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東京都の補助金サーチ見える化ボード使ってみた

こんにちは。
Scalarの朝比奈です。

さて、本日は東京都が新しくリリースした補助金サーチ見える化ボードなるツールを使ってみたというやってみた系の記事を書いていこうと思います!

補助金の多さは全国でも屈指の東京都

東京都は補助金の多さでは全国屈指の自治体です。
国の補助金検索はミラサポPLUSとか、jGrantsあたりで検索することは可能ですが、全国の自治体の補助金まで完全網羅するとなると、まだまだ先は長そうな気配。

そんな中、東京都が独自に打ち出したこの補助金サーチ見える化ボードというサイト、グッとくるネーミングセンスですが果たして使い勝手はどうなんでしょうか。ひとまずサイトにアクセスしてみましょう。財務局のホームページからアクセスするようです。

「ス」がずれてることはご愛嬌

ありましたありました。ここから入るわけですね。


なぜ年度のところにハリネズミがいるのかは謎

おぉ。ちょっとレガシー感あるけど、Microsoft POWER BIで作っているページが表示されました。
※もしPOWER BIについて気になる方は、こちらの記事がわかりやすいです。

東京都の政策実行団体で中小企業支援の主要組織である公益財団法人東京都中小企業振興公社の補助金がひとつも載っていないということに心のすきま風は吹きましたが、まぁそこは公社のHPを見ればわかるので目を瞑りましょう。

検索結果が常に予想の斜め上を攻めてくる

むしろ、あんまり知られてなさそうな掘り出し系の補助金がありそうでワクワク。
ひとまずキーワード検索で「開発」と打ってみました。

開発で検索した結果、開発っぽくない名前がズラリ

むむ。表示された補助金の最上部「DXリスキリング助成金」なる🐿と🦒の動物的な補助金が現れました。どんな内容の開発補助なのでしょうか。

開発は開発でも能力開発

・・・。製品開発をイメージしてましたが、まさかの能力開発がヒット。
まぁこれはこれで有用な補助金だと思いますし、私の検索キーワードが良くなかったのかもしれません。

ちょっと気分を変えて、逆に「人材育成」で検索してみました。

またもや予想の右斜め上の検索結果

さっきの出ないのかい!っていうツッコミと、TOKYO旅館ブランド構築・発信事業補助金!?と、色々忙しい状況です。

知らなかった補助金を見つけ出すワクワクを楽しもう

ただ、ここまでやってみてようやく理解しました。
東京都が「こういう事業にこれだけの予算をつけてるんだよ」と発信してくれているので、お目当ての補助金を探すというよりは、知らなかった補助金と出会える、という期待値の方があってるのかもしれません。

補助金との出会いを楽しめる人はなかなか玄人な気もしますが、マイナーな補助金だとそもそも知る機会さえないので、新たな補助金を見つけられる機会にはなりそうです。

このサイトは、セレンディピティを生み出す一つのツールなのかもしれません。めちゃくちゃポジティブな解釈ですが。

※セレンディピティ(英語: serendipity)とは素敵な偶然に出会ったり、予想外のものを発見すること。また、何かを探しているときに、探しているものとは別の価値があるものを偶然見つけること。

Wikipediaより引用

最後までお読み頂きありがとうございました!

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