しておきたいって感じです。今日も国と大家のために働いてます。
今日は「良い音」について。
まるで機材に興味ない僕ですら、サンレコ見ながらコンプだEQだっていろいろと弄りまくってたころがあって、アマチュア時代、実家近所のレコーディングスタジオに遊びにいった時、高いコンプの聴き比べみたいなのことをエンジニアの谷川さんがやってくれたのが面白かったり。憧れてた音が作れるのかと、25歳くらいの頃にTUBE-TECH CL1Bを買ってみたり。(売らなきゃ良かった...)
そんな僕は今、EQはStudioOneのやつ、コンプはUAD-2の1176をたまに使うくらい。全然こだわりなくなりました。というか、ミックスは奥深すぎて、そこに時間割くより、ちょっとでもいいフレーズを作りたいって思うことが多いです。
ツイートで「良い音にするには、このプラグインとか、EQでこういう風に設定して」みたいなことをよく見かけます。そういう情報ばっか追いかけたりします。僕のところに「聞いてほしいです!」って曲が届く時も「コンプがうまくかけられなかったのですが...」みたいなテキストが添えられてることも多いです。「良い音にならない、、、どうすればいいのかしら、、、」って僕もよく思ってました。(今も思ってはいますけど)ある時、
「良い音って無いんじゃないかな、、、」
と気づきました、、、そして、それ以降ミックスで「良い音」を求めることをやめました。「良い音」「高いクオリティー」「プロレベル」っていう普段なんの疑いものなく使ってる言葉。「良い音」じゃなく、コレを求めるのが正解だったんじゃないかと。コレとは、、、、
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