毛根って死滅するの?そんな疑問を解説!
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東京の吉祥寺・渋谷にある完全予約制サロンのスタッフである著者がお届けする「ヘアケア塾」です^^
薄毛治療の最前線に立ち、毎日多くの方の悩みを解決していく中で「もう何年も髪の毛が生えてなかったから、毛根が死滅して治せないですよね?」とよく聞かれます😭
本当に毛根が死滅してしまったら現代医療では植毛でしか対処することはできませんが、毛根が死滅してしまうケースというのはとても少ないです✨
そこで今回はまず、毛根の健康な状態、死滅した状態について解説していきますね!
健康な毛根の状態とは?
そもそも、健康な状態の毛根とは一体どのような状態のことを指すのでしょうか🧐
それは抜けた毛を見ると分かります。
通常の健康な毛根は丸みを帯びており、膨らんだ状態が正常な状態です。毛先に向かうにつれて細くなっていき、全体的にマッチ棒のような形をしていれば健康な毛根と言えるでしょう💡
更に、抜けた毛の毛根に半透明の白っぽいものが付いていても、それは毛根鞘とよばれる組織で、頭皮と毛根を接着する役割を持っていたものですので問題ありません!
本当に毛根が死滅した状態とは?
原因①頭皮が深く傷ついている
毛根が死滅した状態になる原因として、過去に頭部を怪我して縫うような怪我や火傷で皮膚がケロイド状になってしまった場合、毛根がある皮膚の真皮まで損傷している可能性があります⚡
毛包や毛球のある真皮まで損傷をしてしまうと毛根自体が無くなってしまうため、本来の死滅とは意味が違っていますが髪の毛が生えてこなくなるという意味で、毛根が死滅した状態だと言えるでしょう👿
この状態を瘢痕性脱毛症(はんこんせいだつもうしょう)と言い、原因には火傷や傷の他に皮膚が硬く繊維状になる強皮症やガン・感染症などがあります💦
原因②ヘアサイクルの循環が終わってしまった
髪の毛はヘアサイクル(成長期→退行期→休止期→成長期)を繰り返すことで生え変わります✨
成長期:約3~6年
退行期:約2~3週間
休止期:約3~4ヵ月
ヘアサイクルは人の一生で40~50サイクル前後と言われており、1サイクルは男性で3~5年程・女性は4~6年程で髪の毛は生まれかわりを繰り返すため、基本的には40サイクルすると考えると、男性では約120年・女性では約160年程度は毛根が死滅する事はありません💡
ただし、男性型脱毛症(AGA)等によりヘアサイクルが乱れて成長期が数か月~1年と短くなってしまうと、ヘアサイクルの上限値に達してしまい30年程度で毛根が死滅してしまう可能性があります😭
まとめ
今回は健康な毛根とはどんなものなのか、毛根はどうなると死滅してしまうのかについてご説明していきました!
次回は、毛根が死滅したかを自分でも判断できるのか。
出来た場合はどうやればいいのかをご紹介させて頂きますね😊
お楽しみに✨