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#セントケア

社長のひとりごと(43)

社長のひとりごと(43)

引き続きデジタル・トランスフォーメーション(DX)により世の中をどのように変えていくか、どのように変わっていくかという話です。

DXとは、「ITの浸透が、人々の生活や事業経営などあらゆる面で、より良い方向に変化させる」という仮説です。

先日のコラムでは、「DXの思想」について、台湾デジタル担当大臣であるオードリー・タンさんの話をまとめさせていただきました。

今回は、「DXの具体的な取り組み」

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社長のひとりごと(35)

社長のひとりごと(35)

リーダーになると、時には部下を叱らないといけない場面も出てきます。
ただ、そういった場面になった際に、叱るのが上手い人とそうでない人がいます。
では、その差はどこにあるのでしょうか。

一番良くないパターンが感情的になること。
感情的にならないためには、叱る目的が何かを明確にしておく必要があります。

一番いいのは叱る基準を決めておくことだと思います。
ルール、方針、枠組みからの逸脱というのが叱る

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社長のひとりごと(32)

社長のひとりごと(32)

『関心の幅』
以前、よく本を読むということに触れました。
今は以前ほどは読んではいませんが、それでもジャンル問わず月に数冊は目を通しています。
少し話は変わりますが、最近の本屋さんに並ぶ文庫やコミックや、またそこから映像化される作品の傾向として「異世界もの」というジャンルがとても増えたな、と感じています。

「果てしない物語」(ネバー・エンディング・ストーリー)や「ナルニア国物語」それから「オズの

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社長のひとりごと(31)

社長のひとりごと(31)

『環境整備の実際について』

これまでもこのコラムでは環境整備については何度も触れてきました。
環境整備の考え方は、自己啓発書の元祖とも言われているジェームズ・アレンの「原因と結果の法則」に通ずるところがあります。
環境を正しく維持する習慣を持ち続けることで、正しくない状態に違和感を覚えられるようになる。
形から入って心に至る。

つまりは、座学ではなくて「気づきの感性」を育むための具体的な行動実

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社長のひとりごと(30)

社長のひとりごと(30)

意思疎通の齟齬(そご)というか、上手く関係性が築けていないのですが、そのこと自体に気づけていない人がいます。
表面上の関係性と気持ちの通い合った関係性とがありますが、一方通行の感情で「関係性ができている」と思い込んでいる人がつい陥りがちのようです。
では、なぜここで双方の思いにズレが生じるのでしょうか。

表面上の付き合いの特徴を挙げてみると、
・ 他者と距離を置く、他者を簡単に信用しないため踏み

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社長のひとりごと(26)

社長のひとりごと(26)

「調べる癖をつけておく」

これも習慣なのですが、知らない単語や気になるフレーズやニュース、思い出せない事柄などに出会った際には、とにかくネットで調べます。
時間があればすぐに調べますし、時間がない場合もスマホのメモ帳やリストのアプリを起動して、そこに気になる事柄を書き記して、後で必ず調べるようにしています。

調べた後は、以前に述べましたように何か自分の琴線に触れるものがあれば記録に残しますし、

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社長のひとりごと(25)

社長のひとりごと(25)

『センスについて』
先だって、リーダーにとって大切な関係性について述べました。
そのうちのひとつに、自分の考え方や価値観の手本となる人物があるということを記しましたが、ありがたいことに私にもそういった師匠である上司がいます。

その上司がよく言われるのが「センス」について。
辞書には、センスとは「物事の微妙な感じをさとる心の動き、微妙な感覚」とあります。
そして、センスとは「因果律の束をたくさん持

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社長のひとりごと(24)

社長のひとりごと(24)

『リーダーにとって大切な関係性』

リーダーに必要不可欠な関係性が3つあると学んできました。

ひとつは、尊敬できる師匠。自分の考え方や価値観の手本となる人物。

ふたつめは、何でも相談できる同僚。フラットな関係性で忌憚のない意見を述べてくれる人物。

最後は、直言してくれる部下。自分のダメなところや直した方が良いところ、耳に痛いことをきちんと身近で伝えてくれる人物。

中国の古くからの帝王学の書

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社長のひとりごと(23)

社長のひとりごと(23)

『アスパラガスに関する能力』

今回は少しゆるめの話題を。

タイトルを見て、「ああ、あのことだろ」と分かった方は、私と同じ体質の人なのだと思われます。

アスパラガスに関する能力とは、正確に言うと、「アスパラガスを食べた後に出る尿の臭いを嗅ぎ分ける能力」のこと。

信じられない人もいらっしゃるかと思いますが、ことがことだけにあまり声高らかに言ってこなかっただけで、実は20%の人はこの能力を持って

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社長のひとりごと(22)

社長のひとりごと(22)

『言葉の移り変わり』

本を沢山読んできたということで、自分にとってはプラスになる要素は沢山あるのですが、活字に慣れ親しんできたことでの副作用と言えるようなこともあります。

例えば、一緒にいる人が話している単語や言い回しの間違いなどが気になってしまいます。
今だって、この上記の文章にあるのが「間違い」と「間違え」とどちらの表現が正しいのかが気になっています。
そして、気になりだすと、あら大変。一

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社長のひとりごと(21)

社長のひとりごと(21)

『引き出しを用意する』
 
以前のコラムで「アンテナを高く広く張っておく」という話をしました。
今は情報社会。様々な媒体がありますし、その情報量には際限がありません。

その中から人は自分に合った媒体を選んで、定期的に読み込んでいきます。
テレビ、新聞、雑誌、小説、マンガ、ネットニュース、動画、SNSなど最近では同じような内容のものでも、紙面やネットという形で媒体の垣根を越えて情報が発信されていま

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社長のひとりごと(20)

社長のひとりごと(20)

『関心を抱く』

かのマザー・テレサは「愛の反対は憎しみではなく無関心です」と言っています。
愛とは「向き合う対象へ関心を抱くこと」。

認知症のお客様が孤独になりがちなのは、認知症から引き起こされる周辺症状にご家族や近しかった人たちが戸惑いを覚えて、かつてと同じような触れ合い方や向き合い方を避けてしまわれるからです。

マザー・テレサはこうも言っています。
「人間にとって一番の悲劇は、この世の中

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社長のひとりごと(19)

社長のひとりごと(19)

『お酒の話』

50歳になりますが、ここ10年以上お酒を飲まない日というのはほとんどありません。
特段お酒が強い体質ではなく、むしろビール一杯で恥ずかしいくらい真っ赤になってしまいます。
それほど量は飲みませんが、とにかく毎晩飲む習慣がついてしまいました。

学生の頃は先輩たちに無理やり飲まされて、酒の場の雰囲気はともかく、飲むこと自体にはほとんど興味がありませんでした。
好んで飲むようになったの

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社長のひとりごと(18)

社長のひとりごと(18)

『表現の上手い下手』
どれだけ想いがそこにあっても、言葉遣いが良くなくて相手にマイナスのイメージを与えてしまう人がいます。
本人には至って悪気はないのですが、使っている言葉のまずさというかチョイスが本人自身の性格や在り方と括られて捉えられてしまい、一緒に働いているスタッフからも取引先の関係者からも徐々に敬遠されてしまいがちです。
こういう人はどのような訓練をしたらいいか。
話が変わりますが、「マク

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