#仕事
社長のひとりごと(42)
同じ会社に25年も勤めていますと、長く一緒にいた仲間との別れも何度か経験しています。不思議と、道半ばで亡くなられた仲間については、今でもよく胸の内で語りかけたりすることがありますが、同じ別れでも退職した人に対して同じように思うことはまずありません。
上司もよく言っていましたが、これまでの道のりで振り返ってみて「あいつがいてくれて良かった」と思うことがあっても、これからの道のりを見据えた時に、会社
社長のひとりごと(20)
『関心を抱く』
かのマザー・テレサは「愛の反対は憎しみではなく無関心です」と言っています。
愛とは「向き合う対象へ関心を抱くこと」。
認知症のお客様が孤独になりがちなのは、認知症から引き起こされる周辺症状にご家族や近しかった人たちが戸惑いを覚えて、かつてと同じような触れ合い方や向き合い方を避けてしまわれるからです。
マザー・テレサはこうも言っています。
「人間にとって一番の悲劇は、この世の中
社長のひとりごと(13)
『気づきの力』
介護の仕事もそうですが、サービス業には「気づきの力」がとても大切です。
お客様が何を欲していらっしゃるのか、体調に変化はないか、それらの情報を向き合う相手の発している信号として、ちょっとした仕草や表情など様々な言動から素早く読み取る能力が求められます。
不思議なのは、目の前にある情報源は同じはずなのに、ちょっとしたシグナルを汲み取る力のある人とない人では、得られる情報量に雲泥の差
社長のひとりごと(12)
「志」とは「心指す」が元々の言葉ということです。そして、「士」とは足の形。つまり、心が目指す方向に歩くという意味ですね。
仕事をする上で「なんのために」という目的意識を持つことは、とても大切なことだと考えています。
この職業を選んだ理由は何なのか。サービスを提供する理由は何なのか。常に「なんのために」を中心に考えたり行動したりできるチームは、目的に向かった円滑な組織運営が可能となります。
個
個人情報は大切に扱うこと
コンプライアンス的な話かと思いきや、そうではなくて採用について。
この業界、特に退職者が出なかったとしましても、提供する在宅サービスの需要が増えれば増えるほど供給が追いつかない状況で、そうなると当然人材不足となります。
ですから、採用活動が必要となってくるわけですが、ここにも費用と労力がかかります。
そして、力を注いでせっかく手に入れた「求職者の個人情報」をどのように取り扱っていますか、とい