カンジャンケジャン
友達からの返信がなかなか来ず、嫌われたんじゃないかと思う。自分は通知を溜めに溜めまくり、そろそろ収穫できそうだね、旬だねってくらいに赤丸の数字が大きくなっていってるのに。何をするにも憂鬱で、人生に絶望していたはずなのに、部屋を掃除して、美味しいそうめんを食べたら回復してしまった。持久力がないから、ネガティブな感情を持ち続けることが出来ない。悶々と思考していると脳が疲れてきて、ちょっと時間が経ったら嫌なことは忘れて元気になっている。私はこのお気楽な性格が好きだし、この性格なことをかなりアドバンテージだと思っている。全く好都合な脳ミソ、ミソといえば(?!)この間食べた新大久保のカンジャンケジャンとカンジャンセウは本当に美味しかった。臭みが全くなくて、カニミソもエビミソ?も甘くて濃厚で良い意味でしょっぱくて、最高だった。殻の隅々までしゃぶりつくしながらふと考える。「人間より高度な文明をいきるデカ宇宙人が人間を吸いながら、あーこの頭蓋骨吸うと上手いんだよな いやいや、お前爪残すの?ガキやなーとか、糖尿病の足が1番美味いよなあ!とか言ってたらどうしよう」と。「やっぱり人間の赤ちゃんは値が張るけど柔らかくて最高☆」とか、「俺最近お金無くて老人しか食べられてないなー」とか。怖いけど、まあしょうがないのかな。ちゃんと食べる時にいただきますもしくはいただきますに準ずる、命をいただくことに関するお気持ち表明をしてくれたらいいや。でももし地球外生命体がみんなテレパシーで意思疎通していたら?食べられてる私たちは「いただきます」って言われてることがわからないんだって思ったらなんだかすごく悲しい。