クアディオ・コネ(選手紹介)
今回はボルシア・メンヒェングラートバッハに所属するコネを紹介していきたいと思います。是非、ご参考ください。
ポジション
コネのポジションはCMです。
プレースタイル
1.ボール奪取
コネの一番の特徴は、中盤でのボール奪取能力が非常に高いことです。中盤の底を主戦場とするコネは、相手の縦へのパスを先読みしてカットしたり、相手ボールホルダーへの的確なプレスでボールを奪い取ります。今シーズンのブンデスリーガでのコネのデュエル勝利数は234回となっており、これは全選手の中で9番目に多い数となっています。このデータからコネの守備能力の高さが伺えます。
2.推進力
中盤から敵陣内へのボールを運ぶ推進力の高さもコネの武器の1つです。強靭な身体能力の高さと185cmもの高身長を活かしたボールキープは、相手守備者のプレスを物ともしません。このコネのボールキープによる持ち運びにより、味方選手の前線への動き出しのタメを作れるため、守備→攻撃へのポジティブトランジションのスイッチ役としても機能します。
3.展開力
守備を得意とするコネですが、攻撃の起点としても活躍します。中盤の底でプレーするコネは、前述したようなボール奪取から、味方へ目掛けて的確なパスを供給していきます。コネの視野の広さ、パス精度の高さは抜群に高く、そこからグラードバッハの攻撃が1つのパターンとなっています。状況に応じたパス供給を得意としており、攻撃のアクセント役も担っています。また、コネは攻撃の核を担っているMFのノイハウスとの相性が良く、連動したパス交換で攻撃の流れを作っていくこともあります。
考察
守備的MFでありながらも、攻撃のスイッチ役としても機能するコネは、アンカーとして中盤の底に置くのが最適な選手だと私は考えています。それはアンカーの位置により、守備に専念させられるからであり、かつ展開力の高さを活かしたプレーを伸び伸びとさせられるからです。個人的には、ゲームメイカータイプのIH2枚と組ませるのが最適だと思っております。アンカーのコネとIHの2人の三角形による連動で、中盤の攻守の切り替えをスムーズに行えば、ゲームを有利に進められると考えられるからです。展開力のある守備的MFのコネのこれからの活躍にも期待したいです。
参考サイト
参考動画
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