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あの旭川に行ってきました 〔嘱託医問題〕

SBSK自然分娩推進協会では、ご希望の方にメルマガを配信しています。
今回は、メルマガ45号(2022.04.19)の配信内容です。
※前回からのテーマ「微生物叢に関する話題」は、次のnoteに掲載予定です。

北海道旭川市の嘱託医問題

今回の訪道の目的は、昨年2021年12月26日のシンポジウムでも取り上げた旭川問題です。北海道旭川市の助産所で、嘱託医が急逝され後任も見つからないため、分娩が取り扱えなくなっている問題です。

旭川市役所、鷹栖町役場、旭川医大を訪問

4月14日の午後から日曜夜まで、SBSKの4人(市川、松岡、井上、荒堀)で旭川の市役所、鷹栖町役場、旭川医大と3か所を訪問してきました。
目的は「助産所分娩や自宅分娩が続けられるように嘱託医問題を解決して頂きたい」というお願いを聞いて頂くためです。

市役所と役場の反応はあまりパッとしませんでしたが、新体制の旭川医大では西川学長と古川病院長の両先生に直接お話することができました。

「旭川医大が救急救命を受け入れているのと同じように、生命の危険が迫っている妊婦さんを受けて頂ければ、嘱託医療機関は安心して受託できるので、行政も適切なシステムを考え出します」というものでした。
お二人ともその方向で、院内の周知を図り旭川市とも協議する旨のお返事を頂きました。

旭川医大から見た旭岳

あとは市長をトップとする行政と産婦人科医会と助産所、お母さんたち、との話し合いがもたれて、よい方向にまとまって頂きたいと願いつつ旭川を後にしました。

ホテルを10:30に出て旭川ラーメンを食べて、AirDo→新幹線→高山線で帰ってきました。高山着は21時でした。

厚生労働大臣への要望

次の週末は厚労大臣に再通知のお願いに行きます。「緊急時には嘱託医を介さず直接搬送してよい」と「嘱託医を受けることで新たな義務を負うことはない」の通知を再度発送して頂くためです。

SBSK4人くらいと飛騨市長さんの代理の方々とで行きます。

またその結果は後日お知らせいたします。


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