Creator Pro2 の 周辺環境構築
前回はダクトコネクターを作成♥
今回は3Dプリンター周辺の環境を整えるものを作っていきます。
1.セパレーター(匂い拡散防止)の作成
フィラメントの匂いをなるべく拡散させずに排気できるようセパレーターを固定するパーツを作成。
コレをラックにつけてプラダンを挟んで針金を通せば簡易セパレーターの完成。
結構強めのファンで排気しているのでセパレーターはそこまで必要ではないけれど、家族が居る人はこういった配慮も必要なのよね。
配慮してますアピールは大事よ♥
使っているファンとラックとプラダンはこれ。
3Dプリンター周辺環境アイテム
2.フィラメント除湿機作成
フィラメントは水分を吸ってしまうと印刷時にフィラメント内の水分が蒸発して悪さをします。
なので、既に水分を吸ってしまったフィラメントはこのドライフルーツメーカーに入れてフィラメント内の水分を蒸発させると良いみたい。
ちなみにドライフルーツメーカーの中身は網棚になっているのでニッパーで一番下の棚以外は網棚を切り取ってね。
設定温度についてはガラス転移点を超えないように設定しなければないのでPLAであれば45度くらいが良いかしら。。。可能であれば中に温度計も入れながら調整してみると良いかも?
乾燥で気を付けることに関しては下記ブログを参考にしてみてね。
3.フィラメント防湿ケース作成
色々な方のフィラメントケースを参考にしたのですが私は以下のような横置き型に落ち着きました。
フィラメントの下には回転台。
回転台を開けると金属のボールが入っており、これでスムーズに回るようになっています。
フィラメントのスプールの下に球を設置するタイプのフィラメントホルダーを使うとスプールがフタに接触してしまうため球を中央に集めて低くなるようにしています。
↓スプールの下に球を設置するタイプのホルダー
ケースは100均に売っている300円のケース。これはパッキンがあり密閉するのに最適。(ネットで見ると5.5Lを使っている人も居るのでそっちの方が余裕があって良さそう)
左側にはストッキング型ネット(100均)に入れたシリカゲルと温湿度計、自作ストッパーを設置していますが、シリカゲルと温湿度計を右に置くならストッパーは不要かも。
フィラメント防湿ケースの材料
↓CreatorPro2などのチューブ外径が6mmの3Dプリンターの場合
↓チューブ外径が4mmの3Dプリンターの場合
これで湿度対策は完璧なので次はデュアルノズルに挑戦予定。