「助産所分娩を1件でも増やすセミナー」(第7回)開催要旨
SBSK自然分娩推進協会では、代表の荒堀憲二(産婦人科医師)よりメルマガを配信しています。今回は、2024.11.27配信のメルマガ内容です。
第7回セミナー(2024.11.23開催)
今回は終了したばかりの第7回セミナーの様子をお伝えします。内容は
◎1「『タテ・ヨコ・算数』思考で読み解くホモ・サピエンスのお産」
講師:日下剛(産婦人科医、医学博士、 旧湘南鎌倉バースクリニック院長)
オブザーバー:菱川賢志(産婦人科医、国立精神・神経医療研究センター リサーチフェロー)
◎2「みんなで勉強『助産学会ガイドライン』」
講師:荒堀憲二
コメンテーター:福澤利江子
でした。ただし◎2は紙面の都合上、今回は報告できません
講演「『タテ・ヨコ・算数』思考で読み解くホモ・サピエンスのお産」
陣痛は母体の活動抑制(脳や髄液後特に)を誘導し至急の血流分配をより増やして地の状態を低酸素から保護する仕組み。
母体は体力を消耗させず、かつ子宮と胎児に十分な酸素が供給されて良いことずくめ。
母体の安心感により、その抑制を強化できれば、さらに子宮への血流を増やして、分娩遷延や児の低酸素リスクを減らすことが可能。
分娩中、極限まで、子宮にエネルギーバランスを振り分けるできるようになった。
しかし、人類は4万年前ごろから自伝的記憶ができるようになり、陣痛中の前頭葉の活動抑制に対して悪影響をもたらした。つまり余計なことを考えるから分娩が進まないということ。
よって具体的には
お産中はごろごろ楽な姿勢で、先の事は考えないで過ごす。
呼吸に集中する=単純思考をする。未来や過去のことを考えない。
など興味深い話が続き引き込まれるのですが、この後は割愛します。
望ましいお産の結論は、菱川先生の説明に続きました。
「湘南鎌倉バースクリニックでのお産の対応」(菱川賢志)
〇頑張らせないお産
〇助産師は妊婦の前で不安を出さないことをもっととする。
〇無理に歩かせたりしない分娩台に登らせたりしない。
〇分娩台で体を強要しない(分娩台は使わないことがほとんど)
・・・など、ここでは割愛いたします。
詳しくはアーカイブ動画をごらんください。
皆さんの施設ではどうでしょうか?参考にしてください。
ではこのようなナチュラルなお産方法を、助産学会のガイドラインではどう取り上げているでしょうか?
次回以降に続きます
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