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近況&テイラーのThe Eras Tourに行ってきた

お久しぶりです!やっぱり少しでも間を開けると書くという感覚というか習慣がなくなってしまうので、なかなか元のようにはいきませんね。2万字の札幌旅行記事を書いたのがもう自分じゃないみたい。

ということで、最近は就活でまだ悩むことがあって、もやもやしてました。というのも、前回新しい仕事先は今より収入が下がる&半年時給制の契約社員という話をしたと思うんですが、送ると言われてた契約書類が届くのにすごく時間がかかって、その間に前に一度リクルーターと話してトライアルを受けて、そのままになってた別の会社から2次面接の連絡が来たんですね。こっちは最初から正社員の仕事。

せっかくなのでダメ元で面接を受けてみたのだけど、もう既に別会社からオファーが出てる話をすると、その日にすぐ最終面接を組んでくれて、口頭ですぐオファーをもらった。まだ正式に書面でオファーが来てないからはっきり分からないけれど、こっちだったらおそらく今より年収も上がるし、ほぼリモートの仕事だし、最初から正社員だし(2回目)、正直すごく迷った。迷いすぎて本気で具合が悪くなったくらい。

自分が経験やスキルを伸ばすためにやってみたい仕事(今受かってる仕事)と、それよりもリモートワークで通勤時間を無くしてこうして書く時間を確保したり、生活のためにもう少し年収が上がる仕事(2社目)を選ぶかすごく悩んだ。

でもすっごく悩んだ結果、予定通り最初にもらったオファーの仕事をすることにした。というのも、2個目の仕事も、条件で選んだ、と言えるほど条件はそこまで良くないんですね。仕事内容も、細かいミスを見つけたり集中力が求められる仕事で、どちらかというと今までやったことがあるものと似ていて(だから受かったんだろうけど)、あまり得意ではなかったので、少し違うことをやってみたいと思ったのもある。

ローンを返済したり、生活のことを考えたら少しでも給与の高い仕事を取るべきなのだけど、結局その仕事が自分に合っていて続くかって働いてみないと分からないし(2社目はそれがちょっと怪しかったのもある)、希望としてはもう少し自分の興味のある分野で経験を積んで、それでまたいつか転職して年収を上げたいなと。まあでもこの選択が正しかったかは、半年後とかじゃないと分からないと思う。ある程度選択肢があるように見えて、結局この世のあらゆることは大抵ガチャ。

とはいえ、これから半年収入が下がること、2年ぶりのフル出社にすごく緊張してるし、不安でいっぱい。収入が下がるのは今でも厳しいのに致命的だから、もう一つ仕事をしないといけないかも、と考えている。


ところで話は変わるけれど、数日前にTaylor Swiftの東京ドーム公演に行ってきた!発表されてから行きたいとは思っていたけれど、抽選に外れ続け、でもどこかでチケット取れるんじゃないかなと思ってたら就活でバタバタ、集中する時間がなかなか取れず。リセールが全然取れない、直前になって当日券のネット販売も買えない、もう無理かも...と諦め始めていたら、直前にステージサイド体感席なるものが売ってて、迷った末1日だけ買ってみることに。

「体感席」と言うからにはステージを見えないの覚悟で買ったんだけど、その割には正面でないだけで1階席スタンド後方のわりとよくある席って感じで、ステージも見えたし、私的にはすごく満足だった!モニターも専用で置いてあるので見やすかったし、そもそもライブ自体が3時間あるのもあって、満足度が高い。

体感席からの見え方。

今回のThe Eras Tourは映画で上映もしていて、少し前に見ていたのだけど、予習できてたのも良かった。あんまり聴いてなかったアルバムをライブまでにちゃんと聞き直したり、集中して見たいところを事前に押さえたりと色々できた。

Fearless とかSpeak Nowの辺りは世代的に懐かしすぎてずっと涙、涙だったんだけど、改めて聴くとRedアルバムの良さを再発見したり、逆にあんまり聞いてなかったevermoreもすごく好きになって、改めていろんな発見があって楽しかった。

これはEnchantedのステージ

10分のAIl Too Wellも今30代の、世界を手に入れたようなテイラーが未熟だった自分の20代の話をしてるのがなんかすごくじーんときて、その時の気持ちとか思い出がこうやって音楽で写真みたいに残っていることに感動した。他の曲もそうだったけど、そういう振り返りの瞬間がいっぱいあってさすがの"The Eras" Tourだった。

10分のAll Too Wellのステージ

加えて、今回は個人的にすごく学びになった経験だった。というのも、金銭的に行けるコンサートの数って限られてるから、一番好きなアーティストのライブに行くのが当たり前なんだけど、今回はいろんな種類の熱量を持った観客がいて、なんというか、自分の人生ありきな楽しみ方をしてる人が多くてそれを見れて良かった。テイラーも見るし撮るけど、ライブをエンジョイしてる自分たちのセルフィーもめちゃ撮る、みたいな。

私が最近よく行くライブって、自分がどうっていうよりはアイドルを見て崇めるような感じに性質上なりがちだし、正直テイラーのコアなファンもそこは変わらないと思うけど、今回私が多く見たのは自分の人生が先にあって、曲とか全部知らないけど今日はテイラーのライブを楽しんでいる、っていう良い意味で「にわか」な姿勢の観客というか。

親しみを感じられて、手厚く心の拠り所になってくれるような存在には感謝だし、それこそつらい時こそそういう存在があるからなんとかやれる、みたいなことばっかりだけど、テイラーみたいに(私からしたら)何の共通点もないと思うようなスターに最高のショーだけ見せられて、良い意味で突き放されるというか、改めて自分の人生に向き合わされるような、自律、自立を促される存在もまた、必要なんだと思ったりした。

会場にはスパンコールの衣装みたいな服を着てキラキラメイクしてる人がいっぱいいて、「やっぱ人生スパンコール着て、ドレスアップする機会が必要だよね?!」とも思った。日本で生活してると私はドレスアップする機会ってほとんどなくて、あっても友達の結婚式のために当たり障りのないものになりがちだけど、自分のために着飾る機会も大事だなと。

なんというか普段の行動も自分が見たい人やものを見に行くだけじゃなくて、自分が人生の主役だと感じられる瞬間がもっとが必要なんじゃないかと思ったり。。別に方法はドレスアップに限らずだけど、こういう瞬間はアメリカにいた時のほうが沢山あったなと改めてその感覚を思い出した気がした。

とにかく、今回は色々考える機会にもなったし、なんとか一日だけでも行けてよかった!ていうか私4日間のうち1日だけ行ったのだけど、3時間立ちっぱなしの後の腰は痛むし、次の日は昼過ぎまでベットから起き上がれなかったのに、グラミー賞授賞式からすぐ日本来て3時間越えライブ✖️4日間やって、またすぐ帰国してるテイラーの体力なに?!となった。結局この世は体力が全てを制するのかもしれない(そうなってほしくないですが)。でもこういう時に疲れない体力作りを私もしたいと思った。やっぱりジムに通うか。

また次のライブも何年後になるか分からないけど行けるといいな。ではまた来週!



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