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#部下

社長のひとりごと(41)

社長のひとりごと(41)

『言葉が足りているか』

「世の中のいざこざの因(もと)になるのは、奸策(かんさく)や悪意よりも、むしろ誤解や怠慢だね。」ドイツの詩人、ゲーテによる小説「若きウェルテルの悩み」の中にある名言です。

前回、事業所にスタッフが定着しなかったり人材不足に陥ってしまったりするのは上長の部下への向き合い方が足りないからという話をしました。この、「足りない」向き合い方には二つの要素があります。

ひとつは、

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社長のひとりごと(39)

社長のひとりごと(39)

『悩みや仕事をひとりで抱える人の特徴』

 

以前のコラムでホウレンソウ(報告、連絡、相談)の徹底の重要性について触れました。

ホウレンソウをするのは、つまるところ上司と情報共有を図り、その責任を上司に振ること。

ところが、性格なのか習性なのか、なかなか人に相談をしない人がいます。

こうした人は、相談しないという裏側に、悩みや問題をひとりで抱えるという傾向が見受けられます。

ただ、いくら

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社長のひとりごと(35)

社長のひとりごと(35)

リーダーになると、時には部下を叱らないといけない場面も出てきます。
ただ、そういった場面になった際に、叱るのが上手い人とそうでない人がいます。
では、その差はどこにあるのでしょうか。

一番良くないパターンが感情的になること。
感情的にならないためには、叱る目的が何かを明確にしておく必要があります。

一番いいのは叱る基準を決めておくことだと思います。
ルール、方針、枠組みからの逸脱というのが叱る

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社長のひとりごと(2)

社長のひとりごと(2)

『ほうれんそう』

仕事において「ほうれんそう」が大切だとよく言われます。

報告・連絡・相談のことです。

なぜ大切なのかというと、責任のある立場である場合、部下が抱えている情報をきちんと共有することによって様々な判断ができるようになるからです。
また、部下の立場からすれば、持っている情報をすべて上司と共有することで、責任を上司に振ることが可能となります。

ところが、それでも「ほうれんそう」を

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仕事に圧は要らない

仕事に圧は要らない

久々の仕事のコラムになりますね。

多くの人と仕事をしてきましたが、未だに関わる人からは学ぶことばかりです。

反面教師も多く見てきました。

例えば、部下がなかなか育たない上司というのにもいくつかの傾向が見えてきます。

まずはひとりで仕事を抱えてしまう人。

これはいつか別のコラムでも述べましたが、上司が何をどれだけ抱えているかは部下からはなかなか見えにくいですから、透明性をもって発信してくれ

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