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はたらくデザイン読本 vol.2

社員をサーフィンに行かせよう―パタゴニア創業者の経営論

※ 現在は新版として再販されているようですが、ボクのものは旧版です。

いまや知らない人はいないかもしれないアウトドアブランド、パタゴニアの創業者イヴォン・シュイナード氏による2007年に出版された書籍です。いまから16年前に書かれている地球環境についての警鐘、いまも何も変わっていない、むしろ悪化しているのではないかとさえ感じます。16年前に既にこの危機感を持って事業に取り組んでいるパタゴニアの視座の高さは、ボク如きが何か意見を言うことができるようなことはないのですが、イヴォン・シュイナード氏が自然と対峙するスポーツに取り組んできたからこそで、雪山に赴くことが好きな自分としては共感するポイントは多かった。「社員をサーフィンに行かせよう」という抽象度の高いタグラインは、サーフィン以外の言葉に置き換えることによって、あらゆる企業に取り入れることのできる考え方ではないだろうか?そんなことを思わせてくれる思想や取り組みばかりでした。

15年前に一度読んで久しぶりに再読してみて、時代の変化を経てイヴォン・シュイナード氏の理念の強度を再確認する時間に。そして2022年パタゴニアは次のステージへ進んでおり、ブレずに変わることの無い信念の強度を感じざるを得ないニュースでした。

最後にボクが一番印象に残ったのはこのフレーズを。ボクたちが地球環境や政治や歴史に関心をもつべき理由がこの言葉に集約されているような気がしました。

書籍の中で気になった言葉たちはボクのX(twitter)でbiblogを使って紹介しています。書籍の全体の感想はこのnoteでライトに紹介していければと思っています。

また次回お会いしましょう。

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