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鱗蛇パイオニア奮闘記。その1

はじめに

久しぶりにMTGを再開し、フォーマットとしてはパイオニアを選択しました。理由はとにかく、昔スタンダードで相棒にしていた巻きつき蛇を使いたかったから。パイオニアという環境で少しでも巻きつき蛇を活躍させるために、初心者ですが頑張っていきたいと思います。

鱗蛇の魅力

鱗蛇は次の二枚のカードを主軸にした黒と緑の二色デッキです。

Hardened Scales / 硬化した鱗 (緑)
エンチャント
あなたがコントロールするクリーチャーの上に+1/+1カウンターが1個以上置かれるなら、代わりにその数に1を足した数の+1/+1カウンターをそれの上に置く。
https://mtg-jp.com/products/card-gallery/0000038/386550/

Winding Constrictor / 巻きつき蛇 (黒)(緑)
クリーチャー — 蛇(Snake)
あなたがコントロールする、アーティファクトやクリーチャーの上にカウンターが1個以上置かれるなら、代わりにその数に1を足した数のその種類のカウンターをそのパーマネントの上に置く。
あなたがカウンターを1個以上得るなら、代わりにあなたはその数に1を足した数のその種類のカウンターを得る。
2/3
https://mtg-jp.com/products/card-gallery/0000001/423807/

これらのカードの効果を利用することで、クリーチャーに+1/+1カウンターを大量に乗せてビートダウンを狙うシナジーデッキです。
魅力は主に二つだと思っています。

・サイズが大きなクリーチャーが並ぶ。
 鱗や蛇が場に並んでいると、+1/+1カウンターがとにかく乗りまくります。クリーチャーのサイズがどんどん大きくなるので、大きなクリーチャーで殴り倒すのはとても楽しいです。

・シナジーによってカードバリューが高くなる。
 鱗や蛇が並んでいる時にはカード一枚一枚のバリューがとても高くなります。トップ1枚で場が一気に強くなることが多いのもこのデッキの魅力であると考えています。

デッキリスト

下記URLを参考にして組んでみました。ビビアンが用意できずに枚数を減らして、代わりにリシュカーを入れてみました。サイドボードはメタゲームがよく分かっていないこともあり、持っているカードで組んでみました。
https://www.mtggoldfish.com/deck/2642526#paper

メインボード (60)
クリーチャー (26)
4 Hangarback Walker / 搭載歩行機械
3 Stonecoil Serpent / 石とぐろの海蛇
4 Walking Ballista / 歩行バリスタ
3 Elvish Mystic / エルフの神秘家
3 Llanowar Elves / ラノワールのエルフ
4 Voracious Hydra / 大食のハイドラ
4 Winding Constrictor / 巻きつき蛇
3 Rishkar, Peema Renegade / ピーマの改革派、リシュカー

プレインズウォーカー (8)
4 Nissa, Voice of Zendikar / ゼンディカーの代弁者、ニッサ
2 Vivien, Arkbow Ranger / アーク弓のレインジャー、ビビアン

エンチャント (4)
4 Hardened Scales / 硬化した鱗

土地 (22)
4 Blooming Marsh / 花盛りの湿地
8 Forest / 森
1 Swamp / 沼
1 Hashep Oasis / ハシェプのオアシス
4 Llanowar Wastes / ラノワールの荒原
4 Overgrown Tomb / 草むした墓

Sideboard (15)
4 Fatal Push black / 致命的な一押し
4 Thoughtseize / 思考囲い
2 Abrupt Decay / 突然の衰微
2 Scavenging Ooze / 漁る軟泥
2 Tireless Tracker / 不屈の追跡者
1 Questing Beast / 探索する獣

大会参加記 

近くのお店のスイスドロー3回戦に友人と参加してみました。引きが強く、マリガンが少なかったこともあり3-0という好成績を残すことができました。

一戦目:門ランプ 先手〇×〇

パイオニアをあまり知らなかったことが祟り、1ゲーム目を終えても門を並べるデッキということしかわかりませんでした。コンボデッキの類であることは分かったので思考囲いを4枚サイドイン。2ゲーム目はゴロスからの全体除去を唱えられ、ライフゲインなどもありこちらの攻撃が間に合わず敗北。搭載歩行機械にカウンターを乗せておくプレイングの重要性を学びました。3戦目はこちらがライフを削りきる動きの方が速くて勝利。

二戦目:イゼットフェニックス 先手〇〇

1ゲーム目は相手のヤンパイを早めに処理しなかったことが原因で苦戦。最終的には大食のハイドラのサイズでライフを削り、バリスタの直接火力で勝利。サイドはプッシュ4枚とウーズ2枚を投入し、ビビアンや海蛇を抜いた。2戦目はウーズは鱗と蛇を引き、ウーズが相手のフェニックスを追放したことで5/5に育つ。あとはクリーチャーを並べて押し切りました。
試合後、サイドチェンジについて相談したら、プッシュ4枚は手札で腐るパターンが多いのではないかとのこと。とてもありがたいお話を聞くことができました。

三戦目:赤単 先手〇〇

1ゲーム目は速度勝負になりました。しかし鱗を重ねて引いたこともあり、スタッツ9/10の植物トークンが育ち殴り勝ち。サイドはプッシュを4枚投入。2ゲーム目は相手のランドが止まったことにも助けられ、ライフを削りきることに成功しました。

プレイしてみて

反省点を一つ一つまとめていく。

・パイオニアのデッキを知らなすぎる
 これは当たり前のことではあるのですが、トップメタのよくあるリスト程度は頭に入れておく必要性を改めて感じました。特にこれが分かっていないとサイドボードの戦略を立てるのが難しい。

・プレイングの最適化
 中盤以降、クリーチャーを召喚する順序やカウンターを乗せる対象のミスが多かったように感じられています。こればかりは慣れもあるとは思うので、練習を重ねていきたいです。また、ある程度のセオリーもつかんでいきたいと思っています。

そしてそれぞれのカードを使っていた感想も書いていく。まずは思ったより活躍したカード。

・大食のハイドラ
 今回一番評価が高いのはこのカード。盤面で負けてるときは格闘することでクリーチャー兼除去として、勝っているときはフィニッシャーとして活躍しました。どの盤面でも強いことが多かったです。

・アーク弓のレインジャー、ビビアン
 対象がトランプルを得る+1能力が思ったより強力でした。ライフレースになったときに、チャンプブロックを許さないのはかなり強力でした。

特にビビアンは枚数を増やすことも考慮していきたいです。

終わりに

今回このnoteを書いていて、試合内容をちゃんと覚えてないことに気づいたので、試合後に記録を残すようにしたいと思います。そのうちプレイングやサイドボードもまとめていきたいです。