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社長のひとりごと(26)
「調べる癖をつけておく」
これも習慣なのですが、知らない単語や気になるフレーズやニュース、思い出せない事柄などに出会った際には、とにかくネットで調べます。
時間があればすぐに調べますし、時間がない場合もスマホのメモ帳やリストのアプリを起動して、そこに気になる事柄を書き記して、後で必ず調べるようにしています。
調べた後は、以前に述べましたように何か自分の琴線に触れるものがあれば記録に残しますし、そうでなければそのまま放置となります。
とにかく気になったものは気になったままにはしておけない。物事がどうなったのか、どうなっているのか一旦腑に落としたい。これは性分なのだと思います。
こういう性分の利点としては、能動的になりますからこちらから積極的にどんどん動く習慣付けにもつながっている気がします。
少し前に、このコロナ禍の影響で、ユナイテッド航空の成田の客室乗務員の拠点を閉鎖する
というニュースが流れました。全キャビンアテンダント350人中180人が日本人で、米国の永住権がなければ解雇になるかもしれないというものでした。
それから、ほぼ同じ時期にディズニーランドを運営しているオリエンタルランドのニュースも流れていました。
密を避けるためショーの開催も縮小することから時給契約のダンサーの雇用の維持が難しいというものでした。
この人たちは、仕事を辞めた時にいったいどこに転職されるのだろうか。正社員として大量に雇用できる枠はもう見つかっているのだろうか。業界は違えど、ある意味どちらも同じサービス業なので、我々の仕事を手伝っていただくことも可能なのではないか。CAが沢山入社してくれるといいなあ(笑)
そんなことを考え始めると居ても立っても居られなくなり、ひとまず2社に連絡を入れてみました。
結果としては、雇用の受け皿となるにはまだ至っていませんが、行動したこと自体を後悔はしていません。(実際には、このコラムを書いた後に先方より連絡が入り、CAさんを対象に会社説明会を実施し2名の入社が決定しました。)
調べる癖を持つことは、行動力の基礎づくりにもつながるのではないかと思っています。