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クシャトリラと無効誘発の発動タイミングについての考察

OCG環境で二番手として存在する【クシャトリラ】だが未だに《無限泡影》の切り方については人によって割れているのが現状だ。
(《朔夜しぐれ》は発動条件的に《クシャトリラ・ユニコーン》にしか切る択はなく、《エフェクト・ヴェーラー》は現環境で採用する利点が薄いため省く。)
こうした問題を自分の中で曖昧にしたままにすることは望ましくないということもあり今一度考えた結果、それなりにまとまったため記事としてアウトプットしてみようと思う。
今回は《クシャトリラ・ユニコーン》(=《六世壊=パライゾス》)の1枚初動に対して《無限泡影》を発動するタイミングのみに焦点を当てて考察する。
主に筆者が現在使用している【ティアラメンツ】視点での評価にはなるがそれ以外のデッキを使用している場合でも参考になるように努める。

主な発動タイミングとその後の展開

《クシャトリラ・ユニコーン》

《クシャトリラ・ユニコーン》に《無限泡影》を切る理由としては1枚での回答がギミック内では《六世壊他化自在天》しかないため裏目が薄く、さらに止まった時の盤面が脆くリターンが大きいということが挙げられる。
(一応《クシャトリラ・ライズハート》があれば《ジ・アライバル・サイバース@イグニスター》の成立は可能だが最近の【ティアラメンツ】は《閉ザサレシ世界ノ冥神》を採用しているため盤面としては脆い。)

とはいえ《クシャトリラ・ユニコーン》や《ジ・アライバル・サイバース@イグニスター》はデッキによっては回答が用意できず詰んでしまうことも考えられるため、デッキの選択次第では悪手になることも考えられる。

《クシャトリラ・ライズハート》

ヴィサス=スタフロストにそっくり

《クシャトリラ・ライズハート》に切る場合はデッキトップが3枚除外され、さらに《クシャトリラ・シャングリラ》やコストで除外される《六世壊根清浄》から妨害とリソースが横並びするものの、《クシャトリラ・アライズハート》の成立には採用枚数の多くないスケアクロー・クシャトリラのような特殊召喚可能なレベル7モンスターが必要なため盤面を返せる見立てがあればこのタイミングでの《無限泡影》が最も有効だろう。
元々《スケアクロー・ライズハート》が手札にあり《クシャトリラ・フェンリル》で《スケアクロー・クシャトリラ》等のss可能なレベル7モンスターをサーチされる可能性はあるが、その場合は貫通されることが分かり切っているため後述する《クシャトリラ・アライズハート》まで待つこととなる。

《クシャトリラ・アライズハート》

自ターンまで待ってから《無限泡影》を《クシャトリラ・アライズハート》に切る理由は分かりやすく、前者2つには存在する貫通される可能性を非常に重く見ている、つまり墓地メタ以外に対しての妨害には回答は用意できているということである。
しかしこの切り方には問題点もあり、特にサイドチェンジの存在する2本目以降は初動を止めていれば強く使われなかったはずの《神の宣告》《紅蓮の指名者》を強く使われたりとフリースペースでの採用カードに左右されすぎるため基本的にこのプランに対する評価は高くない。
しかし、前述した《クシャトリラ・ライズハート》に《無限泡影》を切るプランを取ろうとしたが《クシャトリラ・フェンリル》のサーチ先がss可能な7モンスターであった場合にこのプランに移行すること自体への評価が低いわけではない。
特定のカードを2枚引かれたから負けであれば確率的に十分割り切れるためである。


以上3つに絞られるわけだが私としてはフリースペースに左右されにくい《クシャトリラ・ユニコーン》と《クシャトリラ・ライズハート》に《無限泡影》を打ち分けることが最も安定すると考えている。
盤面にクシャトリラが並ぶことが重いのであれば前者に切り、妨害への余裕があり十分に盤面を返せると判断した場合はより《クシャトリラ・アライズハート》の成立する可能性の低い後者を選択することが望ましい。
しかし私個人としては盤面にクシャトリラを散りばめられて誘発や罠を構えらるだけでもそれなりに厳しいことが多く、その後のゲーム展開まで考えた場合《クシャトリラ・ユニコーン》に対して切る場面が最も多くなりそうである。

最後に

最後にnoteに触れたのは1~2週間前であり書き切ることなく放置していたため情報もやや古く、またシーズンも終期となり今更感が拭えないが、その時の瞬間的な思考をアウトプットして後から見返すためにnoteを開設したということもあるので大目に見てほしい。
今期はもう遊戯王する予定ないし今さら見返して修正するのが面倒なだけですごめんなさい。

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