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テーマは社会構造?:新月(9/7)の日記


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世代交代と改革

今回は、乙女座15度で新月を迎えることになります。

10ハウスで乙女座と言えば、政治の世界で安倍政権が乙女座軍団を率いていたことが思い浮かびます。

政治における決断力(乙女座火星)が11ハウス(革命のハウス)で発揮される。と読むことができるなら、これは吉報でしょう。しかし、火星は通常乙女座にあると結構窮屈な思いをするので、「神経質になりすぎて動けない」、という事態にはなる可能性がないわけではありません。

また、乙女座25度は「公的な建物の前に掲げられた半旗

仕事を責任をもって果たすことのできた人は、そろそろ乙女座のサイクルを終わるにあたって、さらに高度な精神的な道に入る準備をする。世俗的な意味での職業経歴は、この度数でほぼ終了し、彼は自由な身にならなければならない。だが、たとえばこの人がいなくなっても、会社が傾かないように後継者を育てたり、今後の収入面を維持できるような準備をしたり、残務整理的なことに気を配らねばならない。より高度な世界に赴くために、経歴を完成させること。反旗というのは、弔意を示すので、社会的な経歴から、この人が手を引くこと、すなわち職業人としては死ぬことを意味している。かといって、いきなり手を引くのではなく、いままでの水準を落とさないようにして去る、という工夫に力を使わねばならない。

いよいよ、様々な分野における世代交代の準備が始まります。いよいよ日本の人口が減りゆく中で、後見人を探さねばならない。そして、それを育て、どうやって後世に伝えるかを模索しなければなりません。

この背景にあるのは、12ハウス金星の「鷲と大きな白い鳩が、互いに姿を入れ替える」。他者への真の理解と決断力、変化を好み、自分自身も変化し続けることで時代の波に乗ろうとする風潮があります。また、天秤座は鳩から鷹へ、幅広い視野をこの度数から手に入れることで「直接交流がなくても思い遣りあう」性質が働き始めるでしょう。

冥王星は3ハウス山羊座25度「高価な東洋の絨毯がたくさん置いてある店」、すぐに思い浮かぶのは選挙活動とか、言論に熱が入る、メディアを通して社会の構造に人々の注目が集まる。

高価な東洋の絨毯は今までは気が付かなかった身近なところに、人間が生きてきた歴史を発見する、今までは社会に生かされていたが、俯瞰する能力を得たことで、社会の構造が明らかになる度数です。日本社会を様々な視点から、「再発見」できるといいですね。

これを邪魔する存在があるとしたら、牡牛座15度の天王星、個人の独立と自主自立を重要視する「シルクハットの男」でしょう。自主自立の精神はミクロな視点では大変素晴らしいですが、政治の世界でこれをされるとどうしても「弱者が死に絶える現象」が起きます。メンタリストdaigoさんの炎上事件もありましたが、牡牛座天王星で資本主義による経済格差が開き続けている現状では、実力主義の精神は天王星が象徴する個人の世界にとどめる必要があるでしょう。

また、外交のハウスにあることからも、国際社会においても自助の精神が問われているのかもしれません。アフガニスタンとかどうなるんだろう…

自主自立が悪いということではないのですが、世の中その限りではないということですね、。うん。

日本へzoomup

見る図はsiderial、F/Gラヒリ、日本アセンダント獅子座4度におけるの今回の新月図です。

この図を見ようと思ったきっかけは、東京オリンピックの開会式直後の満月図で、今後行われるであろうオリンピックの行く末を見事に表現していたからでした。

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これはさておき、今回の新月図はこれです。

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ぱっと目に付くのは、蟹座21度の、家庭で無理をするという印でしょうか。新月図でも4ハウス水瓶25度で、これは精神が頭脳に偏りすぎる風潮なのですが、蟹を象徴する国民や国内に、無理をさせる傾向です。また、蟹座の支配星:月は牡牛座にあり経済的な側面が原因です。牡牛座1度で「なんとなく運命を感じる」、と言った出来事は幻想の可能性が高いでしょう。金星の象徴する「ストライキ」はご自由にと思いますが、その空いた時間には是非、もっと確実な方法・・・自分の身近なところに歴史を発見し、本当の課題は何かを考えてみること・・・を模索するといいかもしれません。

社会を象徴する土星は獅子座にあり、求められる社会性のキーワードは自己実現、技術力を誇示する、などでしょう。


そよ風の時代という妄想

風の時代とか、ちょっと古めかしいですが。

水瓶座時代なんて、甘っちょろい夢は捨てたほうがいいというのが個人の意見です。

水瓶座は、予期されなかった嵐が、山羊座で今まで必死に積み上げたものを徹底的に破壊する絶望から始まるのです。

水瓶座時代・・・・水瓶を惑星期で経験中の私から見ると、恐怖でしかない。

風は風でも、そよ風ではなく「暴風」の時代確定です。


山羊座が与える最後のチャンス

それならば、どうすればこの水瓶座の暴風を切り抜けられるかというと、これは口で言うのであればとても簡単な話です。

この世にある全てのもの・・・権威や見た目や社会的価値ではなく、この世にあるモノに敬意を払い、歴史を学び、己を知る・・つまり、本当の意味で山羊座を知ることです。

山羊座の権威を嫌うのではなく、己が社会の一員として、一人の人間としてあるべき理想を体現する。弱者ではなく、強者でもなく、たった一人の人間として積み上げてきた歴史と向かい合う。

山羊座と水瓶座は土星を主語に持つ星座ですが、土星はあくまで象徴されるように、決して甘い星座ではありません。

自分自身を知ろうとせず、己の心に背き続ける人間に対しては、表面的に大変厳しい試練を与え、時には挫折させてでも人をあるべき姿へと戻そうとする。

仏教でいえば、エンマ大王と仏さまは実は同一人物、と同じような働きをします。

しかし、このような態度を持つ真なる山羊座たれば、水瓶座時代はその時はつらくても、人間にとって実りのある未来を作るための土壌となり、やがて花を咲かせる日が来るのです。




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