Androidタブレットの選び方
今年に入って、母用と自分用の格安中華タブレット2台を購入したので、その時のことを踏まえて、低価格帯のものを中心に書いてみようと思います。
優先順位
価格
画面サイズ
処理能力
ストレージ
その他の性能
価格
価格帯が決まっていると、それ以降の大体の項目は自然と絞られていきます。
1~2万円台
用途としては、ブラウジングや動画視聴など、ライトユーザーはこの価格帯の良いものを選べば、ほとんどストレスなく使用できると思います。
3~5万円台
確実にストレスなくコンテンツ消費したくて、プラスαでライトなゲームやアプリを使いたい方に安心できるスペックが揃っていると思います。
6万円以上
ヘビーなゲームや仕事でも使いたい方は、これぐらいの価格帯のものであれば心配ないと思います。
画面サイズ
用途にもよりますが、動画視聴やブラウジングなら、多少処理能力が劣っても、画面サイズは大きいほうが快適だと思います。
一方、ゲームや仕事などで使いたい方は、画面サイズが多少小さくても、処理能力を優先した方がいいと思います。
そして、予算に余裕がある方は、画面サイズと処理能力も兼ね備えたものを検討しても良いと思います。
あと、解像度は最低でも1920×1200は欲しいところだと思います。
8~10インチ
コスパ重視でゲームや仕事でも使いたい方におすすめです。セルラーモデルを選べば、移動中もスマホよりも大画面で使うことができます。
11~13インチ
コンテンツ消費がメインな用途の方は、Widevineレベルや画面の明るさとスピーカーはチェックした方が良いと思います。
処理能力
処理能力は、RAMは最低でも8G+拡張以上は欲しくて、あとはSoC(パソコンでいうCPU)の性能と価格のバランスで選ぶと良いと思います。よく使われるAnTuTuベンチのスコアも目安になると思います。
Unisoc T606, T616, T618など
1~2万円台のものによく使われているSoC。AnTuTuベンチマークのスコアは20万~25万程度で、コンテンツ消費がメインなら十分ヌルヌル動くでしょう。ブラウジングで画像の読み込みなどが多少発生します。
MediaTek Helio G99など
3~5万円台のものによく使われているSoC。AnTuTuベンチマークのスコアは30万程度で、コンテンツ消費はサクサクですが、ヘビーなゲームは厳しいです。どうしてもという場合は、画質などを下げればできるかもしれません。
Snapdragon 8 Gen 2など
6万円以上のものによく使われているSoC。AnTuTuベンチマークのスコアは120万以上とハイスペックで、どんな用途でもストレスなくこなせるでしょう。よくiPadと比較されるほどの性能があります。
ストレージ
容量は多ければ多いほどいいと思うので、コストとラインナップで判断すれば良いと思います。
容量
コンテンツ消費がメインなら、データを保存したりすることも少ないと思いますし、SDカードなどで補えると思えば、あまり気にしなくても良いと思います。
転送速度
ROMには、eMMCとUFSというのがあり、データの転送速度が異なります。
eMMC 5.0 は最大 3.2 Gbpsに対し、UFS 3.1 は最大 23.2 Gbpsで、UFSのほうがかなり高速になっていて、処理速度にも関係するので、要チェックです。
その他の性能
そのほかは、用途やこだわりによって検討すれば良いと思います。
カメラ性能・・・画素数やAI認識などの機能
バッテリー・・・容量や急速充電対応の可否
顔、指紋認証の有無・・・低価格帯では非対応のものが多い
センサー類・・・ゲームによっては必要なものもある
アクセサリの豊富さ・・・対応するものが手軽に入手できるか?
さいごに
母用と自分用に買ったものを簡単に紹介して終わろうと思います。(アフェリエイトではありません)
TECLAST T50
価格:27,900円(当時は10,250円割引がありました)
画面サイズ:11インチ、2000 x 1200
処理能力:SoC Unisoc T616、RAM 16GB(8GB+8GB拡張)
ストレージ:256GB、UFS2.1
その他の性能:バッテリー 7500mAh+急速充電 18Wなど
現在は在庫切れですが・・・
ALLDOCUBE iPlay60 Pad Pro
価格:24,999円(予約販売価格)
画面サイズ:12インチ、2560 × 1600
処理能力:SoC MediaTek Helio G99、RAM 20GB(8GB+12GB拡張)
ストレージ:128GB 、UFS(バージョン不明)
その他の性能:バッテリー 10000mAh+急速充電 33W、顔認証、PCモードなど