ときめきのメモリアル 2024年

どうも、年の瀬に一年を振り返ろうと思ったら年を越してしまった人です。

前回に引き続き、メモラーになってからの2年間を振り返っていきたいと思います。今回は2024年編です。

メモラーにとって2024年ほど濃い1年間というのは二十数年ぶりであることは間違いないと思います。ですが、去年が最後かもしれないというのに2024年を振り返っているメモラーはTLやおすすめを見る限りだと見つかりません。
うーん。
年末にイラストを描いて一年を締めくくっている方もいらっしゃったと思いますが、私もそのようにして記録として何かを残しておきたいと思う派です。
ときメモに出会うまではこういった記録を残すようなことはしてこない人生だったんですけどね。
きっと僕は、これからの人生をときメモと生きていくことに決めたので、その時間がただ無為に過ぎていくのが怖いのだと思います。
おそらく、人生というのはただ与えられたものを享受するのみで行動を起こさなければ、大切なものはいつか大きく失われる、というのが真理な気がするんですよね。
あらゆるものには見えないタイムリミットが設定されていて、それを過ぎてしまうといきなりドカン、といったような。
わかりやすい例としては高校を卒業して好きだった人と会えなくなるとかね。
これはタイムリミットが見えてるタイプですけど。

まぁ、行動しても避けられない喪失はあるとは思うんですが、日頃からいざというときに少しでも後悔しないようにしておくというのが大切な気がします。
そういうことを怠って後悔する辛さはついては見晴も私も身に染みています。

それでも、多くの人はいつか全てが終わる時に後悔したくないと思いつつ、つい行動を後回しにしてしまう癖があるわけですよね。
私もこのnoteを年明けに書いてるわけですからその一人ではあるんですが、少しでも後悔はしたくないですよね。
それでは去年を振り返っていきますか。

1月

この頃は”しおりすと”に向けて詩織曲をひたすら回収してた記憶がある。
ただ、あんまり曲は聴けてなかったのが実情。
詩織曲というか、藤崎詩織というキャラクターは解釈が難しすぎるんだ。
キャラソンの藤崎詩織とバーチャルアイドルの藤崎詩織は微妙に性格というか性質が違うわけでしょう。
しかも、アイドル藤崎詩織のアルバムの中にも通常詩織のキャラソンみたいな曲も紛れてるし、とにかく詩織曲は難しい。
「そんなことばっか考えてないでさ、脳みそ空っぽにして楽しめよ」と言われればそうなんだけど、この時の僕には詩織曲を楽しむ土壌がなかったと言える。今でもまだ詩織の解釈は難しいと思っている。

あと、この時のときメモ関連の話題といえばGSのSwitch移植が決定したということだろうか。
僕の中のゴンが「ずるいぞチクショウ‼️‼️なんでGSばっかり‼️‼️本家はあんなに放置したくせに‼️‼️」とまた喚くこととなったが、この時GSはDS版がかなり高騰しており10000円は超えていたので素直に良いニュースだとも思った。
GSも好きなのでね。
ただ、ときメモ30周年として公式が動き出していたことと、このGSの移植を考えると本家の移植 or リマスター版というのは固いと思った。
新作を期待していた人もいたが、今回はあくまで"初代ときメモ"の30周年として一貫した動きがあり、ときメモシリーズ全般の30周年としてではなかった(公式から他のナンバリングがノータッチだった)ので、ときメモ5が出ることはないと思っていた。

2月

突如として始まった公式の謎のカウントダウン。
謎キューブくらい謎のこのツイートには僕含め多くのメモラーが当惑した。

謎ポイント1:謎見晴
見晴の誕生日はもっと先であるし、今まで各キャラの誕生日やイベントの前にカウントダウンなどなかった。
しかもこのカウントダウンが始まったのが2/12というのがいやらしい。
10日後って2/22じゃねーか!
人気キャラの人気イベントだからってこんな軽くカウントダウンするのか?笑、という話である。
カウントダウンすることと開始日を2/12に決めたやつは無知か性格が悪いかのどちらかであることは疑いようがない。

謎ポイント2:謎衣装
殺人コアラをぶっ○して得た毛皮から作ったのかと思われる謎ドレス。
ドレスならもっと今風のがあると思ったわけだが、センスも謎なので意図が掴めない。わざわざ正装をするということはイベント・・・?
でもGSみたいに移植版を出すことは前々から明白だし・・・と色々考えたオタクは少なくないはず。
金月さんの詩織曲ライブがひかえているわけで、キャスト揃えてライブというのも否定できないが今更全員揃うなんてことは夢であろうというのが多数派だった気がする。
結局どの仮説も筋が通らないところがあり、この日からオタクは新規イラストに歓喜しながら頭を抱えるという不思議な日々を送ることになった。
平成後期と令和に生きている僕としては、こくらさんの独特なファッションセンスに、タフの「一所懸命トレーニングすれば私より強くなれますよ」のあの人くらいニコニコしていたわけだが、美樹原さんの衣装についてはレトロなのが逆に可愛いと思った。

そして、2月といえば忘れてはいけないのが敬愛する我らが金月真美さんのライブ”しおりすと”である。
確か2/17だったはず。
僕にとっては人生初のときメモのライブ、というよりときメモのイベント自体が初である。
この時は今よりフォロワーさんとも絡みがなかったし、ファン層も全く不明。まぁ、自分以外に若者がいないことだけは明白だった。
2025年現在、ラウンジ ZEROは我々メモラーからすればチルコポルト、ヴェルファーレなどといったメモラー御用達(?)の横文字施設の一角を担う存在であろう。
今となってはここでのイベントも慣れたものであるが、この時はかなり緊張していたのを覚えている。
僕が今まで参加してきたライブというのは一般的なライブ会場。
ホールだったりライブハウスだったりしたわけだが、なんとこの会場、テーブルを囲んで着席・・・‼️‼️
なんと酒を嗜みながら視聴できるではないか・・・‼️‼️
(最近はBillboard Liveとかこういう紳士の会場みたいなの増えてるよね)

思わず雰囲気に圧倒されてしまう。会場にはやはりおっさんしかいない・・・‼️‼️
多分あそこにいた20代は僕だけだったんじゃないか。圧倒的最年少だった。
会場にいた人の中で、このイベントを同窓会と称していた人もいたが、自分はまだ卒業さえしていないわけで。
かなり気後れしていたのを覚えている。

普段の僕のツイートを見ている物好きな人たちはなんとなく察しているかもしれないが、この男、趣味が古い。
90年代RPG、ギャルゲーやCity Pop、セル画アニメなど、生まれる前のものばかり好んでいる。
これらはどれも誰の影響でもない。
好きになったものがたまたま自分が生まれる前のものだっただけだと思う。
しかし、たとえマイナーな趣味であったとしても自分で好きなものを見つけているわけだから、側から見れば楽しそうに見えるかもしれない。
そう、楽しいし幸せだ。でも時々ひたすらに虚しくなるときがあった。

自分にはただときメモに対する覚悟だけがあって、記憶がない。思い出というものを持ち得ない。
たとえ今メモラーじゃない人であっても、当時の記憶が残っている人は多いと思う。そんな人は自分の近くにもいた。
でも僕には記憶がないんだ。
ただひたすらに当時の記録をインターネットに残っている範囲で読み漁って、当時のことを知った気になっているだけ。
どれだけ知識を集めて理論で武装したって、自分の目で見て、肌で感じて、その瞬間を生きたという思い出がない。
そんなやつがいくら雄弁に語ろうが、そんなのはwikiに書いてある情報を並べて乞食してるゆっくり解説や良き日本を知らないくせにインターネットの偶像日本を賛美している白痴の右翼くらいのクソだ。
チルコポルト?ヴェルファーレ?行ったことねーよ。こなみるくってなんだそれ。
何もない。
大好きだからこそ、何もないのが辛かった。

俺だってときメモが何より好きなんだ。
ただ生まれてくるのが遅かっただけなんだ。
「仕方ない、誰が悪いでもない」
いくらそう言い聞かせても、穴の空いたバケツに水を溜めるが如く、心に空いた孤独という穴から耐え難い絶望が漏れ出していた。
まさにキメラアント編終盤のゴンみたいな精神状態で参加していた。

漫画でしかできない表現ではあるけれど、心がもう限界の人の心情をうまく表現してるよね

しかし、My Sweet Valentineから始まったライブは少しずつ穴の空いた僕の心を満たしていった。
予習した曲たち。
「あの曲も知ってる、この曲も知ってる!予習したんだ!」
今まで知っているだけだった曲たちが、生の体験として僕の記憶に刻まれていく。
まさにそれは、知識だけだった人間が報われていく瞬間だった。
何度もHUNTER×HUNTERのネタを擦って申し訳ないが、行き場のない苦しみから少しだけ救われた僕はゴンさんみたいになっていた。

やっとみんなと同じになれた。あの時(95〜98年)の・・・

あの時のMy Sweet Valentineは暖かかったなぁ・・・
一年弱が経過したわけだけど今でも覚えてる。
あの会場にいた人間は覚えていると思うんだけど、せっかくのライブだってのに暫くみんなおとなしかったよね😂
あの場には、当時生まれていたけどときメモに出会ってなかったり、お金がなくてイベントに行けなかったために今回が初めてのライブだって人もそれなりにいたわけだよね。
古参ファンといえども約20年弱ぶりのライブなわけでさ、みんながみんな「どれだけときメモを追いかけてももう届かない」という孤独を多かれ少なかれ抱えていたんじゃないかな。
みんな、救われたよね。

この時、金月さんはTwitter上で行われている公式のカウントダウンについて、「またみんなに逢えるかも」と意味深な発言を残していました😂
まさか全員揃うライブなんて実現するわけないと思っていたよ笑

ライブから5日後の2/22、ついに公式からカウントダウンの内容が明かされる。

「頭わいてんのか?」
ガチでそう思った。
「今のコナミにできることなんてせいぜい移植くらい」
そう思っていたのにキャストが令和に全員揃ってライブだぁ?
「はい、そうですか」と信じられる方がおかしいだろう。
「私はLです」をくらったときの夜神月くらい動転した。
人生とはこういう瞬間のためにあるんだと思った。
しかし、金月さんも金月さんだ。
こんなクレイジーなイベントの告知があと数日だってのに、それを「またみんなと逢えるかも」なんて、そんなスケールで表現しやがって、という話である。
心の準備ができてません!!!😇
しかし会場は立川ステージガーデン。
はぁあああああああああああああああああああああ??????????????

完全にこれ

追記;2月が濃すぎて忘れてたけど、しおりすとの時に高田馬場ミカドに行きました。
生まれて初めて見るメモだまと指突っ込むやつ(おしえてyour heart)に感動して、開演に間に合うギリギリまで高田馬場で指突っ込んでました。
過去のnoteにその時の記録が残っています。

3月〜4月

はちゃめちゃに濃かった2月も終わり、5月のライブまでの準備期間と化した3月、4月。
ここらへんは多分何もなかったんだと思う。
ガチで記憶にないから。
ライブ後に値上がりするのわかってたから10th SMILEとか星空のパワーとかの音源をこの段階で回収しておいた。いい判断だったと思う。
この頃で記憶に残っていることといえば、ライブチケットの優良誤認だろうか。
限定特典が付いてきて1階席が確定しているVIP席の後方や(立川ステージガーデンとかいうクソ箱の中ではまだマシな)2階サイドの席の前方側が対象になると言われていたS席が、実は1階の最後列しか対象になっていなかったというのがチケットの発券によってバレてしまったという話である。

自分は両日共にVIPでチケットが取れていたし、この優良誤認によって損はしていないのだが、1階後方を狙っていたS席勢やVIPなのにかなり後ろになってしまった人はキレても仕方のないことだったろう。
VIP、S席でチケットを取った人は希望すれば全額返金という対応になったが、フォロワーさんに前方のチケットを1枚譲ってもらえることになったので僕はお言葉に甘えて19日のチケットを(わりと後ろの席だったので)公式に返金してもらうことにした。

これに対してブチギレてる人もいたけど、そもそも立川ステージガーデンとかいう反社みたいな会場で金さえ積めば着席指定の席を回避できて、さらに席によっては特典ももらえるってんだから、席ごとに値段を変えてくれた公式の温情は考慮してあげようよと思った記憶がある。
まぁ、初めからこんなクソ箱でやるなって話だが。
この会場時他が2020年に建ったものであるため、チケットの抽選時の段階ではメモラー世代の人たちにはこのありがたさが知られていなかったのだと思う。
知ってる人はあえて着席して聴きたいというわけでもなければ絶対VIPかS席買うから。
行ったことない人は一体この会場の何がクソなのかと思うかもしれないが、わからなくていいよ。どうしても推しがあそこでライブやるってんなら仕方ないと思うけど、避けられるなら避けた方がいい。
人間、出会わなくていいものってのもあるんだ。
あそこは人生で一度もライブに行ったことがない。いや、行けなかったためにライブに行く人間に復讐するために作られた箱と言っても疑われることがないくらいにクソだ。
クソ会場界のデスクリムゾンと言いたいが、デス様みたいなおもしろさがあるわけでもない。マインドシーカーみたいなもんだ。
あそこでライブをやることを法律で禁止してくれマジで。
国内で解体すべき会場ランキングを作るとしたら、公共性部門がプレイングミス札幌天下りチンカスドーム、ライブ部門では立川ステージガーデンが一位になることは明白だろう。

追記:思い出した。この頃から「ライブに向けて各キャラへの解像度をあげよう!」ということで改めて初代を全キャラ攻略する計画を実行していたんだった。
毎日ときメモに向き合う日々で、忘れかけてはいたが充実した時間だった。
曲を聴き始める前にキャラクターのセリフを拾う、というのはキャラソンを聴く上で重要なことだと思う。
実際、このおかげでライブではどの曲も最大限に楽しめた。
なんだろう、あらかじめ曲を消化するために消化酵素を用意しておく必要がある、みたいな話が気がする🤔

5月

さぁ、決戦だ。

ライブの感想に関しては過去noteにて語っている。
なんで両日参加なのにDay2の感想がないかというと、書く書くと宣言しておきながら書かなかったからである。
だからね、後回しはよくないってことよ。
そう、後悔しないように今この記録を書いてるよ。

まさに我が人生はすべてこの日のために、と思えるような時間だった。
これに関しては完全に”しおりすと”のリフレインになるが、「笑顔いっぱい!」が流れたとき、僕の心のダムは決壊した。
スーパーライブForeverのときめき紅白歌合戦で白組のトリがこの曲だったから、その印象が強くてね。
「俺は知ってる、このイントロも、このサビも、さっちゃんが高音でちょっと困ることも全部知ってるんだ・・・なのに俺はこれを知識としてしか知らない・・・」
今まで胸の中でつっかえていたものがすっと落ちた気がした。
今までは知り尽くしてなお届かなかった時の彼方に、この瞬間にやっと届いた。そんな感覚。
この瞬間をこの場にいる全員で共有していることを理解して、やっと自分がメモラーになれた気がした。
メタルアートは買ってやるよ。だからもう、お前もおやすみ・・・
※ここで切断された右腕をKONMAIに突き刺す

ライブの翌日はアニメイトのときメモ オンリーショップに行ったことも記憶に新しい。
令和6年だというのに、ときメモだけの空間がそこにはあった。
右も!左も!どこ見てもときメモ!!
新規イラスト、どれも可愛いよね・・・
”好きなものは好きでいい”って話なんだけど、こうやって公式グッズが出て、それを買いに行けるっていうのは「あぁ、俺はときメモを好きでいていいんだな」って思ったね。
やっぱGSばっかグッズ出てるの見続けてきたからね。
ときメモは棄てられたコンテンツで、僕らは棄民なんじゃないかみたいな気もしてたよ笑

美樹原さんの可愛さに気づかないのは罪だと思う

同日から始まったGratteでは、あくまで汎用クッキー、ドリンクにときメモの絵をプリントしただけでオリジナル製品というわけでもないんだけど、こうやってリアルタイムでときメモを摂取できるのはコンテンツが動いている感があっていいよね。

ふと思い出したのが、秋葉アニメイトのGratteのカウンターでずーっとグッズ開封しながら昨日のライブの感想など駄弁って空間を占領しているおっさんたちがいた。アニメイトで買ったもの以外のグッズとか広げて盛り上がってるわけよ。
まぁ、開催日だから気持ちはわかるんだけどね。
Gratteはときメモだけではないのでもちろん他のコンテンツのオタクもそれなりに来てたんだけど、さすがにメモラーがずっと居座ってるのは良くないと思って、冗談っぽく「そこ占領してたらまずいですよw」って注意したんだけど、そしたら「あのライブのあとだからいいじゃないですか笑」って返された。
ナチュラルに、「恥ずかしい大人だな」と思った。
他界隈から痛い連中だと思われて、名誉に傷がつくのはお前じゃなくてコンテンツなんだよってことをいい歳した大人なんだから意識してほしい。

なんか書いてたら色々思い出してきた。
ついでに思い出したのがアニメイトのカスビジネスについて。
Gratteってクッキーだけじゃなくてドリンクも売ってるわけでさ、ドリンクにもキャラクターの絵がプリントされてるわけよ。
でもさ、クッキーと違ってドリンクにプリントされた絵をそのままで家に持ち帰るのは至難の業というか不可能でしょ。
(しばらくするとプリントされたクリームの部分が沈んでいくらしい)
アニメイト近辺に住んでるわけでもない限りその場で飲むしかないよね。
しかし、秋葉含めGratteってほとんどテイクアウトのみ。
つまり店内では飲み食いしちゃいけない。
でもドリンクは持ち帰ってられない。
写真撮ったら適当に店外で飲むしかないってことになるわけだけど、どこで飲むの?どこにゴミ捨てるの?という問題に関しては一切の対処がされてないように見える。
自分たちのビジネスのために発生するゴミやスペースを地域に背負わせるタダ乗り行為に見えていい気分ではなかった。
少なくともテイクアウトのみで、店内にゴミ箱なし。悠長に家に持ち帰ってられるものでもないってのがいただけないかな。
まぁ、店内で飲食可にすると回転率が下がるし、そもそもアニメイトってどこも狭いからスペースを確保できない。かといってGratteのスペースにだけゴミ箱を設置すると、店外で飲み終わったやつがゴミを捨てるためだけに再入店してきて、店内の導線がめちゃくちゃになるという問題も発生するだろうね。
かといって店外にゴミ箱を設置すれば利用客以外のゴミを引き受けることにもなってしまう。そういう仕方なさを想像することはできるが、ほとんどがテイクアウトのみだから、そもそもこのビジネス自体が地域にタダ乗り前提のものであるわけでしょ。僕らが持ち帰るでもなく他の店で飲み終えたカップを捨てたとして、その処分は事業ゴミとしてそのゴミを引き受けた会社が金を負担するんだよね・・・?カスだよこれは。
そんなことを言ったらスタバとか他のテイクアウトもどうなんだって話になるんだけどね。
観光地でもこのようなゴミ問題は提起され続けていて、(今は見る影もないのかもしれないが、)オタクの聖地と言われた秋葉原でオタク向けコンテンツで商売をしている会社が地域のことを考えていないのであればそれは悲しい。
そんなことを考えながら美樹原さんがプリントされたドリンクを飲んでいた。
なお、ゴミを捨てる場所がないので飲み終わったカップを鞄に入れたらカバンがベトベトになった模様。
袋もくれないのはさすがにイカれてると思う。

追記:調べてみたらこれはすでに秋葉でも問題視されているようで、秋葉のエディオンでは店頭にゴミ箱を設置しているらしい。完全にボランティアである。
地域にゴミ箱を設置しないのは行政の問題だとは思うが、店内にGratte用のゴミ箱を設置しないのはアニメイトの問題ではなかろうか。

6月〜7月

「ライブの熱も冷めやらぬまま・・・」という感覚だったのは覚えているが、それ以外はガチで記憶がない。
HUNTER×HUNTERの選挙編くらいどうでもいい時期だったのかもしれない、と思いこの頃のツイートを振り返ってみた。
この頃は、3月くらいから始めていた初代ときメモ全キャラクリアがライブ前に全キャラ終わらなかったから残りのキャラを一人ずつ進めていた時期だった。
過去に攻略した時とはプレイスタイルを変えて遊んでいたわけだが、初めて聞くセリフも多くて最後まで楽しめた。
伊集院や見晴を除いて、「俺はこのキャラのセリフを全部回収したぞ!」と言い切るのは難しいのではなかろうか。
改めてときメモの凄さを実感する体験だった。

8月

8月は栗原さんのバースデーイベントに参加させていただいたり、虹色の青春を人生で初めてプレイするなどした。
虹色の青春に関しては下記noteで振り返っている。

虹野さんのファンディスク的な立ち位置のこの作品、ファンディスクとして楽しめた部分も大きく、逆に納得できなかった部分も多々あった。
特に気になったのが以下3つ
・秋穂みのりの不完全燃焼感
・主人公は持たざる者として努力することを選んだはずなのに終盤になっていきなり「才能」というワードで物語が進行する
・好雄の道化的な言動(女の子からの評価を教えてくれるキャラであるはずなのに虹野さんについて適当なことを言って主人公を追い詰めた)

特に下2つに関しては個人的に禁忌肢レベルのやらかしだと感じたが、当時のプレイヤーは違和感なくプレイしていたのか、上記のような指摘をしている人を自分以外で見たことがないのが驚きだった。
僕は決してこの作品を貶したいわけではなく、あくまで良いものであるということを認めつつも、「でもここは絶対にあかんくない?そうでしょ?」というスタンスなんだよね。
それを表明したわけだが、反響が0であるために「みんなはこれがOKだったの・・・?俺が狂ってるだけ・・・?」という、もはや自分でもよくわからない状態になっている。
ときメモという作品は、詩織、見晴、伊集院以外のキャラはとりあえず深く考えずにそのキャラクター性を受け入れるだけで楽しめるものだと思う。
(詩織は各媒体で解釈の幅があるために藤崎詩織とは何たるかを考えるのが難しく、見晴は他のキャラと全く性質が違う。そして伊集院は描写が少なすぎる。特に本来のレイ様の描写が少なすぎるせいで考察をせざるを得ないみたいな状況)
そういう意味では、もっと脳みそを空にして虹野さんだけを受け入れればいいとということなのかもしれない。

9月〜10月

9月もほぼ記憶がなくて、ツイートを振り返ってみたがガチで何もなかった。
時は金なり。無為に過ごすなということである。
といっても、10月のときメモ関連の記憶といっても、アニメイトで注文したグッズがやっと届いたということくらいだろうか。
それ以外あんまり印象に残ることがなかったのは、この頃は”あいたくて・・・”やシスプリに浮気していたからである。

なぜ全キャラ分買ってしまったのか。コレガワカラナイ。
ちなみにガチで飾る場所がないので箱に戻したまま積まれている状態である・・・
ポージングが古く見えるかもしれないが、ときメモはこれでよいのだ。
新規イラストはどれも可愛いよね。
この美樹原さん、すごく可愛くないですか?可愛いですよね。買えよなお前ら。

11月

5月のライブから半年が経ち、そろそろときメモの曲を生で浴びないと死ぬ頃合いなわけだが、それを見越してか金月さんは次のライブを用意してくれていた。
本公演に関しては5月のライブの翌日から申し込み開始で、前回の”しおりすと”が意外と早く満席になった印象だったのでソッコーで連絡した。
案の定、募集から2時間弱くらいで定員に達したらしい。
みんなときメモが好きなんだね。
あまりの締め切りの速さに応募が間に合わなかった人が続出したらしく、すぐ追加公演が用意されることになったわけだが、その追加公演にはまだ空きがあるということですかさず申し込んだ。
「目指すは2days参加!」と行きたかったが、追加公演の電話合戦に敗北しキャンセル待ち。流石に追加公演も申し込むのは欲張りすぎかと思ったが、なんとキャンセルが出たらしく二日共に参加できるようになった。
行動してみるものである。

たまに「自分なんかがライブに行ってもいいのかな・・・」みたいな発言をするメモラーをTwitterで見かけるが、後悔したければご自由にと思う。
身構えている時に死神は来ないもので、いつか来る終わりは身構えていない時にやってくることの方が多いというのが人生の真理であると僕は思う。
そういう意味では”最初で最後のデート”ができた見晴はまだ運の良い方で、さよならさえ言えない別れが繰り返されるのが人生であると若造なりに考えている。そんな中で自意識過剰で閉じていくのはその人の勝手であるし、そういう「そんなことないよ!」待ちの人間に「そんなことないよ!」と声をかけてあげる暇も優しさも持ち合わせていないのが僕なんだなと思った。
こうして僕は2024年の初代ときメモに関連するライブは全通したことになるわけだが、こんなカスnoteを読んだ人の中で「あぁ、この程度のやつでも何も気にしないでライブ行ってんだな」くらいに思ってくれる人がいたら意図はしていないが幸いだ。

そんなわけでライブの感想としては、やっぱり生で聴くときメモソングは身体にいい。間違いない。
個人的には「忘れないでネ」と「夕凪便り」の印象が強いライブだった。
どちらも詩織曲としてはそんなにリピートしていなかったんだけど、ライブで聴いた曲ってその後に結構印象変わるんだよね。
2曲ともライブ後になって再生する機会が増えた。
Mr.Sky (誰?)とかのポップスもいいんだけど、「やっぱり詩織はバラードだよ」と胸を張って言いたい。
バラードってポップスと違ってノリでゴリ押しができないから、歌詞も歌も聴かせられるだけのものを用意しなきゃいけないわけじゃない。
人によってはバラードでメッキが剥がれちゃう人もいるわけで、例えば新人アイドルにいきなりバラード歌わせられるかって話だと思うんだけど、歌詞も歌もハイクオリティで完成されてるのが金月さんの歌であり詩織曲だと思うんだよね。
「夕凪便り」と「ともだちの君へ」とか最高すぎて言葉が出なかった。
Oh, man, so fucked…
どうして詩織の曲は僕の心の琴線に触れるのか。
この時だけ、僕の背中に詩織がそっと寄り添ってくれている、そんな感じがする。決して触れることのできない詩織をそばに感じることができる。
だからこそ、「うう・・・うっ・・・!そんな歌をもっと聴かせてくれ、モット・・・!」と天の銀次みたいに僕の心はめちゃくちゃだ。
歌詞もいいよね・・・

2月のライブでも同じことを思ったんだけど、やっぱり「告白」なんだよね。
自分の祖父母世代だとよく美空ひばりを愛している人をよく見るんだけど、中には神格化レベルで崇拝してるというか、圧倒的別格として彼女を扱う人もいるわけで。
僕は現役の彼女を見たことがないのでその凄さを理解しているわけではないんだけど、この曲を2月に初めて聴いた時、「あぁ、あの人たちが思ってたことってこういうことなんだろうな」って、ちょっと共感したというか。
彼らの気持ちがわかるわけではないから共感ではないけど、それを少し察することができた気がする。
マイクに声が乗った瞬間、空間がボーカルによって支配される。
意識が全て持っていかれる感覚があるんだよな。
人を惹きつけるのがスターの絶対条件であるのであれば、その空間を自分のものにしてしまって、そこにいる人々を虜にしてしまうのはスターを超越した何かではないだろうかと考えることもできる。

シオリストはさ、もっと詩織曲語りするべきだよ。
まだ認知されていない魅力がたくさん眠っていることはライブに行く限り明らかであるわけだから。
いや、だからこそなのかもしれない。この魅力に気付いたらライブの倍率が上がるから😇
あと、生バンド無口な風が聴けたのはご褒美すぎるよね・・・
個人的にはなんとかしてMemoriesに辿り着きたい笑
金月さん、待ってます!!
こうやってときメモに未来志向の願望を持てるようになるなんて贅沢な話である。まだまだ期待してもいいよね・・・?

本公演の翌日はオフ会(文化祭)へ。
一応出会った人たちには名乗るようにしているが、色んな人に一方認知されている模様。
みんな僕を知っているのかもしれないけど、僕はお前を知らんが。
バンドの皆さんにはいい意味で期待を裏切られたという印象で、僕は空きっ腹に多量の酒をぶち込んだためにベロベロに酩酊しながら曲を聴いていたわけだが、「むむっ、これはたまらん」と内心はクジンシーになっていた。
あと、曲のセンスが良すぎる。
実のところ、僕はオフ会にそんなに参加するタイプでもなく(普段のツイートから分かるように少人数で論を交わす方が好きなので)、オフ会のワイワイしたノリもあまり得意ではないのだが、こうやってイベントを企画・運営してくれる人がいるというのは界隈にとって大きな財産であると思う。
実際、5月のライブ後の打ち上げから各地でオフ会が行われるようになったわけで。ファーストペンギンの偉大さを窺い知ることができる。

今後オフ会なりライブで僕と会う人たちへ
僕はベロベロに酔っ払っているように見えるかもしれませんが(実際に酩酊しているのだが)、ちゃんと意識はありますし、倒れたりしない範囲でちゃんとコントロールしているので安心してほっといていただいて大丈夫です。
酒でやらかしたことはありませんし、記憶を飛ばしたり二日酔いになったこともありません。
ご心配をおかけてして申し訳ありませんでした^^

あと、11月で印象に残っているのはこの記事を書けたことだろうか。

虹色の青春の感想については思いついたことをダラダラ書き連ねるだけのものであったが、これについては伝えたいことだけに絞って書いたので最低限は納得できる文章になった。
ここまで体系的にDream of you…を語った人間はいないと思うので、ノーベル見晴学賞を期待していたりいなかったり。
というのは冗談だが、わりと満足している。
自分の作ったものに満足してるうちは半端者と言えばそうなんだろうけどw

12月 おわりに

12月の出来事といえば、メモラーの方々と一緒にお酒を飲んだことだろうか。
正直に打ち明けると、そろそろ「この時代にこうやって集まってときメモの話をできるなんて・・・😭」というクリシェには食傷気味になってきたかもしれない。
初めてオフ会に参加する人もいるだろうから毎回この手の話を聞くことになるのは仕方ないと思いつつ、イベントへの出没率が高い方であろう僕といしてはそろそろ当時の濃い話をもっと聞きたい。
こういう失礼な考えが浮かぶくらいに、僕の中でときメモは「リアルタイムで更新されているコンテンツ」という認識になったということだろう。
今までは追いかけても追いかけても届かない時空にいたときメモが、今はこんな身近にいる。そんな感覚があるからこそ、「お前らいつまで令和に集まれる悦びを感じてるんだよ」とツッコミたくなるわけだ。
「30年前のコンテンツ1つでこうやって集まれるんだからいつまでも感動するだろ!」と言われれば全くその通りである。
30年も生きていない男の若気の至りだ。許してほしい。
こんなに喜ばしい自惚があるかと思う。コナミ様ありがとうございます・・・!!!

ただ、「もっと!モット!濃ゆ〜い話を聞きたい」というのは本音である。
そろそろ次のフェーズに行きたいというかね。

⁇?「会社の飲み会とオフ会の差が集まる人種の違いだけならば、オフ会の存在などフヨウラ!」

そんな強火なナイトハルト殿下の声もどこかから聞こえてくるかもしれない。
こういうことを言ってると敵が増えていくんだろうなとは感じているが、別にオフ会する人たちを否定するつもりは微塵もない。
むしろ今までオフ会に参加してきた人たちも「お互い相手がどんな人たちかわかってきたし、そろそろ語り合いたいな」と思っているかもしれないし、
青春の思い出で再び集まって繋がれる喜びを共有できたからこそ、これからはもっと濃い喜びを分かち合いたいと考えている人たちも少なからずいるだろう。

そんなわけで2024年のメモリアルを振り返ってみたわけだが、良くも悪くもときメモが身近になった気がする。
公式は「ときメモ30周年はここから後半戦」と宣言していたが、その後半戦が終わってしまうとまた暗黒の世界に戻されてしまうのではないかという恐怖もある。それでも僕はときメモを愛し続けることができるだろうか。
ふとそんなことを考えてしまう時もあるわけだ。
しかし、どんな未来が待ち受けていたとしても僕はときメモを好きになったことを後悔することはないだろうし、これからもときメモと共に生きていくのだろう。
少なくとも今はエモーショナル発売が待ち遠しい。イベントとかあったら嬉しいな。
あと、2024年をときメモを追いかけて追いかけた人間として思ったのが、ときメモの顔である藤崎詩織の声優が金月さんで本当によかったなということだ。
今年はときメモ曲だけで二度のライブ開催、今年の6月には菅原さんとのライブ、来月は同会場で菊池さんの見晴ファンミーティングが決まっている。
金月さんが全ての発端というわけでもないのかもしれないが、彼女がこうやってときメモの中心にいてくれなければ果たして30周年アニバーサリーというのは成立したのだろうか。
そう考えると金月さんには感謝してもしきれないのが2024年であった気がする。

そんなわけで、2024年のメモリアルを振り返ってきました。
ところどころ文句が多くなってしまいましたねw
5月のライブの振り返りを1からやると既にライブの時に書いたnoteとかぶってしまいますから、別のことを書こうと色々振り返ってみたら要らんことばかり思い出してしまいました。
そんなこんなで相変わらず性格が悪いなと自分でも思いますが、これからも温かい目で見守っていただけますと幸いです。

今年もどうかよろしくお願いいたします。

追記
「自分も語りたい!」という人への僕のスタンスは以下の通り。

どうでもいいが、初めてこのシーンを見た時は爆笑した。
「語りたいというのであれば誰も止めはしません。あなたが嘘つきではないのであればどうぞ、お願いします」といった感じである。
まぁ、「どうぞ」と言われても語れるかという話ではあるが。
我ながら性格が悪いと思うが、自分も兵藤と同じで口ではいうくせにいざとなったらそれを反故にした立ち回りをするやつが大嫌いなんだと思う。
言動不一致なことを指摘したときに「実は嘘でした」みたいな態度をされると、それを馬鹿なりに真面目にやってる立場としては決して愉快ではない。
しかし、そんな時に相手に不誠実を指摘したところで逆に「なんで俺がこんな扱いをされないといけないんだ」とキレ返してくるやつもいる。
そういう”すぐ被害者面をする弱者仕草”は腑が煮え繰り返るくらいに腹が立つので、最初から相手が嘘つきかどうかはっきりさせておこうということだ。うん、やっぱり性格が悪い。
遠藤の言葉はあくまで社交辞令であって、そこに誠実さを求めるのは違う気がする。
兵藤の、「金を借りるときだけ媚びてきて、期日に返せと当然の要求をしただけなのに逆ギレの弱者ムーブしてくるやつが憎い」というのと、この遠藤の社交辞令は別物であるわけだ。
そういう意味では、僕の前で「いや〜自分も語りたいですよ」と言って手を動かしてない人たちは社交辞令だったのかもしれない。








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