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【マネフォの人々】理念共感を大事にしていた僕がマネーフォワードに新卒入社したワケ|藤永 旺二郎
こんにちは!マネーフォワード新卒ビジネス採用担当の手塚です。
先月より、採用チームの広報チャレンジとして人材採用部がマネーフォワード公式noteで情報発信を始めました。
今回は「マネーフォワードで活躍している新卒社員はどんな人なのか知ってもらいたい!」という思いから、2020年上半期新人賞を受賞した19卒の藤永 旺二郎さんにインタビューをしました!
藤永 旺二郎(ふじなが おうじろう)
マネーフォワードビジネスカンパニー 事業推進本部
神戸大学経済学部卒業後、マネーフォワードへ2019年度新卒として入社。
学生時代は大手人材系企業での長期インターンや、バックパッカーとして30か国に足を運ぶなど精力的に活動。
現在はインサイドカスタマーサクセスを担当し、士業・中小企業向けにマネーフォワードクラウドの導入レクチャー、運用フォローを行う。
最大の決め手はミッション共感と浸透度
ーー藤永さん、本日はよろしくおねがいします!
就活時代のお話から伺えればと思うのですが、当時はどんな軸で企業選びをされていたんですか?
なんだか面接みたいですね(笑)。
当時の軸は3つあって、①会社の理念に共感できるかとそれが浸透しているか、②自分が成長できる環境かどうか、③海外勤務の可能性、を大事にしていました。
①については、自分がこれまでモチベーション高く活動できていた時のことを考えると、「その組織の理念や思いに共感してそれに向かってなにかをやっている時」だったなと思ったので、就活の軸も優先順位はここを1番にしていました。
人材系の会社で就活カフェの長期インターンをしていたとき、そこの「学生の価値観の幅を広げる」という思いに共感していた経験があって。僕もバックパッカーに行っていて価値観が広がった経験があったので、そこに共感して頑張れていたところはありましたね。
理念の内容は外向き(社会に対してこういうものを創りたいというような内容)であることが大前提で、かつそれが浸透していて事業とも一貫性を感じる会社がいいと思っていました。
②については、バックパッカーの経験からいろんな価値観や考え方を知りたいと思うようになったので、さまざまなバックグラウンドを持つ方と働きたく、中途入社比率の高い会社を希望していました。
③については単純に新しいものに触れたいというのもあったんですけど、日本のファンを増やしたいという気持ちが強かったです。今でも海外で喜ばれている日本のサービスがあると思うんですが、これを増やしたいというか。
具体的な話をすると、ドイツに行ったときに僕が駅で迷っていたら現地の人が丁寧に教えてくれたことがあって、それでドイツのことが好きになっちゃって(笑)。
いいものとかいい思い出があると、その国のことが好きになるんだなって気付いて、逆に海外の人にそのような体験をしてもらい、日本のファンを増やしたいと思ったんです。
ーーその軸からなぜマネーフォワードを選んだんですか?
海外勤務に関してはそこまでマッチしていたわけではなかったんですが、動きとしてはあったので…1番はやっぱり「お金を前へ。人生をもっと前へ。」に共感できたことと、選考中にお話した社員の方々からそれが浸透していることが伝わったので、そこがよかったです。
僕は海外に行ったときに親にお金を借りて今も返済中なんですが…、その結果、良い経験をさせてもらうことができました。
ただ、それができない人も世の中には沢山います。お金はあくまでも手段で、これにまつわる課題を解決して挑戦できる人が増えたらと思い、ミッションに共感しました。
成長できる環境かどうかという点では、僕の代ではまだ新卒3期目で中途入社比率も高く、定量的に売上もすごく伸びていて事業も拡大していたので、他の会社よりも挑戦できる機会が多いと思いました。
業務フロー改善に挑戦した新卒1年目
ーーミッション共感、大事ですね!
ご入社後はどんなことを担当されてきたんですか?
入社してからは2ヶ月の研修を経て、ビジネスカンパニーの事業推進本部に配属されました。
当初は新規開拓のインサイドセールスを担当し、マーケティングが獲得してきてくれたリード情報に対して架電をして商談を調整していました。
僕が入社したときはインサイドセールスという組織を立ち上げるタイミングだったので、架電の他にも業務フロー改善や、フィールドセールスへの連携フローを整備することに力を入れていました。
そこから入社半年後ぐらいにオンラインセールスの比重が大きくなり、年が明ける頃には既存顧客のオンラインセールスを担当するようになりました。
この頃のオンラインセールスをやり始めた頃は苦しかったです…全然達成できなくて。
大型のキャンペーンを打ち出していた時期でKPIも上がり、その中で自分のヒアリングもクロージングも力が全然足りないという状況で、3ヶ月連続未達成でした。しんどかったです。
上長とKPTをしたり、チームで困っている案件について相談し合う共有会をやってみたり、細かいスパンで振り返りをしてすぐに実践するといった、小さいPDCAを沢山繰り返し、徐々に改善することができました。
※KPT…Keep・Problem・Tryの頭文字をとった現状分析とネクストアクション決めの手法
ーー入社から挑戦できたこと、身についた力は何がありましたか?
CRM(顧客管理システム)に顧客情報を蓄積するプロジェクトを発足したのは、事業部にもインパクトがあったと思いますし、自分としてもプロジェクトマネジメントや人を巻き込む力がついた取り組みでした。
以前は顧客情報の管理が属人化していて、共通で使用しているCRMに情報が残っていない場合がほとんどでした。過去の情報がわからないままお電話してしまってクレームになることもあり、分業がどんどん進んでいく中で、組織の連携を強化しなくてはならなかったため、危機感を感じていました。
やりたいことは「顧客情報をCRMに残す」というシンプルなことでも、やる習慣がないものを変えるのは難しくて。半年前に20名ぐらいから運用ルールを決めて始めましたが、最初は誰もやってくれませんでした(笑)。
この運用ルールの目的やメリットを上長から各チームリーダーに伝えてもらい、リーダーがメンバーに伝えるという流れをとってからは、1か月ぐらいで劇的に変化がありました。伝え方や人を巻き込む大切さを学びましたね。
ーー新卒1年目で大きな業務フロー改善でしたね!
藤永さんにとってマネーフォワードはどんな会社ですか?
急にアナザースカイみたいですね(笑)。
うーん…、いい人がめちゃくちゃ多い会社!元々人間関係で悩むタイプでもないですが、その兆しがないです。
みんな誠実で自分を守るための見栄を張ることがないですし、成果を出した人に対して評価や称賛をする人たちで、話していて気持ちがいい人ばかりです。
「お金を前へ。人生をもっと前へ。」を目指して
ーー今後、藤永さんがやっていきたいこと、目指していることを教えてください。
自分の仕事としては、マネジメントに挑戦したいとか、営業として良い成績を出したいとかもあるんですが…。もっと思いの部分の話をすると、ミッション「お金を前へ。人生をもっと前へ。」の実現を目指したいです。
マネーフォワードの方向性に共感しているのはもちろんですし、それが組織にも事業にも浸透しているので、目の前の仕事で結果を出すこと=社会に価値を届けていることだと思っています。
上長がなぜこれをやるか毎回落とし込んでくれたり、自分たちでインサイドカスタマーサクセスチームのミッション、ビジョンを決めたりしているので、自分のやっていることが目指しているものにつながっていると感じます。
なので、やりたいことは「今任せてもらえている仕事で結果を出すこと」です!
ーー目の前の仕事が目指すものとつながっている実感が持てるかは大事ですよね。最後に、どんな人とマネーフォワードをつくっていきたいか聞かせてください!
ミッション、ビジョンの実現を一緒に目指してくれる人というのは大前提で、当事者意識が強くて歯切れのいい人と働きたいです。
僕、「歯切れがいい」っていう言葉が好きなんです。悩みを自分で抱えてしまうのって勿体ないと思うんですよ。答えが出ないなら誰かに聞きに行くというアクションをとったり、決められないなら決めをつくったりできるはずなので。
そういう意味で「歯切れがいい人」と仕事したいです。
マネーフォワードはそういう人だとやりたいことを任せてくれる環境なので、人が気づかないところで課題を見つけてくれて一緒に歯切れよく解決してくれる人、そんな人とミッション、ビジョンの実現に向けて頑張りたいです!
ーー藤永さん、ありがとうございました!
あとがき
今回のインタビューを通して、マネーフォワードの新卒社員がミッション、ビジョンを大事にしていることがわかりました。
そして、私たち新卒採用チームが選考時に1番聞かせていただいている「ミッションの実現に向けて共に熱くなれるか」を藤永さんが体現してくれていると感じ、とても嬉しくなりました!
私は2020年2月より、グループ会社のスマートキャンプからマネーフォワードに出向してきました。コロナの影響で在宅勤務となっていたため、しっかり時間をとってマネーフォワードの新卒社員と話せたのは今回が初めてでした。
社内の自己紹介ページを読み、ミッション共感で入社している人が多いことは知っていましたが、藤永さんとお話できたことで「やっぱりマネーフォワードの新卒社員は思っていた通りだった!」と再確認できました。
この記事に共感し、「マネーフォワードで挑戦したい!」と思っていただけた方はぜひお話しましょう。エントリーお待ちしています!