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【新刊案内】友だち関係に悩む小学生へ!友だち付き合いのコツ教えます
「友だち付き合いって難しい・・・」
「友だち」についての悩みはつきないですね。
大人になってもこの悩みからは逃げられません。
人間関係がそれほど広くない小学生にとっては、かなり大きな問題だと思います。
実際、学研教育総合研究所が公開している「小学生白書2019年」によると、小学生が学校生活で困っている・悩んでいることは「忘れ物」「宿題」に次いで、「友だち」がランクインしています。
とくに小学4・5年生の女子の悩み事1位は「友だち」で、約3割が悩んでいるという結果に。
さらにコロナ禍で、友だちとの付き合い方や距離感にも大きく影響が出てきているのではないでしょうか?
そこで、小学生のための「友だち付き合い」のヒントをつめ込んだ本を発売します!
タイトルは『明日がちょっと楽しみになるコツ 友だちのひみつ』です。
著者は精神科医の香山リカ先生!
香山先生の診療室には、友だちや人間関係に悩む人が日々訪れています。
そんな多くの人の悩みを聞いてきた香山先生は、「友だちの悩みはあって当たり前なんだ」ということに気づいたそうです。
じつは香山先生も、人づきあいが苦手で、学生時代に友だち関係で悩んでいたといいます。
そんなご自身の経験も交えて語られる「友だち付き合いのコツ」は、みなさんの悩みをふっと軽くしてくれること間違いなしです!
友だち付き合いのコツ59!
・友だちがいない
・友だちとケンカしてしまった
・いつまでも友だちでいられるの?
・学校でいじめれている…
様々な悩みに答えるため、この本では59個のコツを紹介しています。
きっとあなたに響く言葉があるはず。
編集担当の私は、友だちが多いほうではなく、「♪友だち100人できるかな?」なんて絶対あり得ない!と考えるようなタイプです・・・
そんな私にズバッとささったのは「友だちができにくいのも個性」
友だちが少ない、できないのは欠点だと思っていたけれど、それもひとつの個性と肯定してくれるこの言葉は、小学生のころの自分に教えてあげたいと思いました。
従来の小学生に向けた「友だち関係」の本では、「こうして友だちをつくろう」「友だちとうまく付き合うにはこうしよう」というアドバイスが書かれていることが多いです。
でも、この本では「そもそも友だちって必要なの?」という話から、「友だちがいなくても生きていける」「友だちは人間でなくてもいい」と、友だちがいないことを否定せず、受け止めてくれています。
もちろん、「友情の長続きのひけつは知りすぎないこと」「まったく違うタイプの人でも仲よくできる」など、友だち関係の築き方も紹介しています。
最近では小学生でも当たり前になってきたSNSでの、上手な付き合い方も載っています。
子どものスマホ利用が心配…という保護者の方も必見です。
子どもの願いを叶える「小学生のコツ」シリーズ
『明日がちょっと楽しみになるコツ 友だちのひみつ』は、「小学生のコツ」シリーズ第二弾です。
4月に発売したシリーズ第一弾は、齋藤孝先生が教える「学校を楽しむコツ」でした。
どうして学校に行くの?学校ってめんどくさい…勉強なんてしたくない!
そんな声にこたえる本です。
子どもに知っていてほしい、でも親が教えるのは難しい
そんなテーマの本を続々刊行予定です!お楽しみに。
編集担当:市村