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#15 黄昏時に

2024年8月26日19:00

自動車学校の寮の屋上で夕陽を見ながらのんびりする時間がすきです。

沖縄に来て、免許合宿がはじまって
今日でちょうど1週間が経ちました。

晴れた日にはかならず屋上で夕陽を見て
いちばん星に祈ることが癖になりました。

BEGINの歌のせいだね

ほんとうに、当たり前かもしれないけれど
毎日毎日表情がちがうんです。

絵のようにうつくしくて、境目のない
チャコールの雲

まだおひるまの姿の
おおきなおおきな入道雲

この景色は、まだ夢のよう

私の身体はたしかにここにあるはずだけど
この空をからだじゅうで
いいっぱいに捉えるには
鈍くて頼りがない

それほどに巨きいのです

東京という、人間のアートで成った街で
「暮らす」ために適応する。

そうして、1年が経って
なんとか築いたこころとからだのきょりは
ただこの瞬間に
どうしようもなく、置き去りにされる

それが、少し怖くて
でもすこし清々しい



またきょうも、よるがきます。

都会の夜の闇は、かえって深い
星の瞬きを忘れさせてしまう

けれど、わたしたちが見失ってしまうだけで
彼らはいつも変わらずにそこにある

それだけは、きっときっと変わらない

やさしくって、頼りになるね
心がすこーしだけ
やらかくって、太くなるね



きょうもおいもを読んでくださってありがとうございます。
わたしの大切な時間にお付き合いいただいて
一緒に過ごすことができて
とても嬉しいです。

少し心細かったり
独りに感じる夜に灯す
ちいさなあかりのように、あれますように。


またねっ🫶

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